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つわりのママにパパがしてあげられること

つわり中パパがしてあげられることは?

妊娠すると、個人差はとても大きいですが、つわりに悩まされる方が多いです。

つわりと一言で言っても、その症状自体もさまざまです。

よく知られる「吐きづわり」を始め、「食べづわり」「貧血」「体のだるさ」「情緒不安定」など、妊娠すると非妊娠時とは違った体調の変化が現れることがあります。

また、つわりは妊娠初期だけの症状と考える人もいるかもしれませんが、出産するまでつわりの症状が続いたり、初期と後期に症状が現れたりなど、期間も時期も人によって異なります。

 

そのため、一概に「つわりの時期のママには、こういうことをしてあげましょう。」と具体的な接し方などはありませんが、妊娠して頑張っているママ。

そんなママの最大のパートナーであるパパだからこそ、ママの状態に合わせてサポートできることはたくさんあるはずです。

今回はママの症状に合わせて、パパがしてあげられることは何か、考えてみましょう。

 

つわり中のママに対するパパの心構え

妊娠すると、ママの体の中ではママ自身も気付かないうちにいろんなことが起きています。

それによる症状のつわりについて、まずパパにも理解してもらいたいことがあります。

 

【つわりには個人差が大きい!人と比べずママの体調を見ること】

つわりの症状、重さ、続く期間は個人差がとても大きいものです。

周りの先輩ママたちから、つわりについて話を聞くことがあるかもしれませんが、パートナーであるママがその先輩ママたちと同じ症状であるかどうかは分かりません。

「〇〇さんの奥さんは、妊娠初期もバリバリ働いていた。」

「うちの母親はつわり中も家事や上の子の世話をしていた。」

など、誰かと比較するのはNG。

そう思ってしまったとしても、そのことをママに伝えるのは絶対にNG。

 

つわりは人によって全く異なるものです。

目の前のママの体調だけを見て、ママのためにできることはないか考えてみましょう。

 

【つわりは病気ではない!けれどつらいことを理解すること】

よく「つわりは病気ではない」という言葉を耳にすると思います。

その通りで、妊娠に伴う生理的な症状であるため、病気ではありません。

重症化すると「妊娠悪阻」という病気にはなりますが、それまでは病気ではなく、あくまで症状だと言われています。

 

しかし、病気じゃないから、つらくないわけではありません。

病気じゃないからこそ、妊娠中は症状が改善することはありますが、完全に「治る」ことはないのです。

そのため、日によっても症状が異なることが多く、「昨日は大丈夫だったけれど、今日はつらい。」ということもよくあります。

その点を理解しておきましょう。

 

【ささいなことで情緒が乱れることも!ホルモンの変化によるものと理解すること】

ママの体の中では、命が育っています。

そのため、ホルモンの変化により、感情の起伏が激しくなってしまうことがあるかもしれません。

「こんなささいなことで!?」と思うようなことで、泣いてしまったり、怒ってしまったり。

体内のホルモンの変化は我慢すれば抑えられるものでもないため、ママ自身が一番つらい思いをしているかもしれません。

この点も理解しておきたいところです。

 

つわり中にパパができること

つわり中にパパができることは、どんなことでしょうか。

 

【自分のことは自分でし、ママのサポートを】

まずは当たり前ですが、自分のことは全て自分でしましょう。

そして、これまで家事分担していたことも、パパが主体となり行うようにしてください。

特につわり中は、いろんなにおいがダメになることが多いです。

食事のにおい、洗剤のにおいなどは、体調不良につながりやすいです。

家事全般、ママの体調を見ながら、パパができる部分を増やしていきましょう。

 

【ママの体調を見て無理をさせない】

特に妊娠初期のママの体調は日々変わることが多いです。

昨日は体調がよく、「明日でかけよう」と約束していても、当日になると難しくなることも。

その点を理解し、無理をさせないことを心がけましょう。

 

仕事をしているママは、無理して仕事に行こうとする方もいるかもしれません。

つわりは病気ではないものの、つらい中仕事で無理をするのは本当にしんどいし、万が一倒れてしまったら危険です。

ママの仕事をはじめとした、日常生活において無関心にならず、ひとつひとつ大丈夫であるか確認し、無理をしているようなら何かサポートができないか考えてみましょう。

 

【ママのして欲しいことを聴く】

つわりの症状はママによって違うので、やはりママ自身に今何をして欲しいか聞くのがいいかもしれません。

「〇〇なら食べられる」

「マッサージをして欲しい」

「とにかく早く帰ってきて欲しい」

など、ママのリクエストを聞いてみてください。

できる限りそのリクエストに応えていくことで、パパとして何をしていけばいいか、分かってくるかもしれません。

 

まとめ

ママと同じつわりをパパが体験することはできませんが、パパにはママのパートナーとしてできることはたくさんあります。

まずはつわりについて理解し、ママの体調に合わせたサポートをしましょう。

一見だらけているように見えるかもしれませんが、つらい時はつらいものです。

つらい時にママが安心してパパにサポートを任せられ、甘えられるような関係になることこそが、出産後も良い家族関係を築いていける第一歩になるかもしれません。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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