赤ちゃんのお七夜に手形足形を残そう
赤ちゃんが生まれて初めてのお祝いごと「お七夜(おしちや)」。
お七夜は、生後7日目に行うイベントで、「生まれて7日間元気に育ったね」というお祝いの意味を込めて行います。
お七夜と言うと「命名式」と言って、赤ちゃんに名前を付ける儀式を行うことが有名ですが、この他にも記念として「手形足形」を残すご家庭も増えているんですよ。
そこで今回は、生まれて間もない赤ちゃんの小さな手や足を、大事な記念として残す方法についてご紹介します。
お七夜に手形足形を残す際の準備
まずはお七夜に赤ちゃんの手形足形をを残す際の準備からご紹介しましょう。
生後7日というのは、出産後に退院してからあっという間にやってきます。
お七夜に赤ちゃんの手形足形を残したいという場合は、出産前に必要なものを準備しておくといいですね。
【赤ちゃんの手形足形を残す用紙】
赤ちゃんの手形足形を残す用紙は、なるべく厚紙などしっかりした用紙が良いでしょう。
できれば飾っておけるように額縁に入れられるサイズのものがいいですね。
最近では、手形足形を記念に残すママも多いことから、専用のキットが販売されていることがあります。
命名書の隣に手形足形を残せるものから、データを元にして印刷してくれるタイプのものもあります。
お気に入りのアイテムを探してみましょう。
【赤ちゃんの手形足形を残すインク】
手形足形アート用の専用インクやスタンプパッドなどを活用するのがおすすめです。
基本的に、手足に付着するものですから、すぐに洗い流せるインクが好ましいでしょう。
絵の具を使う場合は、水性のものを使うようにし、赤ちゃんが誤って舐めてしまわないよう注意してくださいね。
手形足形をとったら、すぐにインクを拭き取れるように濡れタオルを用意しておくと便利ですよ。
赤ちゃんの手形足形を上手くとるコツ
新生児の場合、体も小さく、ママやパパも赤ちゃんに慣れていないことから、手形足形をとりたくても上手くできない…ということもありますよね。
お七夜の記念に手形足形を上手くとるにはどうしたらいいでしょうか?
【手形足形は赤ちゃんが寝ている間にとる】
新生児のうちは、1日のほとんどを寝て過ごす赤ちゃん。
そのため、寝ている時の方がすんなり手形足形をとれることが多いようです。
赤ちゃんが寝ている間なら、暴れてしまったりインクを舐めてしまう危険もないので上手にとることができますよ。
【ママとパパの連携プレーで上手にとる】
せっかくぐっすり寝ている赤ちゃんの邪魔をしてはいけないと、赤ちゃんが起きているときに手形足形をとる場合は、ママとパパの連携プレーが成功のカギです。
たとえば、パパが赤ちゃんをあやして気を引いている間に、ママが赤ちゃんの手をとり、形をとる…というように、事前に入念な打ち合わせをし、効率よく行いましょう。
あまりもたついて時間がかかってしまうようだと、赤ちゃんも嫌がって泣き出してしまう可能性があります。
なるべく短時間でサクッと済ませましょう。
【インクはたっぷり付ける】
手形足形をとる際に使用するインクは、なるべくたっぷりと付けましょう。
その方がペタンと押した時にきれいに形が残せますよ。
赤ちゃんが動いた時に、インクや絵の具が抱っこしているママの服に付着したり、床に垂れてしまったりする心配があるようならば、事前に新聞紙やレジャーシートを敷いておき、ママも汚れても構わない服装で行うなど工夫をしましょう。
【インクが難しいなら粘土タイプもおすすめ】
インクで残す手形足形以外にも、最近は粘土タイプのものもあります。
これならば、インクが飛び散る心配も要りませんし、赤ちゃんが誤って舐めてしまう心配もありませんね。
ただし粘土タイプの場合は、少し力を入れてグッと押さないと跡が残らないようなので、ママやパパが手足を持って押し付けるようにしましょう。
新生児の赤ちゃんは、手をぎゅっと握り、グーの形にしていることが多いです。
手形をとる際は必ず、事前に手のひらを拭き、きれいな状態にしてから形を残すようにするといいですよ。
お七夜で手形足形をとる際の注意点
お七夜のお祝いで赤ちゃんの手形足形を残し場合は、以下の点にも気を付けるようにしましょう。
【注意点①多少ズレても気にしない】
新生児の赤ちゃん相手ですから、手形足形が上手く残せない場合もあります。
多少ズレてしまっても、インクがかすれてしまっても、あまり気にせず、それもまた良い思い出として残すようにしましょう。
【注意点②ママと赤ちゃんの体調を見て行う】
生後7日というと、まだママも赤ちゃんも心身ともに不安定な時期です。
お七夜というイベントそのものが大変なケースもありますので、無理をせず、体調が落ち着いてから行うようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんの誕生を祝って行う「お七夜」。
育児に不慣れなママとパパなので、手形足形を上手くとるのは難しいかもしれませんが、今しかないこの小さい手足を思い出として残しておくのは素敵なことです。
赤ちゃんの成長はあっという間ですから、この一瞬一瞬を、大切に過ごしてくださいね。