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離乳食で長芋を使えるのはいつから?

離乳食の長芋は使う時期に注意!

長芋はとろろにしたり切ってサクサクとした食感を楽しんだり、好きなママも多いのではないでしょうか。

すりおろしたらとろとろになってすぐに食べられることから、離乳食に向いているように思いますよね。

 

しかし長芋はかゆみが出る可能性のある食材のひとつであり、使う時期には注意が必要です。

手や口の周りについて、かゆくなったり赤くなったりした経験のあるママもいるでしょう。

 

そこで今回は、離乳食の長芋の使い方について注目します。

使う時期や下ごしらえのコツ、おすすめレシピなどをご紹介しますので、これから長芋を試してみたいママは是非参考にしてくださいね。

 

離乳食で長芋を使えるのはいつから?

離乳食で長芋を使えるのは、生後9~11ヶ月の離乳食後期から。

すりおろすとドロドロになり飲み込みやすそうなので、赤ちゃんでも早い段階から食べられそうなイメージがありますよね。

しかし長芋は、長芋に含まれる「シュウ酸カルシウム」などの成分がかゆみを引き起こす可能性がある食材です。

 

食べなくても、口の周りや手などの皮膚についただけでかゆみや赤みが出ることもあります。

そのため離乳食後期以降にはじめましょう。

 

また離乳食で長芋を使う際は、必ず酢水につけてアクを抜き、加熱してから使ってくださいね。

かゆみを引き起こす成分は、お酢などの酸性のものにつけたり加熱処理をしたりすることで分解されます。

大人は生で食べることもありますが、子どもに生で与える場合は3歳以降が推奨されているようです。

 

離乳食で長芋を使う際のコツ

ぬるぬるして切りにくかったり変色してしまったり、ママの手についてかゆくなってしまったりと、長芋は少し扱いづらく感じてしまいますよね。

長芋の下ごしらえには、ちょっとしたコツが必要なのです。

 

【①洗って皮を厚めにむく】

キッチンペーパーなどで包むように持ってピーラーを使えばすべりにくく、ママの手にもつきづらいかもしれません。

長芋を縦に立て、包丁で上から下に皮をむく方法もおすすめです。

 

【②あくを抜く】

酢水であく抜きをすると、切った後の変色やかゆみを抑えられます。

水500mlに酢小さじ1杯位の濃度の酢水を作り、10分程度つけておきましょう。

 

【③赤ちゃんの食べやすい形状にする】

あく抜き後は水気を拭き取り、赤ちゃんの食べやすい形状にします。

すりおろす場合は、持つ部分をキッチンペーパーなどで覆えば、すべりにくくなりますよ。

 

【④加熱する】

離乳食で使う長芋は鍋で茹でたり、電子レンジを使ったりして必ず加熱します。

 

すりおろす場合は、先に茹でてしまうのもひとつの方法です。

長芋は加熱するとホクホクになるのですりつぶしやすく、手についた際のかゆみも抑えられるでしょう。

 

長芋を使ったおすすめレシピ

すりおろしたり薄切りにしたりと、食感の違いが楽しい長芋。

栄養価が高くスーパーなどでも手に入りやすいため、積極的に離乳食に取り入れたい食材ですよね。

長芋を使ったおすすめレシピを、いくつかご紹介します。

 

【おかゆ】

まずはおかゆに混ぜて、とろろご飯のようにするのはいかがでしょうか。

いつもとは食感の違ったおかゆになり、赤ちゃんも喜ぶかもしれません。

少し鰹節を加えてあげると、よりおいしくなります。

 

【とろとろ煮】

出汁で柔らかく煮た野菜を細かく切り、すりおろした長芋と一緒に煮て、少し醤油で味付けしてみましょう。

すりおろした長芋のとろとろで、野菜も飲み込みやすくなりますよ。

 

【おやき】

野菜やしらすなどの好きな具材、片栗粉、すりおろしやつぶした長芋を混ぜ合わせて焼けば、おやきになります。

合わせる具を変えれば雰囲気や味も変わり、赤ちゃんも飽きません。

手づかみ食べの練習にも良いでしょう。

 

【ハンバーグ】

ひき肉や玉ねぎ、小麦粉、すりおろした長芋をよく混ぜて作る、ハンバーグもおすすめです。

長芋を使うとふんわりした食感になり、赤ちゃんも食べやすくなりますよ。

 

【お好み焼き】

お好み焼きに長芋を入れると、ふわふわになっておいしいですよね。

赤ちゃん用のお好み焼きにも取り入れましょう。

おやきと同じく、手づかみ食べにもぴったりです。

 

【長芋のソテー】

完了期が近づいた頃には、赤ちゃんの様子を見ながら長芋のソテーも試してみてください。

フライパンにバターを溶かして、輪切りやスティック状に切った長芋を両面焼き、少量の醤油をたらして絡めれば完成です。

 

厚く切ってしまうと火が通りにくく、硬くて喉につまることもあるため、薄切りにしましょう。

赤ちゃん用を取り分けてから醤油を足せば、大人の食事の一品にもなり一石二鳥ですよ。

 

まとめ

じゃがいもやさつまいもと同じく、離乳食の早い段階から使えそうなイメージのある長芋。

しかし長芋はかゆみを起こす可能性があるため、生後9~11ヶ月の離乳食後期以降、慎重に取り入れましょう。

 

すりおろしたものを他の食材と混ぜれば、長芋のとろみで飲み込みやすくなり、離乳食で重宝します。

またつなぎとして使えばふわふわの食感になり、赤ちゃんも喜んで食べてくれますよ。

 

またぬるぬるしたり手につくとかゆくなったりするため、下処理がめんどうに感じるかもしれませんが、コツを掴めば簡単です。

おすすめレシピを参考にして、是非作ってみてくださいね。

この記事を書いたライター

中岡ゆり
中岡ゆり

5歳と2歳の男の子を育児中のママライター。ワンオペの毎日は大変ですが、バタバタと賑やかに過ごしています。 現在はパートをしながら、在宅ライターとしても活動中。ちょっとしたことで不安になり、心配していた0歳児育児。 同じように悩むママたちが、今しかない赤ちゃんとの貴重な時間を安心して楽しめるきっかけになるような記事をお届けしたいと思います。

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