祖父母から育児に口出しされたら迷惑?
初めての出産に初めての育児。
右も左も分からないママやパパにとって、実母や実父、義理の母や義理の父は身近な「育児の先輩」ですよね。
赤ちゃんのことでどうしたらいいのか分からない時に、ふいに助けを求めてしまうこともあるかもしれません。
ですが、最初は助けてもらっていると感じていても、「口出し」されているように感じることも。
祖父母からすると、育児に困っているママやパパを見逃すわけにはいかないですよね。
普段離れているからこそ、祖父母からすると心配になってしまうこともあるでしょう。しかし、良かれと思って言ってくれた祖父母からのアドバイスも時にはプレッシャーに感じることもありますよね。
親切にしてもらっている、助けてもらっているからこそ、無下に断るのも難しい…。
そこで今回は、祖父母から育児について口出しされた場合の対処法をご紹介いたします。
祖父母から育児への口出しあるある
祖父母から育児への口出し。例えばどのようなことを言われるのでしょうか。
状況別に、「育児への口出しあるある」をご紹介いたします。
【口出し①赤ちゃんの体調について】
これぐらいはよくあるから大丈夫、という赤ちゃんの体調でも、祖父母にとってはドキドキハラハラものかもしれません。
そんな赤ちゃんの体調面について、このようなことを口出しと感じるかもしれません。
「薄着で赤ちゃんが風邪を引きそう(もしくは厚着させすぎ)」
「すぐ病院に行った方が良いよ」
「昔はこうやって治したよ」
【口出し②赤ちゃんの成長について】
赤ちゃんの成長は個人差が大きいですよね。ですが、こんな風に口出しされたことがある方も。
「まだ◯◯もできないの?」
「母乳が足りないんじゃないの?(もしくは母乳やミルクをあげすぎ)」
「抱き癖がついてるね」
【口出し③赤ちゃんの将来】
赤ちゃんには未来しかありません。待望の孫ということで、祖父母にとっても将来が楽しみで仕方がないでしょう。
ですが、こんなことを言われると「口出し」と感じてしまうかも。
「もっと厳しくしないと甘えん坊になるよ」
「こんな風に育ってはダメよ(という否定的な決めつけ)」
「早くお兄ちゃん(もしくはお姉ちゃん)になると良いね」
【口出し④保育園に預けること】
ママが今後職場復帰することや、保活をしている状況において言われやすい口出をご紹介いたします。
「そんな早くに赤ちゃんを保育園に預けるなんて可哀想」
「保育園に預けるなら代わりに赤ちゃんを預かってあげる」
「育児と仕事、両立できるの?」
いかがでしょうか。少し思い当たるかも、という方もいるのではないでしょうか。
祖父母から育児への口出し対処法
祖父母からの親切なようでありがた迷惑な口出し。
そういえば、こんなこと言われたかもという心当たりがある方もいるかもしれません。
祖父母から育児への口出しをされた場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。
【対処法①為になると思ったら受け入れる】
初めての育児で分からないことだらけ、という方がほとんどではないでしょうか。
そんな不安を感じている状況で、口出しをされると全て受け入れてしまうこともあるかもしれません。
ですが、毎日赤ちゃんと接しているのはママやパパなので、赤ちゃんを最も理解しているのもママやパパです。
ママ自身が納得いく方法で育児をするのが1番大切なので、「これは違うな」と思ったことは無理に合わせることはありません。
ママ自身が納得し、為になるなと感じるアドバイスのみ受け入れるようにしましょう。
【対処法②病院の先生や保育士さんの意見を味方に】
昔はこんなやり方だったのよ、そのやり方は違う、などと口出しされてしまうと、「でも、今は…」と反論したくなるかもしれませんね。
そんな時は、「産院の先生がこのやり方が良いって教えてくれた」「保育士さんにすすめられて」など、専門的な第三者からの意見であることを伝えてみると良いでしょう。
育児や治療のプロが言っているのだったら納得、という方もきっと多いはずです。
ママの意見として反論すると角が立つので、このように言ってみるといいかもしれませんね。
【対処法③基本的には感謝の気持ちで】
祖父母が口出しをする理由は、やっぱり孫がかわいいからですよね。また、ママやパパが心配という場合もあるでしょう。
今後も長い付き合いなので、できるだけ揉めごとは避けたいもの。
育児に口出しをされても、基本的には感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
まとめ
初めての赤ちゃんの育児だと、何もかも分からないことだらけですよね。
頼りたいはずの祖父母から口出しをされると、それがストレスになってしまうこともあるかもしれません。
今回ご紹介した対処法を参考に、自分にとってプラスになる意見だけを受け入れるようにしましょう。
祖父母からの口出しは基本的には愛情からです。感謝の気持ちを忘れずに、上手に頼っていけるようにしましょう。