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祖父母に赤ちゃんを預ける時の注意点

祖父母に赤ちゃんを預かってもらおう

普段はママと一緒に過ごしている赤ちゃんですが、用事が出来てしまった時や仕事を始めた時など、祖父母に赤ちゃんを見てもらえるととても助かりますよね。
しかし、一緒に暮らしている祖父母でなければ、赤ちゃんを見てもらう時にも何かと心配に思うこともあるかもしれません。

 

祖父母に赤ちゃんを預ける時には、どんなことに気を付けたらいいのでしょうか。

 

祖父母と赤ちゃんのお世話の認識をすり合わせる

赤ちゃんの成長や性格には個人差が大きくありますので、祖父母のやり方ではなく赤ちゃんに合ったお世話をお願いしなければなりません。
また、祖父母世代の昔の育児と今の育児の内容では、認識ややり方が違うことが意外と多くあります。
祖父母と認識を合わせるため、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。

 

【いきなり預けるのは難しい】
祖父母世代と同居していない場合、赤ちゃんをいきなり預けるというのは難しいです。
まずは赤ちゃんが祖父母に慣れ、祖父母も赤ちゃんの生活を知るために、ママも含めて一緒の時間を過ごしていきましょう。

 

お互いに慣れてきたら、少しずつ時間を増やしていきます。最終的に赤ちゃんと祖父母だけで過ごす時間があっても問題なければ、ママの用事の時に赤ちゃんの預かりをお願いしましょう。

 

【育児方法を伝えておく】
赤ちゃんの育児方法をいきなりすべて伝えるのは難しいです。

 

・赤ちゃんが好む抱き方のコツ
・ミルクの飲ませ方やゲップのコツや癖
・おむつ交換のやり方
・眠る時の癖
・服の着せ方(厚着にしすぎない、体温調節、靴下は履かせているかなど)

 

など、祖父母と過ごす時間のなかで、育児の方法や気を付けていることを伝えておきましょう。

 

赤ちゃんの成長に合わせ、一日の過ごし方はめまぐるしく変わっていきます。
赤ちゃんを預ける時には最新の情報を明確に伝えましょう。

・ミルクの量
・睡眠の間隔
・離乳食の時間

など、1日の流れが分かるようリスト化しておくと、赤ちゃんをお世話する祖父母も分かりやすいかと思います。

 

 

【泣いたときの対応について】
赤ちゃんは、ママ以外の大人と過ごすことに不安を感じて泣いてしまうことも。
それは仕方がないことですので、泣いたときに機嫌を治せるような対応を伝えておくと、祖父母も赤ちゃんも安心です。

 

・お気に入りのおもちゃ
・泣き止ませの音や、好きな音楽、テレビの音など
・タオルやおしゃぶりなど安心できるもの

 

などを伝えておきましょう。

 

祖父母に赤ちゃんを預かってもらうために

次に、ママが祖父母に赤ちゃんを預かってもらう際に覚えておきたいこと、注意しておきたいことも押さえておきましょう。

 

【祖父母に赤ちゃんのお世話は大変】
祖父母にとって赤ちゃんはかわいらしいものですから、自分たちを頼って預けてもらえることを、とても喜んでくれると思います。

しかしその一方で、祖父母は子育てを経験していても資格を持ったプロではないため、小さな赤ちゃんを上手にお世話できるとは限りません。
また、年齢的にも預かり時間が長かったり、頻繁にお願いすると、負担になることもあります。

 

見てくれることに感謝の気持ちを伝えつつ、負担にならないラインも見極めなければなりません。

 

【時間は守る】
「何時まで」と時間を決めておくことで、祖父母側も1日の予定も立てやすいでしょうし、赤ちゃんのお世話もしやすくなります。
時間を守らないと祖父母にとっては大きな負担になってしまうので、そこはマナーとしても守りたいですね。

 

万が一遅れてしまう場合は、分かった時点で早めに連絡を入れましょう。

 

 

【神経質になりすぎない】
祖父母なりに自分のやり方もあるでしょうし、もしかしたら赤ちゃんをかわいがるあまり、ママの意向に沿わないようなことをしてしまうかもしれません。

 

命や体調に関わることなら注意しなければなりませんが、預かってもらった手前ママがぐっと我慢しなければいけなくなることもあるかと思います。

 

言いすぎると角が立ってしまうこともありますので、ある程度は「このようにしてほしい」と伝えつつ、ママがあまり神経質に考えすぎないことも大切です。

 

祖父母に預けることが難しいと感じたら

赤ちゃんを預かってもらえるのはとてもありがたいですが、子育てに関しては、祖父母世代と意見が合わないこともあるでしょう。

 

保育園の一時保育ベビーシッターでしたら、専門の資格を持った方が赤ちゃんを見てくれるので、安心できます。
料金が発生するものの、その分ママの要望は聞いてもらうこともできます。

 

もし祖父母に預けるのが難しいと感じたら、別のサービスにお願いすることも検討してみるのも方法です。

 

まとめ

ママやパパ以外の大人に赤ちゃんを見てもらえると、ママの負担はぐっと減り、その分また育児や仕事も頑張れるようになりますよね。
祖父母も、自分たちを頼ってもらえたら嬉しいでしょうし、赤ちゃんとの時間を楽しんでもらえるかもしれません。

 

赤ちゃんを預かってもらうことには、ママも祖父母にもメリットがある一方、お互いに気を遣うし、意見が合わないとぎくしゃくしてしまうこともあるでしょう。
ママは人の手を借りるのですから、ある程度はやり方を任せることも必要になります。

 

ただし、赤ちゃんの生活の仕方や危険があることに関しては、しっかりと認識をすり合わせてからお願いするようにしましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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