ベビーベッドの置き場所は?
赤ちゃんを迎えるにあって用意するベビーベッド。
しかしベビーベッドは、意外と存在感があるので、置き場所に困ってしまうママも多いですよね。
ベビーベッドは、赤ちゃんが寝る場所だけでなく、おむつ替えやお着替えをする場所としても活用します。
赤ちゃんのお世話のしやすさや、赤ちゃんの安全を考えながら、ベビーベッドの置き場所について考えてみましょう。
そこで今回は、ベビーベッドの置き場所選びに欠かせないポイントについてご紹介します。
こちらの記事を参考にしながら、お部屋のレイアウトを考えてみてくださいね。
ベビーベッドの置き場所を選ぶポイント
ベビーベッドの置き場所に悩んだ場合、下記のポイントを参考に選んでいきましょう。
これまで大人だけの生活では気が付かなった様々なことが見えてくるかもしれませんよ。
【①ママの目が届く場所】
ベビーベッドを置く場所は、やはりママの目がいつも届く場所が望ましいですよね。
特に生まれたばかりの赤ちゃんは、何かを訴えたくても言葉ではなく「泣く」ことでしか行動を起こせませんから、何かあったときにすぐに赤ちゃんの異変に気が付けるよう、ママの目が届く場所に置きましょう。
子ども部屋よりもリビングに置いた方が、ママも赤ちゃんのお世話がしやすくなりますよ。
夜寝る時に寝室で使いたい場合は、キャスター付きのベビーベッドを活用し、日中はリビング、夜は寝室…というように移動させると便利です。
【②直射日光が当たらない場所】
風通しの良い窓際は、一見、とても良いベビーベッドの置き場所のように感じますが、カーテン越しであっても日差しが入り込んでくることもあるため、あまり好ましくありません。
直射日光に当たり続けて、気づかないうちに赤ちゃんが日焼けしてしまうこともあるからです。
大人に比べて、まだ皮膚の薄い赤ちゃんの場合、紫外線を長時間浴びることは大きなダメージにつながることも。
また窓際というのは、外の熱気や冷気が伝わりやすい場所でもあるため、赤ちゃんにとって適した温度ではない場合もあります。
なるべく直射日光や外気温に左右されない場所にベビーベッドを置いた方が、赤ちゃんも安心して過ごすことができるでしょう。
どうしてもお部屋の都合上、窓際に置く場合は、窓から少し離れた場所にベビーベッドを設置してくださいね。
【③大きな家具の近くや落下物がない場所】
ベビーベッドは、タンスや本棚など大きな家具の近くには置かないようにしましょう。
地震の揺れによって、家具が倒れてしまうことがあるからです。
ほかにもベビーベッドの付近には、落下物がないよう配慮することも大切です。
最近はウォールシェルフなど壁に付ける飾り棚も人気ですが、こちらもベビーベッド周りには設置しないようにしましょう。
棚に飾っている置き物などが落下し、赤ちゃんを傷つけてしまう恐れがあるからです。
また、ガーランドやモビール、天井から吊るすタイプのオーナメントなどをベビーベッド周りに飾る方もいますが、落下した時に赤ちゃんの首に巻き付いてしまったり、誤飲したりする危険もあるので避けるようにしましょう。
【④エアコンの風が直接当たらない場所】
室内の温度管理がしっかりできていたとしても、エアコンから直接風が当たってしまう場所にベビーベッドを置いては意味がありません。
赤ちゃんはまだ体温調節機能が未熟ですから、エアコンの直風で体が冷えてしまうこともあるでしょう。
また、皮膚の乾燥の原因にもなりますから注意が必要です。
エアコンを稼働させたときに、直接風が当たらない場所にベビーベッドを置くことも覚えておいてくださいね。
【⑤テレビ付近など音がうるさくない場所】
日中、ママと赤ちゃんが過ごす場所であるリビングにはテレビが置いてある家庭も多いですが、テレビ付近など音がうるさい場所もベビーベッドを置く場所としてはあまり好ましくないでしょう。
適度な生活音のある場所で過ごすことは大切ですが、”騒音”と感じるレベルの環境は、赤ちゃんも落ち着いて眠る事ができません。
特にテレビは、音だけでなくチカチカとした光も放ちますので注意が必要です。
【⑥電灯の真下ではない場所】
生まれたばかりの赤ちゃんは、真上を向いて過ごすことが多いですよね。
真上…つまり天井を向いて過ごすことが多いので、ベビーベッドを電灯の真下に置くと、眩しくて良い睡眠をとることができません。
大人でも同じですが、強い光を長時間見ることは目に悪影響ですから、電灯の真下は避けるようにしてください。
もし日中でも暗くて赤ちゃんのお世話がしにくい場所であれば、間接照明を設置するといいでしょう。
その際も、落下や転倒には十分気を付けてくださいね。
まとめ
赤ちゃんとの生活は、慣れるまでが初めてのことばかりで不安がいっぱいですよね。
大人だけの生活とは違って、赤ちゃんとの暮らしは注意すべきことがたくさんあります。
ベビーベッドを設置する場合は、今回ご紹介したような点に配慮しながら赤ちゃんが安全で安心して暮らせる環境を整えてあげましょう。