離乳食でツナはいつから使える?
1年中スーパーで手軽に購入できるツナ。
缶詰で販売されていることが多いツナですが、一般的に離乳食には中期から使用できると言われています。
しかし、離乳食に使用する際には、どんなことに注意してツナを選べばいいのか、汁は捨てた方がいいのかなど悩むこともあるでしょう。
今回はツナを離乳食に使用する際のポイントや、離乳食期別におすすめレシピを紹介するので、よければ参考にしてくださいね。
離乳食でツナを使用する際のポイント
手軽に購入できるツナ缶ですが、ツナを使用する際のポイントを見ていきましょう。
【何の魚を使用しているのか確認する】
離乳食に使用するツナは、マグロかカツオのものを使用しましょう。
裏面の原材料で何の魚を使用しているのか確認してみて下さいね。
【ノンオイル・食塩不使用を選ぶ】
ツナ缶には、水煮や油漬けなどの種類がありますが、離乳食に使用する場合は水煮缶を選びましょう。
油缶も湯通しすれば、余分な油は落ちますが中に染み込んでいる油までは落ちません。
油が残っていると、赤ちゃんのお腹に負担が掛かるので水煮缶を選んでください。
食塩不使用の水煮缶がおすすめです。
食塩が入っているツナ缶しか手に入らなかった場合、湯通しすると余分な食塩が抜けるので、使用する前に湯通ししましょう。
【使い切れない場合は冷凍保存する】
離乳食期の赤ちゃんは、まだ食べられる量が少ないため、開封したツナ缶を1回で使い切れないことが多いのではないでしょうか。
そんな時は、しっかりと水切りをして1回量をラップで包んで小分けにし、保存袋に入れて冷凍保存するのがおすすめです。
小分けに冷凍しておくことで、そのまま調理することができ、手間も省けますよ。
【トロミをつける】
また、ツナは栄養はありますが、ボソボソとして口の中でまとまりにくく、食べづらいこともあります。
調理の際には片栗粉などで、トロミをつけてあげると食べやすくなりますよ。
離乳食期別おすすめツナのレシピ
離乳食の時期別におすすめのツナレシピを紹介します。
【離乳食中期~:万能ツナのトマトソース】
色々なアレンジができるツナのトマトソースレシピです。
1.玉ねぎをみじん切りにする
2.ツナの水を切り、下茹でしておく
3.1と2、トマトの水煮缶を入れて20分ほど煮込む
多めに作って冷凍保存をしておくと、パンやリゾット、パスタにもアレンジできるおすすめのレシピです。
【離乳食中期:ツナのポテトサラダ】
彩りも鮮やかで味付けなしでもおいしいレシピです。
1.じゃがいも、にんじん、ブロッコリーを柔らかくなるまで茹でる
2.じゃがいもは粗く潰し、にんじんとブロッコリーはみじん切りにする
3.ツナの水気をきり、茹でる
4.2と3を混ぜる
赤ちゃんの分を取り分けた後に、マヨネーズなどで味付けをすると大人もおいしく食べられますよ。
【離乳食中期:ツナの煮込みうどん】
野菜がたっぷりで栄養満点のレシピです。
1.にんじん、大根、小松菜、うどんを食べやすい大きさに切る
2.ツナの水気をきり、茹でる
3.鍋に1と2を入れ、水分が少なくなるまで煮る
4.3に水溶き片栗粉を入れてとろみがついたら粗熱を取る
とろみが付いているので、最後までおいしく食べられます。
【離乳食中期:ツナのクリームリゾット】
栄養たっぷりの洋風レシピです。
1.鍋にお湯を沸かして、ツナを湯通しする
2.ブロッコリーを柔らかく茹でて花蕾の部分をそぎ落とす
3.玉ねぎは、みじん切りにして柔らかく茹でる
4.鍋に1、2,3と豆乳、お粥を入れてひと煮立ちする
アレンジが簡単で、にんじんやかぼちゃ、さつまいもで作るのもおすすめです。
【離乳食後期:ツナの炊き込みご飯】
洋風なので、和食に飽きたらピッタリのレシピです。
1.にんじん、玉ねぎを食べやすい大きさに切る
2.お米を研いで水、調味料、ツナ、1を入れて”おかゆ”モードで炊く
多めに作って小分け冷凍も可能です。
【離乳食後期:ツナと豆腐のハンバーグ】
手づかみ食べにおすすめのレシピです。
1.木綿豆腐を水切りして潰す
2.ひじきを水で戻して水切りする
3.ボウルに1と2、ツナと片栗粉、小麦粉を入れて混ぜる
4.フライパンで両面こんがり焼く
他の野菜や納豆などを入れてのアレンジも手軽で簡単にできます。
【離乳食後期:ツナのパンキッシュ】
食パンを下に敷いているので、手づかみ食べもできるレシピです。
1.マドレーヌ型に合わせてサンドイッチ用のパンを切る
2.マドレーヌ型に合わせて優しく押さえる
3.ブロッコリーと玉ねぎを茹でて、粗みじん切りにする
4.かぼちゃを茹でて1センチ角に切る
5.卵、牛乳、3と4、ピザ用チーズを入れて混ぜる
6.2に5を入れて予熱したオーブン180度で焼く
たっぷり野菜が入っており、手づかみ食べもできるので朝ごはんにもいいですね。
まとめ
ツナは離乳食中期から使用でき、また手軽に入手できる食材です。
購入する時は、食塩不使用の水煮缶を選ぶようにすると、赤ちゃんのお腹に負担もかからずに使用できますよ。
また、冷凍保存もできるのでそのまま、もしくは少し調理してから小分けにして保存しておくと、後で調理が楽になるのでおすすめです。
今回紹介したレシピを参考に、離乳食にツナを取り入れてみて下さいね。