赤ちゃん卒乳後の寝かしつけは大変?
赤ちゃんが寝る前はおっぱいやミルクなどの授乳が欠かせないという赤ちゃんも多いです。
授乳すれば、寝かしつけに苦労せず、すぐにぐっすり寝てくれるという子もいます。
しかし、そんな赤ちゃんが卒乳をすると、寝かしつけの方法が1つなくなるわけですから心配ですよね。
卒乳後、寝ぐずってなかなか寝ない時、夜泣いて起きた時、どのような方法で寝かしつけたらいいのでしょうか。
今回は卒乳後の寝かしつけ方法について紹介します。
赤ちゃん卒乳後の寝かしつけ方法
卒乳後は、授乳以外で寝かしつけをしなければいけません。
寝かしつけにはどのような方法があるでしょうか。
【車に乗せて寝かせる】
赤ちゃんがなかなか寝付かない時、よく使われる定番の寝かしつけ方法が、車に乗せること。
眠たいけれど後ちょっと眠りにつけないという場合、車の振動が心地よく、よく眠る子がいます。
車に乗せるのは、ママ以外にもできる寝かしつけなので、パパに寝かしつけを任せてもいいですね。
ただし、車から下ろす時に眠りが浅いと、起きてしまうこともあるのでタイミングには要注意です。
【おんぶで寝かせる】
おんぶ紐などを使って、おんぶをして寝かしつけるという方法も定番です。
おんぶされると、ママと体がくっついた状態なので暖かくて安心感がありますし、ママが動いた時の振動が心地よく感じ、寝てくれるかもしれません。
抱っこだと手が使いづらいということもありますが、おんぶであれば両手が自由に使え、家事なども済ませやすいです。
ただし、腰や肩に負担がかかることもあるので、その点は気をつけながらおんぶしましょう。
また、寝たと思っても、おんぶから降ろすと起きてしまうというパターンもあります。
タイミングを見計らい、降ろした後も赤ちゃんがママの体温を感じられるように、体をくっ付けて寝るなど、安心感を与えてあげるといいかもしれません。
【入眠儀式を作る】
自分で寝付く力をつけてもらうために、入眠儀式を作るという方法もあります。
入眠儀式と聞くと、特別なことをしなければいけないように聞こえるかもしれませんが、
・寝る前に部屋を暗くする
・部屋を温めておく
・好きな絵本を読んであげる
・子守唄をゆっくり歌う
など、眠りに入りやすい雰囲気を作ってあげるだけです。
赤ちゃんそれぞれに寝る雰囲気を作り、眠くなるのを待つという寝かしつけ方法です。
【ホワイトノイズを活用する】
赤ちゃんが心地よいと感じやすい、ホワイトノイズという音を寝かしつけに活用するのもいいかもしれません。
テレビの砂嵐の音や、換気扇の音(ただしうるさすぎない音)などが、ホワイトノイズと呼ばれ、程よい雑音が集中力を高めてくれたり、安眠効果があったりすると言われています。
赤ちゃんがビニール袋のカシャカシャ音に、よく反応すると聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
このカシャカシャ音もホワイトノイズの一種。
最近ではホワイトノイズを集めたCDや動画なども多く広まっているので、寝かしつけのアイテムの1つとして活用してみるのもいいですね。
【生活リズムを整える】
また、1日を通し、生活リズムを意識して過ごすことも、夜の寝かしつけに関わることがあります。
毎日規則的に過ごすのは難しいものではありますが、できる限りご飯の時間やお昼寝の時間を整え、また日中体を動かして遊ぶことを意識して過ごしてみてください。
夜には赤ちゃんが自ら、自然と体を休める状態、ゆっくりと過ごす状態になるかもしれません。
卒乳前なら授乳での寝かしつけを減らしていくのも◎
もし、今まだ卒乳前なのであれば、授乳での寝かしつけを減らしていくことが、卒乳後の寝かしつけの悩みを減らす一歩になるかもしれません。
そもそも授乳は、寝かしつけのために絶対に必要なものではありません。
あくまで授乳は赤ちゃんの空腹を満たすため。
お腹がいっぱいになると、大人も眠たくなるように、赤ちゃんもお腹がいっぱいになったから眠くなって寝ているのです。
もちろん、そのように自然と眠たくなって寝る…というのも幸せなひとときですが、ずっと授乳で眠るわけにはいきませんよね。
徐々に自分で寝付けるようになりますが、赤ちゃんの頃から自分で寝付くことを、少しずつ習慣にしていくのもいいでしょう。
そのために、まずは夜間断乳をするなど、少しずつ「寝かしつけのための授乳」をやめていくのはどうでしょうか。
寝付くまでおっぱいや哺乳瓶を吸っているのが癖になっている子の場合は、寝かしつけの授乳を止めるのがなかなか難しいかもしれませんが、授乳以外の寝かしつけ方法をたくさん知っておくと、卒乳後の寝かしつけがグッと楽になります。
いろんな寝かしつけ方法を試してみましょう。
まとめ
授乳をして赤ちゃんを寝かしつけていた方は、卒乳後の寝かしつけ方法が1つ減ってしまうことになります。
授乳で寝かしつけるのもいいですが、卒乳後に備えて、他にも寝かしつけ方法を持っておくことも大切。
卒乳しても赤ちゃんとのスキンシップは忘れずに、少しずつ大きくなる赤ちゃんの成長を楽しみましょう。