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赤ちゃんやママにとっての絵本の役割とは?

赤ちゃんへの絵本の読み聞かせには役割がある

絵本の読み聞かせが子どもの成長に良い影響を与えることは、多くのママが知っていることでしょう。

しかし赤ちゃんの場合はどうでしょうか。

 

お店の絵本コーナーには子ども向けのもの以外にも、0歳~を対象とした絵本が数多く並んでいます。

「まだ言葉を理解できない赤ちゃんに絵本を読み聞かせることに、どのような意味があるの?」と、疑問に思うママもいますよね。

 

実は言葉や内容はわからなくても、絵本は赤ちゃんの成長や発達にとって、大きな役割を果たしているのです。

さらに赤ちゃんだけでなく、読み聞かせをするママやパパにも良い影響があるといわれています。

 

そこで今回は、赤ちゃんやママ、パパにとっての絵本の役割について考えてみました。

絵本のもつ赤ちゃんへの役割を知れば、ママやパパの意識も変わり、もっと読み聞かせが楽しめるようになるかもしれませんよ。

 

赤ちゃんやママにとっての絵本の役割とは?

赤ちゃんに絵本はまだ早いのでは?と思ってしまうかもしれませんが、この時期だからこその大切な役割もあります。

赤ちゃんにとっての絵本がもつ役割とは、どのようなものでしょうか。

 

【親子のコミュニケーションになる】

絵本を読み聞かせる際は、膝に座らせたり近くに寄り添ったり、一緒に寝転がったりしますよね。

何かをしながら片手間で読み聞かせをするのは難しいため、しっかりと赤ちゃんに向き合うはずです。

そのため絵本は親子が触れ合い、コミュニケーションを取る時間としての役割も担っているといえます。

 

絵本を読み聞かせることでコミュニケーションの回数が増えると、親子の絆もより深まりますよ。

 

【赤ちゃんの情緒が安定する】

まだ絵本の内容や言葉が理解できない赤ちゃんでも、読み聞かせ中は大好きなママやパパの声を聞き、ぬくもりを感じられます。

親の愛情を感じながら安心し、リラックスした時間を過ごすことで、赤ちゃんの心も安定するでしょう。

 

【心の発達に良い影響を与える】

絵本ではさまざまな世界観や物語、人、考え方などに触れることができます。

登場人物を通してたくさんの感情を知ったり、人の気持ちを想像したり。

心の発達に良い影響を与えるのも、絵本の大事な役割のひとつです。

 

赤ちゃんのうちから絵本に触れることで、豊かな感性を育てられますよ。

 

【好奇心を刺激できる】

赤ちゃんは見るもの聞くもの触れるもの、すべてに興味津々。

絵本からたくさんの刺激を受けることで、好奇心の芽生えにも役立つでしょう。

 

【言語力が鍛えられる】

多くの言葉に出会える絵本は、まさに言葉のシャワーです。

絵本の読み聞かせは、語彙力のアップにも効果的ですよ。

 

【成長しても読書が習慣化しやすい】

赤ちゃんの頃から読み聞かせをしていると、成長しても読書が習慣化しやすくなります。

読み聞かせが赤ちゃんにとってママやパパと触れ合える幸せな時間になると、絵本が大好きになりますよ。

 

【ママのストレスの軽減に繋がる】

忙しい毎日の中、手を止めて赤ちゃんと一緒にゆったりと絵本を読むことは、ママにとっても癒しの時間。

また読み聞かせで赤ちゃんの情緒が安定すれば、ママの育児に関するストレスも減るかもしれません。

 

絵本のもつ役割を活かすポイント

絵本のもつ役割を活かすには、意識すると良いポイントがいくつかあります。

 

【月齢に合った絵本を選ぶ】

赤ちゃんはおもちゃとの区別がつかないため、絵本を破いたりなめたりするのはよくあることです。

また月齢が低いと、まだはっきりと目も見えません。

 

・破れにくい素材の丈夫な絵本

・言葉の音やリズムを楽しめる絵本

・色が鮮やかな絵本

 

など、赤ちゃんのうちは月齢に合ったものがおすすめです。

 

【コミュニケーションを大切に】

内容というより、まずは「一緒に絵本を読む」ことを大切にしましょう。

 

【絵本に集中できる環境づくり】

周りに気になるものがあると、赤ちゃんは絵本に注目してくれません。

テレビを消しておもちゃをしまうなど、集中できる環境づくりを意識してくださいね。

 

【読む順番や内容にこだわりすぎない】

読む順番や内容にこだわりすぎず、赤ちゃんの興味を優先し、好奇心を満たしてあげると良いですよ。

 

【反応に合わせた声がけ】

反応に合わせて声をかけてあげると、赤ちゃんは嬉しそうにします。

コミュニケーションだけでなく、共感性や語彙力アップにも効果的でしょう。

 

【ママやパパも楽しむ】

義務感だけで絵本を読んでいると、赤ちゃんにも伝わってしまうもの。

まずはママやパパが楽しむことが、絵本のもつ役割を最大限活かすことに繋がるのではないでしょうか。

 

まとめ

読み聞かせは、赤ちゃんのうちからはじめても早すぎることはありません。

絵本にはさまざまな役割があり、言葉を理解できない赤ちゃんにも多くの影響を与えます。

慣れない育児に奮闘するママやパパの、ほっと一息つける時間にもなりますよ。

 

月齢が低いとはじめはあまり反応がないこともありますが、ママやパパの声でする読み聞かせは赤ちゃんにとって心地よく、より心に残りやすいもの。

まずはママやパパ自身が楽しむことを忘れず、親子でたくさんの絵本に触れてみてくださいね。

この記事を書いたライター

中岡ゆり
中岡ゆり

5歳と2歳の男の子を育児中のママライター。ワンオペの毎日は大変ですが、バタバタと賑やかに過ごしています。 現在はパートをしながら、在宅ライターとしても活動中。ちょっとしたことで不安になり、心配していた0歳児育児。 同じように悩むママたちが、今しかない赤ちゃんとの貴重な時間を安心して楽しめるきっかけになるような記事をお届けしたいと思います。

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