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【赤ちゃん初めてのお正月】羽子板は誰が買う?

赤ちゃん初めてのお正月に羽子板は誰が買う?

女の子の赤ちゃんが生まれて初めてのお正月には、羽子板を飾る風習があります。

これは、赤ちゃんの健やかな成長や無病息災を願って飾られるものですが、誰が用意をしてあげたらいいのかは分からないですよね。

羽子板は誰が買ってあげたらいいのか、購入の時期などについても、詳しく見ていきましょう。

 

羽子板とは?

羽子板と聞くと、四角い板で跳ねの先に付いた黒い玉を突く遊びを思い浮かべるかと思いますが、ここで言う羽子板は、女の子の赤ちゃんが生まれた家庭で正月に飾る、豪華で美しい羽子板飾りを指します。

板には女の子のお顔が描かれているものや、お花飾りが華やかに施されているものなどがあります。

7世紀ごろの宮中での遊びが羽子板の始まりと言われていますが、縁起を担いで家庭で飾るようになったのは江戸時代に入った頃。

羽を「つく」ということから、厄除けや邪気をついて払うという意味を込めて飾る風習が広がったと言われています。

今では、女の子の赤ちゃんの無病息災のお守りとして、初めてのお正月に用意をして飾る風習が残っています。

 

羽子板は一般的に誰が購入する?

初節句の飾りは、地域や家柄によって誰が購入するかという話をよく耳にします。

羽子板にも誰が買うかという伝統があるようですが、あまりこだわらなくなってきているのが近年の傾向です。

誰が購入するのか、一般的な例について見ていきましょう。

 

【パターン①母方の祖父母が購入する】

一般的には、羽子板は母方の祖父母が購入して贈るというパターンが多いようです。

昔は、女性は結婚をすると父方の家族と同居になることが多く、赤ちゃんが生まれても実家に気軽に行けなくなることもありました。

そこで、母方の祖父母が会いに行く口実として、羽子板を購入する風習があったようです。

それが現代にも残っていて、感覚的に「母方の祖父母が購入するものだ」というものが残っている地域もあるようですが、そこには厳格な決まりがないこともあります。

 

可愛らしい羽子板も多くありますし、母方の祖父母が用意してくれることもあれば、資金の援助をしてもらってパパとママが好みの羽子板を購入するという方法もあるようです。

 

【パターン②父方の祖父母が購入する】

地域によっては、羽子板などの節目のお祝い品は父方の祖父母が購入することがあります。

羽子板の購入は厳格に誰がするという決まりはありませんが、地域性までは詳しくわからないということもあるでしょう。

誰が購入するかはパパとよく話し合い、失礼のないように祖父母に確認をしてみるのがいいかと思います。

 

【パターン③両親が購入する】

現代では核家族化が進みましたし、祖父母からの資金援助が難しいという家庭も多くなっています。

何らかの事情で祖父母から贈ってもらえなかったり、購入の申し出がなかったりするようでしたら、パパとママが自分たちで好みの羽子板を購入しても問題ありません。

誰が買うべきという決まりはないものですから、自分たちで予算を決めてお家のインテリアに合う羽子板を購入しましょう。

 

羽子板はいつまでに購入するべきか

羽子板は赤ちゃんが生まれて初めての正月に飾るもの。

いつまでに購入するのが良いのでしょうか。

 

【12月の中旬までには用意を】

羽子板は遅くとも12月の中旬までには用意をしておきたいです。

店頭で購入する場合、羽子板が並び始めるのは11月の中旬ごろですが、人気の商品はどんどん売れてしまいます。

そのため、理想としては店頭に並んだら早めに購入し、12月の初旬~中旬にかけて家庭に届くようにするのがいいですね。

インターネットで購入する場合は時期を問いませんが、やはり気を付けたいのは品切れです。

早めに動くことにこしたことはないでしょうから、店頭に並ぶ同時期の11月中旬には検討を始めてみてください。

 

【飾るのはいつまで?】

羽子板は、一般的には小正月の1月15日ごろまで飾ります。

正月飾りとはいえ縁起物でもありますし、赤ちゃんのためにせっかく用意をしたものなので、長く飾りたいと考えるかもしれませんね。

縁起を担ぐ羽子板に関しては、いつまでに片づけなければいけないという時期はありませんので、長く飾っていても大丈夫。

せっかくなので、初節句まで一緒に飾って思い出を残すという家庭もありますよ。

家庭のタイミングを見ながら、いつまで飾るか検討していきましょう。

 

まとめ

日本には、赤ちゃんが生まれた最初の正月に羽子板を購入して飾る風習があります。

羽子板飾りは一般的には母方の祖父母が購入することが多いようですが、決まりはありませんので、誰が購入してもいいものです。

パパや祖父母とよく話し合いをし、検討をしていきたいですね。

 

羽子板を購入する上で、時期には気をつけて欲しいと考えます。

遅すぎると人気の商品がなくなってしまうためです。

せっかく購入するのでしたら、じっくり選んで気に入ったものを用意してあげたいですよね。

羽子板は、11月中旬ごろから検討を始め、12月上旬~下旬には届くように購入しましょう。

じっくり選びながら、赤ちゃんのために気に入った羽子板を購入できるといいですね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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