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子育てにおける夫婦間の温度差

夫婦間での子育てに対する温度差が大きいとき

一緒にパパ、ママになったはずなのに、なんだか1人で育児をしている気がする・・・

産後にそのような孤独感を感じるママは少なくありません。

 

妊娠、出産という体の変化はママにしかないせいか、親になったという実感は比較的ママの方が先に持ちやすいのですが、それがきっかけで夫婦の間で、子育てに対する温度差が生じてしまいやすいです。

しかし、温度差が生まれやすい原因は、それだけではありません。

妊娠出産については性差なのでどうすることもできませんが、それ以外の要因のものなら、これから解決できるものもあるかもしれません。

今回はそんな温度差が生まれやすい要因は何であるかとともに、その解決策を考えていきましょう。

 

夫婦間の温度差が生まれやすい状況と解決策

夫婦間の温度差が生じやすくなる要因には、妊娠や出産以外にも、次のようなことが考えられます。

 

【1. 役割分担がうまくいっていない】

子育てにおいて、家事や子育ての役割分担は大切です。

しかし、その分担が一方だけに偏っていると、分担が大きい方が負担に感じることがあります。

特に片方が仕事をしていると、それだけ子育てや家事をする時間が少ないということもあるでしょう。

 

それでも家に居る時間、仕事でない時間は、子育てや家事をうまく分担していないと、負担が大きい方に不満が溜まり、それが原因で温度差が生まれることがあります。

 

≪解決策≫

解決策としては、夫婦で役割分担を見直すことです。

仕事などで時間的な縛りがある場合には、それも考慮し、またお互いの能力や興味に合わせた分担を模索してみましょう。

週ごとにスケジュールを立て、協力しながら子育てや家事を分担します。

それぞれの夫婦に合った適切なバランスの分担方法を見つけることで、温度差を軽減できるでしょう。

 

【2. コミュニケーションの不足】

コミュニケーション不足も夫婦間の温度差に繋がりやすいです。

子どもが生まれると、忙しい日々が始まります。

なかなか夫婦2人で話し合う機会がないかもしれませんが、そこで極端に減ると相手への感情が冷め、理解が欠けることがあります。

子どものことを話してもあまり興味を持ってくれない、子育てでつらいことがあっても分かってくれないなどということは、子育てに興味がないというよりも、普段のコミュニケーション不足が根底にある場合も多いです。

 

≪解決策≫

解決策としては、日常的なコミュニケーションの時間を設けることです。

お互いの気持ちや考えを共有することで、子育てに関しても情報が共有しやすく、興味や理解が深まりやすいです。

夜、子どもが寝たあとなどの時間を利用し、静かな環境で話す時間を確保してみましょう。

その際にはどちらかが一方的に離すのではなく、子どもの様子を話したら、次は仕事の話も聞くなど、お互いに嬉しかったこと、つらかったこと、大変だったことを話し合います。

 

また、子どもを第三者に預けられる機会があれば、夫婦2人でゆっくりするデート時間を設けてもいいでしょう。

定期的に2人の時間を作り、話をすることで、温度差が縮まるかもしれません。

 

【3. 睡眠不足】

子どもの世話や夜泣きによる睡眠不足は、ストレスとなったり、感情が不安定になったりすることがあります。

それらのことから相手にどうしてもイライラしたり、不満を持ったりしやすいです。

 

≪解決策≫

子どもが小さいうちは、睡眠不足を完全に解決できることはないかもしれません。

その中でもできることは、夜の育児を交代で行い、その分の睡眠不足を昼間に補えるように協力することでしょう。

夜間の育児の負担は精神的にも大きいので、2人で協力しながら乗り越えていくことが大切だからです。

また、お互いに十分な休息を確保できるように協力するようにしましょう。

そうすることで2人の関係も、健康状態も温度差を減らしていけるかもしれません。

 

【4.自分の時間に差がある】

子育てをしていると、なかなか自分の時間が確保できないということがあるでしょう。

今は子育て中だから仕方がないと割り切れる人もいますが、夫婦間で自分の時間に差があると、時間がなかなかっ持てない方に不満が溜まります。

「パパは会社の人と飲みに行くのも自由なのに、ママの私は何日も前から言っていないと出かけられない…」

などの不満は、夫婦間の温度差を広げることになります。

 

≪解決策≫

子育て中でありながらも、自分の時間を持つことは大切です。

親なのだから、子どものために自分の時間を犠牲にしなければならないと思い、犠牲にしすぎてはいないでしょうか。

 

自分の趣味、興味の時間を大切にすることは、毎日の充実感に繋がります。

その充実感が子育てを含め、家庭生活にいい影響を与えることは多いです。

時間を効果的に使い、自分の時間と子育てや家事の時間のバランスを取っていきましょう。

そしてパートナーが自分の時間が取れるよう、協力し合いましょう。

 

まとめ

子育てにおける夫婦間の温度差は、さまざまな要因によって引き起こされます。

しかし、ずっとそのままでは片方に負担が大きくなってしまうほか、夫婦の中で亀裂が入ってしまう要因にもなります。

パパとママが温度差なく、赤ちゃんと楽しく暮らしていくためには、夫婦がお互いにサポートすること、理解し合うこと、尊敬し合うことが大切です。

ともに子育てという時期を乗り越えれば、家族としての絆も深まっていくはずです。

2人でよく話し合い、子育てへの向き合い方を見直していきましょう。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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