赤ちゃんが外出を嫌がるのは理由がある
赤ちゃんと一緒に外出しようと思っていても、突然ぐずって泣き出してしまうことがありますよね。
外出は、赤ちゃんにとっても良い刺激になり、ママにとってもリフレッシュになりますが、嫌がるわが子を無理やり連れて外に出るのは大変なこと。
ベビーカーに乗せてお散歩している間中、泣き叫んでいることもあり、ママはどっと疲れてしまうでしょう。
このように赤ちゃんが外出を嫌がるには理由があります。
一体なぜ、赤ちゃんは外出を嫌がるのでしょうか?その理由や対処法について詳しくご紹介します。
赤ちゃんが外出を嫌がる理由
赤ちゃんが外出を嫌がるのには、以下のような理由があるそうです。
【怖い・不安だから】
赤ちゃんからすると、外の世界は「未知の世界」。
見るものすべてが新しく、大きなビルや広い道路、大きな車やバス、たくさんの人…。
これらを見て「怖い」と思ってしまう赤ちゃんもいるようです。
特に人見知りや場所見知りが始まっている赤ちゃんは、見慣れない場所・見慣れない人が不安で仕方ないのです。
このようなことが理由で、外出を嫌がってしまうのかもしれません。
【ベビーカーが嫌だから】
赤ちゃんの中には、ベビーカーを嫌がる子もいますよね。
・ママが見えないから不安!
・ベルトで締め付けられているのが嫌!
など様々な理由があるでしょう。
同様に、チャイルドシートを嫌がって抜け出そうとする子もいます。
このような子は、抱っこだと落ち着いて外出してくれることもあるでしょう。
【出かける気分じゃないから】
そもそも、赤ちゃんにとって「いま」が出かけるタイミングでないこともあります。
たとえば、お気に入りのおもちゃで楽しく遊んでいる真っ最中だったり、眠かったり、お腹が空いていたり…。
そんなときにママが「お散歩行こうね」と連れ出そうとして嫌がってしまうこともあるでしょう。
赤ちゃんが外出を嫌がるときの対処法
赤ちゃんが外出を嫌がるからといって、いつもお家に引きこもってばかりいるのは良くありませんよね。
ときには外の空気を吸ったり、外の景色に触れたりすることは大切です。
ではどうしたら、嫌がる赤ちゃんを連れて外出することができるでしょうか?
【対処法①徐々に慣れさせる】
赤ちゃんの場所見知りや人見知りが原因で外出を嫌がってしまう場合は、まずは「慣れる」ことから始めましょう。
たとえば、最初は家のベランダやお庭から外を眺めることから始めます。
その後、家の周りを一周。
慣れてきたら、少しずつ時間と距離を延ばしていきましょう。
変化を嫌がってしまう子には、お散歩コースは変えず、毎日同じコースで見慣れた景色を楽しんでもらうといいかもしれませんね。
赤ちゃんにとって安心できる場所・お気に入りの場所が見つかれば、繰り返しそこへ行って外出に慣れてもらうようにしましょう。
【対処法②抱っこで外出してみる】
外の世界を怖がってしまうような子は、ベビーカーだとママの顔が見えず不安になったり寂しくなったりしてしまうもの。
そんなときは抱っこで外出をしてみましょう。
抱っこならママとピッタリくっついていますから、赤ちゃんも安心ですね。
【対処法③ベビーカー用のおもちゃを取り入れる】
ベビーカーが苦手な子は、ベビーカーに取付可能なおもちゃを取り入れてみるといいでしょう。
そのおもちゃで遊びたいからと、ベビーカーに乗ってくれるようになるかもしれませんね。
ベビーカーは、ママの顔が見えないことで寂しさや不安を覚える子もいます。
また、景色を眺めていることに飽きてしまう子もいますから、気を紛らわせるためにもお気に入りのおもちゃを取付けてあげると嫌がらずに乗ってくれるかもしれませんよ。
【対処法④1日のスケジュールを習慣化させる】
毎日の生活リズムが一定だと、お散歩をする時間・お昼寝の時間・ご飯や授乳の時間というのが決まっていますよね。
これを習慣化させると、自然と赤ちゃんの体内時計も整うので、お散歩の時間に眠たくなったりお腹が空いたりすることがなくなるでしょう。
【対処法⑤混雑する場所や時間帯を避ける】
人見知りや場所見知りの赤ちゃんは、見慣れない人がたくさんいたり混雑して賑わっていたりする場所が少し苦手。
たくさんの人や大きな物音を見聞きしてビックリしてしまうこともありますね。
ですから、混雑する場所や時間帯を避けて外出すると言うのも1つの対策です。
赤ちゃんが怖がってしまうようなシチュエーションは避け、なるべく安心してお出かけできるようにしてあげましょう。
まとめ
赤ちゃんが外出を嫌がるのには、赤ちゃんなりの理由があります。
今回ご紹介したように、ママやパパ以外の人と触れ合ったり、見慣れない場所に行くのが不安で外出を嫌がってしまう場合は、赤ちゃんが安心できるまで無理をせず、徐々に慣れて行ってもらうのがいいですね。
そのためには、引きこもってばかりいるのではなく、赤ちゃんに「外出って楽しいんだよ」ということを知ってもらうことが大切です。
少しずつお散歩の時間や距離を延ばして、赤ちゃんに外で遊ぶ楽しさを知ってもらうようにしましょう。