赤ちゃんのお食事クッションは必要?
赤ちゃんも1歳近くになるとひとりで座れるようになり、食事のときなどに「大人と同じ椅子がいい!」と自己主張することもあります。
もう大きくなったのだからと今まで座っていたベビーチェアを嫌がるようになってしまうことも。
ですが、大人と同じ大人用の椅子に座らせるのは安全面からも心配なときがありますね。そんな時に便利なのが、お食事クッションです。
お食事クッションとは、小さな子が大人と同じ椅子に座る時に高さを調節するためのクッションのことです。
クッションにベルトがついており、クッション自体を椅子に巻きつけて固定することで高さをカバーしつつ安全に座ることができます。
お食事クッションは、2〜3歳くらいの子を対象としたものも多いのですが、ハーネスのベルトが付いているタイプならベビーでも安心。
大人の真似をしたがる時期だからこそ、成長に合わせて対応が可能なお食事用クッションが活躍します。
幼児期にも比較的長く使用できるため、1つ持っておくと便利です。ここからは、メリットや選び方を詳しくご紹介していきますね。
赤ちゃんのお食事クッションのメリット
赤ちゃんのお食事用クッションにはメリットもたくさん。ここでは3つご紹介していきます。
【メリット①持ち運びができる】
鞄くらいのサイズ感で軽いのでお出かけ時にも便利です。
・遠出をした時
・実家に帰省する時
・外食する時
遠出をする時には、車での移動であってもベビーチェアを乗せていくのは難しいですね。バスや新幹線などの移動ならばなおさらです。
実家での食事や外食時などテーブルで赤ちゃん用の椅子が無い場合にも、お食事用クッションがあれば赤ちゃんも一緒に食卓を囲めます。
【メリット②ある程度の高さなら調節が可能】
赤ちゃんのお食事用クッションの中には、高さが調節できるものがあります。
中身のクッションの枚数を変える事で調整できるタイプなら、テーブルの高さの違いや赤ちゃんの成長にも対応できます。
【メリット③お手入れがラク】
ベビーチェアの場合、シート部分が布などだと汚れが落ちないこともあります。
ですが、離乳食期の赤ちゃんは綺麗に食べることは難しいもの。
嫌がってお皿をひっくり返したり、遊び食べで散らかしてしまうことも多々あります。
たとえ座面に撥水加工があっても、背持たれが布だと赤ちゃんが触って汚れてしまうこともありますね。
布製のシートやクッションを汚れるたびに洗濯するのはとても大変ですね。
また、座布団や一般的なクッションを敷いて食べると、汚れが心配ということもあります。
お食事クッションならば、汚れを拭き取りやすい素材なのでママやパパも安心して赤ちゃんの食事を見守れます。
赤ちゃんのお食事クッションの選び方
メリットを踏まえて、次はお食事クッションの選び方のポイントを見ていきましょう。
【選び方①形や大きさを決める】
基本的には、正方形が多いのですが、中には丸型もあります。
サイズも、赤ちゃんのおしりの大きさに合わせたものと大人の椅子の座面に合わせたものがあります。
赤ちゃんの体は成長しておしりも大きくなるので、長く使いたい場合には大人の椅子と同じサイズのものを選ぶのがおすすめです。
【選び方②高さの調節機能の有無】
クッションによっては調節機能がない製品もあるため、いつの時期まで使用するのかも考慮して選びましょう。
2人目以降の予定がある場合や、お下がりであげる当てがある場合などは長く使うことになりますね。
その場合、調節機能があるはより長く利用ができるのでコスパが良くなります。
【選び方③安全性の高さ】
お食事クッションは、大人も使う椅子に固定して、その上に赤ちゃんが座るので安全性は必須です。
・ベルト部分がしっかりとした素材になっており、しっかりと固定できるか
・クッションの裏面に滑り止めが付いているかどうか
・クッションの大きさが赤ちゃんに合っているか
・月齢が小さな赤ちゃんにはハーネスタイプが安全
赤ちゃんによっては、食事中に体を大きく動かす子もいますよね。
お食事クッションの中には、ハーネスタイプになっており肩ベルトまで付いているものがあります。
動いても椅子から落下しないためには、クッション自体が椅子からズレない様に椅子と固定され、椅子との設置面への滑り止めもあるタイプが安心ですよ。
【選び方➃掃除がしやすい】
まだ綺麗に食べられない赤ちゃんだからこそ、食事中にあちこちを汚すことは避けられませんよね。
お食事クッションは合成皮革のものが多いのですが、中にはカバーを取り外してお手入れできるものもあります。
拭き取った後も臭いが残るのがいやな場合などには、取り外して洗濯できるものが良いですね。
まとめ
赤ちゃんのお食事クッションは、ベビーチェアより知名度が低いために「本当に必要?」と疑問に思う場合もあるかもしれません。
しかし、大人と同じ椅子で食べたいという赤ちゃんの成長の兆しを温かく迎えてあげるには最強の助っ人になります。
お食事クッションのメリットを踏まえて、最適なものを選んでいきましょう。