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混合授乳の赤ちゃんの卒乳

混合授乳の赤ちゃんの卒乳を進めていこう

母乳やミルクを飲んでいる赤ちゃんも、いつかはやってくる「卒乳」の時期。

母乳とミルクの両方を飲んでいる赤ちゃんは、どのように卒乳していくのでしょうか。

 

母乳とミルクの卒乳に関しては、同時に卒乳することもあれば、もしも母乳が大好きな赤ちゃんでしたら、ミルクだけ先に卒乳することもあります。

混合授乳をしている赤ちゃんの場合、どのように卒乳が進んでいくのか、時期なども含めて詳しくみていきましょう。

 

混合授乳をしている赤ちゃんの卒乳時期は?

母乳育児には明確にいつという卒乳時期はありませんが、ミルク育児の赤ちゃんの多くは、生後9ヶ月~1歳ごろに卒乳している子が多いようです。

これは、離乳食を3食しっかり食べられるようになることで、ミルクから栄養を摂る必要がなくなるため、この時期にはミルクは必要がなくなるという理由からです。

そして1歳を超えたら牛乳に移行していきます。

 

また、混合授乳で育てていても、途中から母乳のみ、もしくはミルクのみに切り替わるという赤ちゃんもいますので、これも「卒乳した」と言えるでしょう。

 

混合育児をしていても、ミルクの方はできれば1歳には卒乳できるようにしたいですね。

母乳は飲みたい分だけ飲んでも構いませんので、先にミルクのみ卒乳して、母乳は続けていくという方法をとるママもいます。

もちろん、同時に卒乳してもかまいましたとしても問題はありません。

 

離乳食前に完全母乳を目指す卒乳

現在混合授乳をしているけれど、完全母乳に移行するために、ミルクのみを卒乳させたいと思うこともあるでしょう。

ミルクを作る手間が省け、経済的な負担も少なくなるというメリットがあります。

ママの母乳が十分出ているようでしたら、母乳のみで栄養を補うことができるため無理にミルクも飲ませていく必要はありません。

 

【卒乳の促し方】

ミルクの回数を徐々に減らし、代わりに母乳を与えるようにして、ミルクの卒乳を促していきます。

母乳はミルクに比べて消化が早いため、もし赤ちゃんが母乳を欲しがっていたら、欲しがるだけ与えても構いません。

 

ただし、あまりに頻繁に欲しがる、吸う時間が長い、お腹が空いて泣いているようなことがあれば、ママの母乳が足りていない可能性も考えられます。

様子をみて、離乳食の量や回数を増やしていきましょう。

 

混合授乳からミルクのみ卒乳する

離乳食が後期に入り、3食しっかり食べていて、もう母乳やミルクは必要ないと思われる赤ちゃん。

卒乳を考えたい時期ではありますが、ママが母乳を離したくないと考えていたり、赤ちゃんがおっぱいが大好きで、まだまだ飲みたそうにしていたりする場合は、母乳を続けてミルクのみを卒乳するという方法もあります。

 

母乳を与えることで赤ちゃんの情緒も安定しますので、もうしばらく続けていてもいいかもしれませんね。

 

【卒乳の促し方】

卒乳に向けて、離乳食後に飲んでいたミルクの回数を、徐々に減らしてあげましょう。

ミルクの代わりに母乳は与える必要はありません。

これまでのペースで、母乳は赤ちゃんが欲しがった時や、寝る前などに与えるなどしていきましょう。

 

混合授乳を完全に卒乳したい

母乳もミルクも一緒に卒乳してほしいと考えているママもいるかと思います。

赤ちゃんが離乳食を3食しっかり食べて、離乳食から栄養が摂れているようでしたら、もう卒乳しても大丈夫。

時期にしますと、生後9ヶ月~1才頃ですと、離乳食のみで栄養を補えるようになるので、赤ちゃんの卒乳の時期といえます。

 

ただし、離乳食の進みが遅かったり、食が細かったりする場合は、まだ母乳やミルクから栄養を摂取しなければなりません。

卒乳には明確な時期はありませんので、赤ちゃんのペースに合わせて促していきたいですね。

 

【卒乳の促し方】

卒乳を目指す場合は、まずは食後のミルクの回数を減らしていきます。

同時に、母乳の回数も減らしていきましょう。

赤ちゃんが母乳から気がそれるように、たくさん遊んだり抱っこをしてスキンシップをとってあげたりするといいですね。

 

水分不足になることも考えられますから、白湯や麦茶でこまめに水分補給をすることも、心がけてください。

哺乳瓶の代わりに、ベビーマグやコップ飲みに切り替えるようにし、哺乳瓶からの卒業も目指しましょう。

 

赤ちゃんの胃袋は小さいので、離乳食だけではお腹が空いてしまうこともあります。

時間を決めて、補食やおやつを取り入れるようにしたいですね。

 

一緒に卒乳するのが難しいと感じたら、まずはミルクを卒乳し、後から母乳の卒乳をしていくというのも方法です。

卒乳は無理に授乳を止めていくことではありませんから、赤ちゃんのペースに合わせて進めてあげたいですね。

 

まとめ

混合授乳の場合ですと、卒乳のケースがいくつかに分けられます。

赤ちゃんの様子やママの生活スタイルに合わせ、混合授乳を卒乳するか、ミルクのみ卒乳するか検討していきましょう。

 

ただし、赤ちゃんが離乳をしっかり3食食べれていない時期ですと、卒乳がまだ早いということもあります。

焦る必要はありませんので、赤ちゃんの成長に合わせて卒乳を促していけるといいですね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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