育児ストレスで夫に当たるのをやめたい時
育児に慣れずに疲れる、また上手くやりたいのに上手くいかない、できない…そんなときに溜まってしまうイライラ。
そんなイライラの矛先が、思わず夫であるパパに向かってしまうことはありませんか。
パパの方も理由も分からず当たられたとなると、そこから夫婦喧嘩に発展することもあるかもしれません。
夫婦喧嘩で更にストレスが溜まってしまうという、ストレスの悪循環に陥ることも。
今回はそんな育児ストレスが夫婦仲を悪化させてしまわないよう、夫婦で一緒に円満に育児ストレスを乗り越えるコツを探っていきましょう。
育児ストレスで夫に当たってしまう理由
なぜストレスを夫にぶつけてしまうのか、まずは理由について考えてみましょう。
【なんとなく当たりやすいから】
夫は家族として一番近くにいる人。
心を許している人でもあります。
だからこそ、イライラした感情を当てやすいということがあります。
特に夫が何かを自分にした、何か嫌なことを言ったわけでなくても、身近な存在だからこそ八つ当たりしてしまうこともあるでしょう。
【夫が育児に積極的ではないから】
普段育児をママがメインでやっている場合、そのことに対してもストレスを感じ、当たってしまうこともあるかもしれません。
特に、家にいても赤ちゃんに興味がなさそう、ママが忙しく動いているのに手伝おうとしないなど、パパの育児の関わり方の低さが育児ストレスの原因の1つである場合もあるでしょう。
最終的には「何もしないのに家にいるだけなんて、存在自体がストレス!」と感じ、当たってしまう場合も。
【育児家事の仕方に口を出されたから】
育児や家事の仕方について、パパから何か言われた時、思わずイラっとして、いつものイライラを上乗せして当たってしまうこともあるでしょう。
パパは何となく言った一言、普段なら何とも感じないような一言であっても、ストレスが溜まっているときには何故だか頭に血が上ることもあります。
育児ストレスで夫に当たらないために
育児ストレスで夫に当たってしまい、そこから夫婦喧嘩に発展してしまう…
このサイクルを絶ちたいとき、どうするといいでしょう。
【育児ストレスがあることを夫に共有する】
まずは育児ストレスがあること、またその原因について、夫へ共有しましょう。
夫婦であったとしても、一緒に暮らしていても、今どんなことが辛いのか、ストレスと感じているのかについては、具体的に口に出さないと伝わらないことが多いです。
しかも、赤ちゃんとの生活は慌ただしいことも多いので、口に出して話し合う機会もなかなか持てていないかもしれませんね。
夫に当たりそうなほどつらいと思った時こそ、夫婦の話し合いが大切です。
「今育児がつらくて、どうしてもパパに当ってしまいそうだから、そのことについて聞いてほしい…」と切り出してみましょう。
【夫の意見も聞き2人で話し合う】
育児ストレスの原因が夫の育児への関わり方に対する不満が原因の1つである場合は、相手に具体的にどうして欲しいかを伝える前に、夫の意見も聞いてみましょう。
パパの育児への関わり方は、育児に関するパパとママとの”意識のずれ”が原因であることも多いです。
「ママがしてくれると思っていた。」
「お世話のやり方が分からない。」
など、聞いてみると育児に関わることが少なかった理由は単純かもしれません。
分からないのであれば教えてあげるだけですし、分担がしっかりできていかなったのであれば、改めて夫婦間でのルールを決めてみましょう。
そして、ママのストレスを解消するには、またストレスが溜まらないようにするには、お互いどのようなサポートが必要なのか、話し合ってみてください。
【第三者に相談する】
夫婦で話し合うとすぐ喧嘩になる、お互い平行線で話が進まない!という時は、第三者に相談するのもいいでしょう。
どうしても本人同士だと、自分の意見ばかりになりがちなので、冷静な意見を取り入れてみるのも大切です。
必要であれば夫婦で話し合う際に第三者に間へ入ってもらうと、育児ストレスやお互いへのストレスを溜めないための話し合いがスムーズに進むこともあります。
育児ストレスで夫に当たってしまったら…
当たってしまった時は素直に謝りましょう。
パパに育児ストレスの原因がある、なしに関わらず、まずは謝ること。
当たった原因に対してではなく、カっとなってしまったことに対して謝るのです。
そして、訳もなく当たったわけでもなく、ストレスが溜まっていること、ストレスを解消するために、サポートして欲しいことを伝えましょう。
パパの方もママが攻撃的な態度で要望や不満を言ってくると、どうしても反抗的な態度をとりがちです。
お互いが冷静であることが大切なので、まずはママの方から素直になり、しっかりと真摯に「~を改善してくれると嬉しい」と伝えてみましょう。
まとめ
育児ストレスを解消するには、他でもない夫の存在は大きいです。
夫であるパパに当たってしまいそうなほど辛いときには、パパと話し合い、2人で育児ストレスの解消に向けて行動してみてください。