乳児のベビーカー選び
赤ちゃんの誕生と共に、必要となってくるのが「ベビーカー」。
成長するにつれてお出かけの機会も増えますので、ベビーカーは1つ用意しておくようにしましょう。
しかし、ベビーカーと一口にいっても、様々な種類があるので、どれを選べば良いのか悩んでしまいますよね。
折り畳み機能が付いていたり、片手でも持ち運べる軽量タイプだったり、ママに嬉しい機能が増えています。
ベビーカーは、大きく分けて「A型」「B型」の2種類があり、赤ちゃんの成長度合いやライフスタイルによって使い分けることができます。
今回は、生後0ヶ月から使用できる乳児向けベビーカーの選び方やそれぞれの特徴についてご紹介します。
A型ベビーカーとは?
A型ベビーカーとは、赤ちゃんが首がすわる前から使うことができるタイプで、生後1ヶ月~3歳くらいまで長期にわたって使用することができます。比較的大型で、しっかりとした造りのものが多く、ママの荷物を載せるスペースも広く造られています。最近では、ベビーカーのシートがそのままチャイルドシートに変わるものもあるなど機能性も抜群です。
【A型ベビーカーの特徴】
・背面式と対面式の2wayタイプ(対面式の場合、赤ちゃんの様子を見ながらお出かけすることができるので母子ともに安心感がある)
・4輪タイプ、3輪タイプなどデザインが豊富
・リクライニング式で赤ちゃんが無理のない姿勢で乗ることができる
・しっかりとした造りである分、重量があり、収納スペースも幅をとる
・平均2~6万円とB型ベビーカーに比べて高額
このようにA型ベビーカーは、生後1ヶ月からのお出かけに使用することができるため、近所の公園やスーパーへのお買い物を徒歩でするママにおすすめです。ただし、ベビーカーそのものに重量があるため、階段の多い駅などでの使用には不向きでしょう。
普段から車移動が多いママであれば、コンパクトに折りたためて機能性の高いA型ベビーカーのほうが、赤ちゃんとのお出かけをスムーズにすることができると思います。
B型ベビーカーとは?
B型ベビーカーは、首や腰のすわった生後7ヶ月からの赤ちゃんを対象年齢としているベビーカーです。新生児の頃は抱っこ紐でお出かけをして、大きくなった段階でベビーカーに切り替えたいというママにおすすめです。
お出かけに不慣れな新生児の時期は、抱っこじゃないと不安で泣いてしまうという赤ちゃんも多いため、ある程度成長したころにB型ベビーカーを購入すると言うママも少なくありません。
【B型ベビーカーの特徴】
・リクライニングがないなど、シンプルな造りのものが多い
・A型ベビーカーに比べると手頃な価格で購入できる
・軽量で小型なため、狭い場所でも移動しやすい
このようにB型ベビーカーは、最低限の機能にすることで、価格や重量を抑えた造りとなっています。
そのため、大型ベビーカーでは使いにくい狭い場所や電車・バスでの移動の多いママにおすすめなのです。
なかには、A型ベビーカーの補助として使用するママもいます。
乳児のベビーカー選びの注意点
ベビーカーを選ぶ際には、以下のような注意点をしっかりと確認するようにしましょう。
【①対象年齢】
前述のとおり、ベビーカーは商品によって対象年齢がまちまちです。そのため、実際に使用したい年齢と合っているかを購入前にしっかりと確認するようにしましょう。どんなに気に入ったベビーカーでも、対象年齢が合っていないと、安全に赤ちゃんを乗せることができなくなります。
【②ハンドルの高さ】
ベビーカーを押すのは当然、ママやパパですよね。ハンドルの高さが低すぎると腰に負担がかかる恐れもあります。商品によっては、ハンドルの高さも調節できるものもあるので、実際にお店で確認するようにしましょう。
【③車輪の大きさ】
ベビーカーの車輪の大きさも意外と重要なポイントです。小回りの利きやすさ、安定感などに大きく関わりますので、使いやすいと感じるものを選ぶようにしましょう。実際に店頭で使わせてもらえるといいですね。
【④使いやすさ】
多機能タイプの場合、使い方が難しかったり、構造が複雑だったりすることもあります。公共の交通機関を利用する際など、サッと片手で簡単に折りたためるものや、安全ベルトを簡単に付け外しできるものが便利です。赤ちゃんとのお出かけをイメージしながら、使いやすさも視野に入れて検討してみましょう。
まとめ
乳児期の赤ちゃんとのお出かけには、ベビーカーは必需品ですよね。何を重視して選ぶかは、各家庭のライフスタイルによっても大きく変わってきます。
今回ご紹介した選び方のポイントや注意点を参考に、お気に入りの1台を見つけてみてください。
ベビーカーは、出産前に準備するのも良いですが、実際に赤ちゃんとお出かけができるようになるのは、生後1ヶ月くらいからとなります。
焦らずゆっくり検討しても問題ありませんので、後悔しないようによく比較検討してから購入しましょう。 実際に店頭で試乗するのが1番です。A型ベビーカーの場合は、高額な商品も多いので、後悔しないよう満足のいくアイテムを選んでください。