ママ友と合わないことってある?
子育て中のママにとって、育児の情報交換や子育ての悩みを共有する仲間である「ママ友」が、心強い存在であることがあります。
しかし、時には「この人とは合わないかも」と感じることがあるかもしれません。
人間関係なので、合う合わないがあるのは当然のことですが、「合わない」と思った後、どう対応すればいいのでしょうか。
子どもの園や学校、習い事が同じだったり、子ども同士が仲良かったりすると、相手と合わないと感じても、これからもお付き合いがあるでしょう。
そのことを考えると、「合わない」と思っても我慢しなければいけないでしょうか。
今回は「合わない」ママ友との付き合い方を一緒に考えていきましょう。
「合わない」ママ友との付き合い方
合わないママ友がいる場合、どうすればいいでしょうか。
無理してでも、付き合う必要はあるでしょうか。
【まずは自分の気持ちを整理する】
まず、自分がなぜそのママ友と「合わない」と感じるのかを考えてみましょう。
具体的に何が気になるのか、どんな状況で不快に感じるのかを明確にしてみるのです。
例えば、会話の中で価値観の違いを感じたり、相手の態度が気になったりするなどがあるでしょう。
改めて考えてみることで、その価値観の違いがどうしても我慢できない程度のものなのか、相手の態度の理由などがわかってくるかもしれません。
それを元に、自分の気持ちを整理してみてください。
大した違和感じゃなかった、合わないと思うのは早すぎたと感じることもあるでしょうし、やっぱり根本的に合わないと感じることもあるでしょう。
まずは自分の気持ちを整理し、本当に合わないのかについて考えてみることも大切です。
【無理に合わせない】
いろいろ気持ちを整理したり、これまで付き合ってきたりした中で、やっぱり「合わない」と感じるママ友と無理に付き合う必要はありません。
自分がストレスを感じるような関係は、長続きしませんし、付き合いがストレスになってしまうことがあるからです。
一番やらないほうがいいのが、相手に無理に合わせること。
自分は自分の考えがあり、相手には相手の考え方があります。
無理に自分を変えようとしたり、相手を変えようとしたりすると、それが負担となってしまいます。
「合わない」ことを受け入れ、無理に相手に合わせたり、反対に過剰に避けたりすることを避け、深入りしすぎない程度の関係性を保つのはどうでしょうか。
【距離を置く】
「合わない」と感じる相手とは、少し距離を置くことも一つの方法です。
頻繁に会うのを避けたり、大人数での集まりであれば参加するようにしたりなど、自然に距離を取ってみましょう。
あまり合わなくなることで、その人との関係が気にならなくなることもあります。
【いろんな価値観を学べると考える】
「合わない」ママ友との関わり方から、実は学べることもあると意識しましょう。
例えば、自分とは異なる視点から子育てを見ることで、新たな気づきを得ることができるかもしれません。
こんな価値観を持っている人もいるんだと、前向きに対処していくと、意外と「合わない」ことが気にならなくなるかもしれませんよ。
【共通点を見つける】
合わないと感じる相手でも、「子ども」という共通点があるのがママ友です。
子育ての中で悩んでいること、考えていることの中の1つは、お互いに理解を深められる共通点になるかもしれません。
また、子どもとは関係なく、趣味の中で共通点が見つけられる人もいるでしょう。
共通点があると、相手に共感できることが増えるので、少しずつ関係を改善することができるかもしれません。
【第三者にアドバイスをもらう】
どうしても「合わない」ママ友との付き合い方の悩みが解消しない場合は、第三者にアドバイスをもらうというのもいいでしょう。
ここでいう第三者とは、共通のママ友や先生などではなく、全く相手のママ友とは関係のない友達や親、カウンセラーなどのことです。
自分とも、相手とも近い人に話すと、そこで不和が生まれてしまうこともあります。
しかし、関係のない第三者に話すことで、自分の気持ちを整理し、適切な対処法を見つけるきっかけになることがあります。
もし相手がカウンセラーなどの専門家であれば、プロの視点からアドバイスを受けることで、新たな視点を得ることができるかもしれません。
【自分を大切にする】
最終的には、自分自身を大切にすることが最も重要です。
無理に合わない人と付き合うよりも、自分が心地よく過ごせる環境を作ることが大切です。
自分を大切にすることで、子育てにもより一層の力を注ぐことができるでしょう。
まとめ
子育ては大変な時期だからこそ、自分にとって良い人間関係を築くことができれば、子育ても楽しくなるでしょう。
しかし、中には「合わない」と感じる方もいるかもしれません。
それでも、子どもが通う園や学校が同じだったり、子ども同士が仲が良かったりすると、あまり付き合いたくないと思っても縁が続いてしまうことがあります。
合わないママ友との関係に悩むこともあるかと思いますが、そんな時でも無理をせず、自分を大切にする選択をしてください。