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赤ちゃんにゲップをさせる簡単な方法

赤ちゃんにゲップをさせる簡単な方法

赤ちゃんの授乳後にゲップは必要?

新生児期の赤ちゃんは、授乳が終わったらゲップをさせることが多いですね。
この授乳からの一連の流れは、当たり前のようになっていますが、授乳後の赤ちゃんにどうしてゲップさせる理由は知らないという方がいるかもしれません。
また、赤ちゃんにゲップさせようと思っても上手くできない、というお悩みを抱えているママもいると思います。

 

赤ちゃんは授乳すると、なぜゲップさせた方が良いのでしょうか。
そして新米ママでも上手にできる簡単なゲップのさせ方はないのでしょうか。

ここでは、そんなママたちの悩みを解決できるように、ゲップさせることがなぜ赤ちゃんに必要なのかを知り、新米ママでも簡単に上手にゲップさせる方法をご紹介します。

 

赤ちゃんにゲップは必要?いつまで?

赤ちゃんに授乳した後、ゲップをさせるのはなぜでしょうか。

 

新生児期の赤ちゃんは母乳やミルクを飲むとき、まだ慣れていないため上手に飲むことができず、空気まで飲んでしまいます。
この時期の赤ちゃんの胃は小さく未熟なので、母乳やミルクだけでなく空気まで入ることで、膨満感で赤ちゃんは苦しくなります。
また、ゲップをせず横になるとミルクや母乳を吐き戻してしまうことがあります。

 

赤ちゃんが、膨満感でお腹が張り苦しい思いをしないように、飲んだ母乳やミルクを吐き戻してしまわないように、ゲップが有効だと考えられています。

 

【赤ちゃんのゲップはいつまで?】
赤ちゃんにゲップが必要なのは飲む量や勢いをコントロールできずに空気も飲むから。赤ちゃんが上手に飲むコツを覚えればその必要がなくなります。

 

また、赤ちゃんの首がすわり、胃の入り口の筋肉も発達してくると、自分でゲップするようになります。
ママやパパがいつまでゲップさせるかは、赤ちゃんがおっぱいを上手に飲めるようになるか、赤ちゃんの首がすわるまでというのが一般的です。

 

個人差がありますが生後3ヶ月頃になれば、飲み方も上達して首もすわりだすため、縦抱っこをしてあげるだけで赤ちゃんが自分でゲップできるようになることが多いです。

 

新米ママでも上手にできるゲップの方法

赤ちゃんのゲップのさせ方として、肩に担ぐように抱っこして背中をさする方法があります。
しかし、初めてママになり、新生児期のまだ首がすわっていない赤ちゃんをこのようにゲップさせるのは、慣れないうちは怖いと感じるかもしれません。

 

そこで、新米ママでも怖がらずにできる上手なゲップの出し方をご紹介します。

 

【赤ちゃんのゲップの上手な出し方】
1. ママの太ももの上に横向き(ママから見て赤ちゃんの横顔が見える向き)に赤ちゃんを座らせる。
2. 沐浴するときのように、片手は赤ちゃんの胸を支え、もう一方の手は背中側にもってくる
3. 赤ちゃんの背中を下から上に向かって軽くさすり上げる
4. 5分ほどしてもゲップが出ない場合は止めて様子見する

 

赤ちゃんの体がママの腕に寄りかかるため、赤ちゃん自身の体重でお腹に適度な圧力がかかり、ゲップが出やすくなります。
赤ちゃんの体が曲がりすぎて吐き戻してしまいそうな時は、赤ちゃんのおへそ側に授乳クッション置き、赤ちゃんがクッションを抱え込むような姿勢で体を支えて安定させてみてください。

 

少し時間が経ってから、ゲップが出ることもあるため、出ない時は無理に出そうとせずに、赤ちゃんの様子を見守りましょう。
赤ちゃんが成長して少し体が重くなってきても、この方法ならママの手に負担がかかりにくくて良いですね。

 

赤ちゃんのゲップが出ず心配なママへ

赤ちゃんのゲップが出ないからと言って、ママはそんなに心配することはありません。
母乳やミルクの飲み方も、赤ちゃんそれぞれで違いますから、毎回授乳する度に、ゲップが出るかどうかはわからないのです。

 

ゲップを上手に出す方法を、5〜10分ほど試してもゲップが出ない時は、赤ちゃんの姿勢を変えたり、横向きに寝かせたりして様子を見ましょう。
姿勢を変えただけで、ゲップが出ることもよくあります。
赤ちゃんが吐き戻したものでのどを詰まらせてはいけませんので、平らな布団の上で体ごと横向きにして寝かせている時は、ママは目を離さないようにしましょう。

 

ゲップができずに、吐き戻したとしても、赤ちゃんの機嫌が悪くなければ問題ありませんし、赤ちゃんの発育にも問題ありません。
赤ちゃんの胃の入り口の筋肉はまだ弱いため、生後3ヶ月くらいまでは吐き戻すことは良くあります。
ママはあまり神経質になりすぎないように、おおらかに構えているのがおすすめです。

 

まとめ

ゲップさせることがなぜ新生児期の赤ちゃんに必要なのかは、授乳する時におっぱいやミルクの他に空気も飲んでしまい、お腹が張るのに自分でゲップできず、吐き戻したりするからです。

そして新米ママでも上手にできる簡単なゲップのさせ方は、膝の上に赤ちゃんを横抱っこにして、授乳クッションなどを使い背中をさすり上げることです。
ゲップのやり方にお悩みのママはぜひ一度試してみてください。

 

ゲップが出なくても、焦らず落ち着いて対応すれば大丈夫ですよ。
赤ちゃんが授乳後にゲップが出て、快適に過ごしてくれると良いですね。

この記事を書いたライター

月子
月子

親の病を機に九州へ舞い戻る一児のママライター。 おかしな方言の使い方をする子どもに笑い、癒されながら、バタバタ過ごす毎日です。 趣味は料理とベランダ菜園。育てたものはおいしく食べています! 心がほっとするような、楽しく役立つ情報をたくさんお届けしていきたいです。

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