https://www.babys-care.net/life/

子どもを保育園へ預けるのは可哀想?

子どもを保育園に預けるのは可哀想?

3歳未満の子ども…保育園は早すぎる?

近年では妊娠中から保活を始める人も増え、将来設計のひとつとして、子どもの保育園への入園時期を考える人も多くなってきました。しかし、いざ子どもが生まれて保育園へ預けることを考えると、急に不安になったり、寂しいと感じるママも少なくありません。

 

まだまだママを必要としている年齢の子ども、特に一般的に幼稚園に入る年齢である3歳より小さい子どもを保育園へ入園させることに関しては、さまざまな意見があります。
今回は、そんな3歳未満で保育園へ預けることのメリットデメリットをご紹介します。入園は早すぎるのではないかなど、子どもの保育園入園に悩んでいるママは参考にしてください。

 

子どもを保育園へ預けるメリット

まず小さいうちから保育園へ預けることのメリットはどのようなものがあるでしょうか。

 

【子育てのサポートをしてもらえる】
核家族化が進む現代、ワンオペ状態のママも増えています。困ったときにサポートしてくれる人がいない、子育てに悩んでも相談できる人がいないのは大変つらいことですよね。保育園はそんな家庭をサポートしてくれる存在です。

 

保育のプロである保育士が子どもにしっかりと向き合い、接してくれます。時には育児や家庭の悩みの相談にも乗ってくれることもあります。1人で育児をしているママにとっては信頼して預けられる保育園、保育士に出会えれば、大きな心の支えにもなるのではないでしょうか。

 

【保育園に入りやすい】
近年、待機児童問題がニュースなどでもよく聞きますが、比較的低年齢の方が保育園へ入りやすいと言われています。働きたいけれど、保育園に預けられずに仕事を辞めることになった、仕事が始められないという方も多くいるようです。そんな中ですから、いざ保育園に入れようと考え始めたときには、どこの保育園も入れないということも十分あります。

 

【家庭ではできない経験ができる】
保育園は基本的に集団生活です。家では家族との触れ合いがメインになりますが、他のたくさんのお友だちと日常的に関わることができるのは保育園ならではでしょう。

 

【生活リズムが整う】
保育園では、昼食の時間、お昼寝の時間、おやつの時間などの活動時間がきちんと決まっています。家庭では予定やママの都合などによって時間がバラバラになりがちですが、しっかりと時間が決まっている園に通っていると、子どもの生活リズムにメリハリがつき、整いやすいです。

3歳未満から保育園へ預けるデメリット

逆に3歳未満から保育園へ預けるデメリットはどのようなものがあり、どのような点で子どもを預けることを躊躇してしまうママが多いのでしょうか。

 

【成長を見逃してしまうかもしれない】
小さいうちの子どもの成長はめまぐるしいですよね。初めての寝返り、初めての言葉、トイレ初成功…たくさんの”初めて”がある中、そのわが子の初めての瞬間はママとしては見たいもの。しかし、その初めてが保育園での出来事だったら寂しいと感じ、悩むママもいるようです。

 

3歳くらいまでは多くの初めてがある時期です。ひとつひとつの成長を親として見守っておきたいと、入園を躊躇してしまう方もいるでしょう。

 

【周りにかわいそうと言われることがある】
子どもが低年齢であればあるほど、「こんなに小さいのにママと離れるなんてかわいそう」「まだ早いんじゃない?」などと言われることがあるでしょう。
保育園に預けることは悪いことでは全然ありませんし、それぞれの家庭の事情ですから、本来他人がとやかく言うことではないのですが、”子どもは親が育てるもの”という考えの方がまだまだ多いのかもしれません。

 

特に日本では3歳児神話という、子どもが3歳になるまでは母親が家庭で育児をするべきだ、という思考が根強く残っています。

 

そのため、母子分離の際に泣いているわが子を見たり、かわいそうと言われたりすると、「かわいそうなのかな?」「育児放棄と言われているようでつらい」と預けることに罪悪感を持ってしまうママも少なくありません。

 

【病気にかかりやすい】
集団生活では感染症などの病気にかかる確率も高くなります。せっかく入園したけれど、ほとんど病気で保育園を休まなければいけない…というのは保育園児を持つママにとってのあるあるのようです。

 

【保育料がかかる】
保育園で子どもを預かってもらうためには、当然ですが保育料がかかります。2019年10月からは幼児教育・保育の無償制度も始まりましたが、3歳未満は対象外である家庭がほとんど。入園前に保育料と保育園に預けている時間で得られる収入のバランスを必ず考えましょう。

 

まとめ

3歳未満で保育園に預けることで悩むママも多いですが、メリットはたくさんあります。まだ小さいのに、母親を必要としている時期なのにかわいそうかな、などと子どもに対して罪悪感を抱く必要はありません。

 

幼い赤ちゃん時期から保育園に預けたとしても、3歳まで家庭で過ごしたとしても、ママの子どもを想う気持ちは同じはずです。子どもと一緒に過ごす時間が短い、長いの違いはありますが、一緒の時間にたっぷり愛情を注いであげましょう。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php