夜泣きは近所迷惑?不安な時は防音対策を
生後7~9ヶ月頃に訪れる赤ちゃんの夜泣き。
夜間におむつでもなく空腹でもなく、特に理由がないのに泣き続ける「夜泣き」は、ママも対応に困ってしまうことが多いですよね。
マンションやアパートなどに住んでいる方にとっては近所迷惑になっていないか不安になってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、夜泣き対策の1つとしてできる家の防音対策についてご紹介します。
近隣トラブルになってしまう前に検討してみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんの夜泣きに試したい防音対策5選
赤ちゃんのよなきは、成長過程でよく起こり得ることではありますが、そうはいってもすべての人が理解を示してくれるとは限りません。
実際、マンションやアパートなどの集合住宅では近隣から苦情があったという話もよく聞きます。
そうなっては、ママも精神的に参ってしまいますよね。
ここでは、そんな不安を少しでも解消するためにできる夜泣きの防音対策についてご紹介します。
【対策①隣の家と赤ちゃんを寝かせる部屋を離す】
音は、床や壁などを伝って響いてしまうので、極力、隣の家と隣接している部屋には赤ちゃんを寝かせないようにしましょう。
角部屋であれば、隣の家と隣接している部屋ではない反対側の部屋で寝かせるようにし、窓を閉めてしまえば聞こえにくくなります。
【対策②壁に防音シートや吸音タイルを貼る】
角部屋に住んでいない場合は、両隣のご近所さんに夜泣きの声が響いてしまわないか不安ですよね。
そんなときは、赤ちゃんを寝かせる部屋の壁に防音シートや吸音タイルを貼りましょう。
賃貸マンションでも設置可能な付け外しできるタイプがおすすめです。
赤ちゃんの泣き声を吸収し、外部に響くのを防いでくれる役割があるので、夜間でも赤ちゃんの泣き声が響きにくくなります。
なるべく隙間なく防音シートやタイルを設置し、声が漏れないようにするといいでしょう。
余裕があれば、壁だけでなく床にクッション材を敷いたり、天井にも防音シートを貼ったりして、上下左右全ての方向に音が響かないよう対策をすると、より安心できますよ。
【対策③窓から離れる】
窓付近に赤ちゃんを寝かせている場合は、なるべく窓から離れた場所で寝かせるのも1つです。
気密性の低い住宅の場合、窓やサッシの隙間から声が漏れてしまう可能性があります。
特に夏場など、窓を開けて寝る場合は注意が必要です。
赤ちゃんが泣いたら、窓を閉めたり、赤ちゃんを抱っこして窓から離れたりして対策をとりましょう。
隙間を埋めるためのサッシ専用テープを貼るのもおすすめです。
加えて換気口を閉めることで、多少は声の響きが軽減されると思います。
【対策④防音カーテンを使う】
窓対策はカーテンの防音も忘れないようにしましょう。
防音・遮音性能の高いカーテンを設置することも、赤ちゃんの声を外に漏らすのを軽減することができます。
窓際にベッドを置いている場合など、カーテンもしっかり防音対策をするといいかもしれませんね。
【対策⑤隣と隣接している壁に家具を置く】
隣と隣接している部屋に赤ちゃんを寝かせるしかない…という場合は、なるべく壁側にタンスや棚など大きめの家具を設置するのがおすすめです。
家具を挟むことで、一定の防音効果が得られます。
壁に貼る防音シートや吸音タイルなどと併用すると、より安心できるでしょう。
トラブル防止に「近隣挨拶」も必須
様々な防音対策を施していても、やはり相手側からどのように聞こえているのか気になるもの。
心配な場合は近隣住民に、赤ちゃんがいることや、夜泣きで迷惑をかけるかもしれない旨を伝えておくのも1つでしょう。
事前に伝えておけば、多少は理解をしてもらえるかもしれません。
ただし、必ずしも全ての人が夜泣きをする赤ちゃんを受け入れてくれるわけではないので注意しましょう。
挨拶に行っても嫌味を言われてしまうこともあるかもしれません。
しかし、誠意をもって挨拶をしたり、謝罪をすれば、ほとんどの人が多少の理解を示してくれるはずです。
深刻なトラブルに発展してしまう前に、普段から近隣とのコミュニケーションを大切にしましょう。
夜泣きで神経質になりすぎないことが大切
赤ちゃんの夜泣きは、近隣トラブルの原因になることも多いのは事実ですが、だからといってママが神経質になり過ぎないようにしましょう。
夜泣きというのは一時的なもので、一生続くわけではありません。
あまり神経質になり過ぎて、ママがストレスを感じたり、不安に感じたりすると、余計に赤ちゃんも不安定になってしまいます。
ママも寝不足で心身ともにつらい時期ですが、日中お昼寝をするなどして、上手くこの時期を過ごしていくようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんの夜泣きで近隣住民からクレームが来ないか、ママはとても不安になりますね。
焦って泣き止ませようと思っても、なかなか泣き止んでくれず、余計にイライラしてしまうことも…。
そうならないために、できる限りの対策をとり、安心できる環境で子育てをするようにしましょう。