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哺乳瓶拒否の赤ちゃん!スプーンでミルク授乳法

赤ちゃんにスプーンでミルクを授乳?

赤ちゃんが哺乳瓶を拒否し、哺乳瓶でミルクを飲むのを嫌がる・・・というケースは珍しくありません。

哺乳瓶の乳首というのは、その多くがゴムでできており、繊細な赤ちゃんは少し匂いが気になったり、舌に当たる感触を嫌がったりすることがあるのです。

 

しかし、混合授乳育児やミルク育児をしている赤ちゃんは、どうにかして飲んでもらわないと困りますね。

また、母乳育児中の赤ちゃんも、ママがお出かけしている間には、ミルクを飲んで欲しい、搾乳した母乳を飲んで欲しいもの。

そんな時、哺乳瓶でミルクを上げる代わりに、スプーンでミルクをあげて、スプーン授乳するという方法があります。

スプーン授乳とは一体どのような授乳方法なのでしょうか。

 

今回は哺乳瓶でミルクを飲むのを嫌がる、うまく飲んでくれない時に試してみたい、スプーン授乳について紹介していきます。

 

赤ちゃんへのスプーン授乳とは

スプーン授乳とは、文字通り、ミルク(もしくは搾乳した母乳)をスプーンで赤ちゃんにあげる授乳方法です。

ミルクをスプーンですくい、赤ちゃんの口へ運びます。

 

スプーンは赤ちゃん用の小さく柔らかいものを選びます。

離乳食を食べさせるときのスプーンが最適でしょう。

赤ちゃんの口にフィットするサイズのものを選びましょう。

スプーンも嫌がる場合があるので、さまざまな形状のものを試してあげる必要があるケースもあります。

 

赤ちゃんの体勢は母乳をあげる時や、ミルクを哺乳瓶で授乳する時よりも、少し起き上がった姿勢で、半坐位の姿勢がいいでしょう。

まだ首や腰が据わっていない赤ちゃんは、しっかり首と背中を支えてあげましょう。

ベビーチェアやバウンサーなどで半坐位になれるものがあれば、それに座らせておくのもいいですね。

 

ミルクをスプーンにすくったら、赤ちゃんの下唇にスプーンを当て、口を開けるのを促します。

口を開けたら、赤ちゃんの口の中へミルクを少しずつ流しこむように入れ、飲ませます。

 

赤ちゃんにスプーン授乳をするポイント

赤ちゃんにスプーンでミルクを与える際には、以下のポイントを心がけてみましょう。

 

【飲むリズムは赤ちゃんに合わせてあげる】

ミルクを飲ませるときには、無理矢理飲ませるのではなく、赤ちゃんのペースを尊重しましょう。

無理矢理飲ませると、スプーン授乳も嫌がるようになってしまうかもしれません。

お腹が空いていると、自然に口を開けたり、口に入れたミルクを飲んでくれたりしやすいので、赤ちゃんのタイミングで少しずつスプーンに乗せて飲んでもらいましょう。

 

【時間をかけてあげる】

スプーン授乳はとても時間のかかる授乳方法です。

時間が長くかかって大変ですし、赤ちゃんも途中で飽きてしまうことがあるので、ママやパパとしては急いであげたくなりますが、時間をかけて少しずつ進めることが必要です。

焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて進めてください。

 

【声かけをしながらあげる】

授乳中は、どのような授乳方法であっても、声かけがとても重要です。

優しく声かけをしてもらったり、ママやパパがニコニコしながらミルクをくれると、赤ちゃんも嬉しくなります。

授乳タイムは赤ちゃんとのコミュニケーションタイムでもあります。

楽しく授乳するためにも、「おいしいね。」「たくさん上手に飲めたね。」など、声かけをしながら、赤ちゃんのペースに合わせて飲ませてあげましょう。

 

スプーン授乳をする際の注意ポイント

スプーン授乳は、哺乳瓶拒否の赤ちゃんがミルクから栄養を確保する方法のひとつです。

しかし、スプーンでミルクをあげるのは時間がかかるため、赤ちゃんが途中で飲むのに疲れてしまったり、飽きてしまったりすることがあります。

また、ママやパパもあげるのも大変ですし、何より赤ちゃんの成長段階に応じた量のミルクをあげられているかどうかが心配点でもあります。

哺乳瓶拒否が一時的である場合には、解決策として有効なものですが、徐々に哺乳瓶に慣れさせる、または成長に合わせてコップやストローで飲めるようにしていくことも検討しましょう。

 

普段は母乳がメインという赤ちゃんは大丈夫ですが、ミルクがメインであるンも関わらず哺乳瓶拒否でどうしても飲んでくれず、スプーン授乳が長く続く場合には、定期的に医師や専門家のアドバイスを受けてください。

体重増加や健康状態などを見ながら、赤ちゃんにとって良い授乳方法を見つけていきましょう。

 

まとめ

哺乳瓶を拒否する赤ちゃんへ授乳する方法として、スプーン授乳という方法があります。

スプーンであればミルクを飲んでくれるなら安心ですが、スプーン授乳は時間がかかり、途中で赤ちゃんが飽きてしまったり、こぼしたりして、十分な量が飲めていないかもしれないという問題もあります。

赤ちゃんの成長に合わせて柔軟に授乳方法を替えながら対応してみましょう。

医師や専門家のアドバイスを受けながら、赤ちゃんにとって最適な方法を見つけられるといいですね。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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