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離乳食にかぶを使う時のポイント

離乳食でかぶはいつから使える?

味も淡白で、離乳食に取り入れやすいかぶ。春と秋の2回に旬を迎えるかぶですが、いつから離乳食に使用できるのかご存じですか?

 

かぶは、離乳食初期(葉は離乳食後期)から使用することができます。

火を通すと甘みも出て、短時間で柔らかくなるので離乳食におすすめの食材です。

 

しかし、どのようにかぶを調理してあげればいいのかなどを悩むこともあるでしょう。

そこで今回は、離乳食にかぶを使用するポイントや離乳食期別におすすめのかぶのレシピを紹介します。参考にしてみてください。

 

離乳食でかぶを使用する際のポイント

離乳食初期から使用でき、火を通すと甘みもでるかぶですが離乳食に使用する際のポイントを解説していきます。

 

【選び方】

かぶはの実は、根の部分に割れや傷がなく、根の表面部分にツヤがあるもの、ずっしりと重みのあるものを選びましょう。

葉は、活き活きとしていて、茎にしっかりとした硬さがあるものがいいでしょう。

 

かぶは、春と秋の2回旬を迎える野菜です。

春(3~5月)は、肉質が柔らかく、秋(10~12月)は、甘みのある味を楽しむことができます。

 

選び方を参考に、春と秋のかぶの違いを楽しんでみましょう。

 

【保存方法】

葉と根元部分を切り落とし乾燥しないようにラップなどで密閉して、冷蔵庫で保存します。

葉は2日程度、かぶは4~5日程度で食べきるようにしましょう。

 

かぶは、生でも加熱後でも冷凍保存をすることができるので、使い切れない分は冷凍保存するのがおすすめです。

 

【下ごしらえ】

かぶは、皮の近くに繊維が多いので分厚めに皮を剥きましょう。

繊維が多いため細かく切ってから茹でるより、大きく4等分にカットした後柔らかく茹でて、食べるときにスプーンで潰したり小さくカットすると良いでしょう。

葉は栄養がたっぷりですが、離乳食後期から与えるのがいいでしょう。

あくが強く、硬いので柔らかく煮てから細かく刻んであげるといいですよ。

 

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離乳食期別おすすめのかぶレシピ

離乳食の時期別におすすめのかぶのレシピを紹介します。

 

【離乳食初期:かぶのミルクスープ】

かぶとミルクの優しい甘みを感じられるスープです。

 

1.かぶの皮を分厚めに切って、柔らかくなるまで下茹でをする

2.1を取り出し、かぶの繊維が残らないように裏ごしをする

3.2と水溶き片栗粉、粉ミルク、水を鍋に入れてひと煮立ちさせる

 

コンソメを入れることで大人もおいしいメニューです。取り分けメニューとしてもおすすめですよ。

 

【離乳食初期:かぶと豆腐煮】

食べやすい豆腐と一緒に煮るメニューです。

 

1.小さく切ったかぶを鍋で茹でて、柔らかくなったら豆腐も入れて茹でる

2.1を一度鍋から取り出して漉す

3.2を鍋に戻し入れ、だし汁を入れて少し煮る

4.片栗粉を入れて、好みの固さに調整する

 

だしを使用せずに、海苔を溶かしてあげるのもおすすめです。

食べられるようになった他の野菜を入れるなど、アレンジしてみてもいいでしょう。

 

【離乳食中期:かぶと白身魚のとろ煮】

かぶに魚の旨味も染みこむのでおすすめのレシピです。

 

1.白身魚とかぶをだし汁で柔らかくなるまで煮る

2.ひと煮立ちさせたら、水溶き片栗粉を加えて、とろみをつける

 

とろみをつける前の状態で、冷凍保存をすることも可能です。

冷凍保存しておいたものは、ご飯に混ぜてもおいしいので試してみて下さいね。

 

【離乳食中期:かぶとささみのとろ煮】

色々な食材が食べられ、栄養満点のレシピです。

 

1.かぶ、にんじん、ほうれん草を食べやすい大きさに切る

2.ささみを下茹でし、ほぐしておく

3.1を柔らかくなるまで、鍋で茹でる

4.3にだし汁と2を入れてひと煮立ちさせる

5.4に水溶き片栗粉を加えて、とろみをつける

 

かぶで、とろみがついていれば水溶き片栗粉は加えなくてもいいですよ。

かぶは、短時間で柔らかくなりますが、にんじんは火が通りにくいので気を付けましょう。

にんじんを先に茹で始めるか、レンジで加熱しておくのもいいでしょう。

 

【離乳食後期:かぶと鮭のあんかけうどん】

たくさんの野菜がとれ、アレンジもたくさんできそうなレシピです。

かぶの葉も使うので、かぶを丸ごと楽しめますよ。

 

1.鮭を下茹でして、骨と皮を取り除いておく

2.うどんを食べやすい大きさに切り、下茹でする

3.かぶ、白菜を食べやすい大きさに切り、かぶの葉はみじん切りにしておく

4.鍋に3を入れて柔らかくなるまで煮る

5.4に鮭を入れてひと煮立ちさせる

6.5に水溶き片栗粉を入れてとろみをつける

7.好みで6に溶き卵を入れて、しっかりと火を通す

8.7をうどんの上にかける

 

大人でもおいしく食べられるレシピです。

うどんだけでなく、ご飯の上にかける、具材を変えるなどアレンジがたくさんできそうですね。

 

まとめ

かぶはクセがなく離乳食初期から使用することができます。(葉は離乳食後期からがおすすめ)

また、春と秋の2回旬を迎えるので旬の野菜として使用するのもおすすめです。

 

生のままでも、加熱後でも冷凍保存することができるので、離乳食におすすめの食材ではないでしょうか。

アレルギーの心配も少ないので、離乳食にかぶを使用してみてくださいね。

この記事を書いたライター

村上あやみ
村上あやみ

5歳、3歳、0歳の三兄弟を育児中のママライター。関西在住で元気いっぱいの息子たちと、笑顔の絶えない家庭を目指し子育て奮闘中!!!幼児・0歳児の子育て経験を活かし、新米ママやプレママさんが安心して育児ができるような記事をお届けします。

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