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赤ちゃんが離乳食でえづく理由

赤ちゃんが離乳食をえづいてしまう

赤ちゃんが成長して、離乳食を食べることを心待ちにしていたママ。

いざ始めてみたらほとんど食が進まず、赤ちゃんがえづいて出してしまう…そんな悩みを抱えているという方もいるかと思います。

一生懸命作った離乳食が上手く食べられないと、ママもちょっぴりがっかりしてしまいますね。

何より、食事が進まない赤ちゃんのことが心配になってしまいます。

 

赤ちゃんが離乳をえづいてしまうのは珍しいことではありませんし、考えられる理由もいくつか挙げられます。

どうしたら離乳食を順調に進められるのか、一緒に対処法を考えていきましょう。

 

赤ちゃんが離乳食をえづいてしまう理由は?

赤ちゃんが離乳食をえづいてしまうのには、以下の理由が考えられます。

 

【離乳食の触感に慣れない】

離乳食は裏ごしをしトロトロの状態にしていたとしても、母乳やミルクのようにゴクゴクと喉を通っていくものではありません。

母乳やミルクは、吸啜反射があるので基本的に生まれながら飲めるものですが、食べるという行為は練習を重ねてできるように習得していくものです。

慣れないうちは食感に違和感を持ち、吐き出したいと思うこともあるかもしれませんね。

この場合、離乳食に慣れてくるとえづきも収まってくるかと思います。

 

他にも、離乳食の段階を進めた時にも、食感や粒感、固さなどに慣れずにえづくことがあります。

 

【食材の味が苦手】

大人でも、苦手に感じる食材があるかと思います。

赤ちゃんも一緒です。

特に苦味があるもの、酸味があるものは、本能的に「食べない方が良い味かもしれない」と反応して食べない、吐き出す、という行為はあるものです。

嫌いな味があるのは仕方がありません

 

苦手なものを無理矢理にでも食べさせる必要はありませんが、繰り返し与えることで食べられるようになってくることが多いです。

美味しいねー、食べて大丈夫だと伝えながらニコニコしながら与えることで食べられる頻度が増えてくることがあるので、あげる側が気持ちをゆったり構えてあげるといいかもしれません。

 

【スプーンが苦しい】

離乳食用のスプーンが口の奥に入ってしまうと、苦しくてえづくことがあります。

大人も、喉奥にスプーンが入ってくると苦しくなることが想像できますよね。

また、スプーンが固い、大きい、感触が苦手などの理由でえづいてしまうこともあります。

 

【反射的にえづく】

赤ちゃんには舌突出反射という機能があり、異物が口に侵入すると出そうとしてしまいます。

これは本来、成長と共に収まってくる反射機能ですが、離乳食の初期を始めた頃は、まだ残っていたという可能性も考えられるので、その場合は一旦離乳食は中止し、成長を待って離乳食を再開すると良いでしょう。

 

【体調不良】

咳、鼻詰まりの症状で離乳食が飲み込めなかったり、発熱で食欲が落ちていたりすることが考えられます。

体調が悪い時には、食べられるものを無理なく摂取しましょう。

特に、胃腸炎に感染している時には猛烈な吐き気が伴っています。

体調不良の際は、病院を受診しましょう。

 

赤ちゃんが離乳食をえづく時の対処法

離乳食をえづいてしまうと、食べさせることが大変です。

対処法がいくつか挙げられるので、試してみてくださいね。

 

【離乳食の見直しをしよう】

離乳食をえづいているときは、赤ちゃんにとってまだその段階ではないのかもしれません。

推奨される離乳食の進め方(月齢の目安など)は、あくまで目安です。

個人の発達に合わせて進めることが大切ですので、えづくようでしたら離乳食を1段階戻してみてください。

 

もし、えづいて上手く食べられない場合は、とろみ付けをしてみてもいいでしょう。

食材が食べやすくなり、赤ちゃんが上手に食べ進める練習にもなります。

 

【スプーンを変えてみよう】

スプーンが合わないという可能性もあります。

えづく場合は、例えばもしステンレスのスプーンを使用していたら、一旦シリコン製の柔らかいスプーンに変更してみましょう。

上手く食べ進められるようになったら、スプーンをまた元に戻してみてください。

 

【ゆっくり食べさせてあげよう】

赤ちゃんが口の中で上手に飲み込めるよう、じっくりゆっくり待ってあげるのも大切です。

ゆっくり食べることで、胃に負担をかけずに消化も進みます。

 

【続くなら相談をしよう】

もし、赤ちゃんのえづきが気になるようでしたら、専門家に相談してみましょう。

専門家とは、かかりつけの小児科医や市町村の健診などで相談できる保健師などです。

また、離乳食教室を開催していることもありますので、足を運んでみるのもいいでしょう。

 

まとめ

赤ちゃんの体の構造や離乳食の進み上、えづいてしまうのは仕方がないことと覚えておきましょう。

ママが一生懸命作った離乳食が食べられないのは心配ですが、一生続くわけではありません。

赤ちゃんが1歳、2歳…と成長した姿を想像してみてください。

おしゃべりが上手にできるころには、ご飯も上手に食べられるようになっているかもしれませんね。

赤ちゃんのペースがありますから、焦らなくても大丈夫です。

成長と共にご飯の進みも良くなりますので、それまで赤ちゃんの成長を見守っていきましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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