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授乳中チョコレートは食べてもいい?

授乳中にチョコレートはOK?

授乳中に食べ物について心配することはよくありますよね。

特に育児でストレスが溜まってくると、甘いものとして、チョコレートが食べたくなることもあるかもしれません。

しかし、授乳中にチョコレートを摂ることはOKなのでしょうか。

今回は、授乳中にチョコレートを食べても大丈夫かとともに、食べる際の注意すべきポイントを紹介していきます。

 

授乳中にチョコレートを食べる時の注意点

チョコレートを授乳中に食べても大丈夫であるかについてですが、結論から言うと、問題ありません。

市販されている一般的なチョコレートは、安全な食品であり、授乳中に食べても大丈夫です。

ちょっと小腹が空いたときなど、手軽に食べられるので、いいですよね。

ただし、1つ気を付けたい点があります。

【カフェインの量】

気を付けたい点とは、チョコレートにはカフェインが含まれていることがある点です。

過度なカフェイン摂取は赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるため、摂り過ぎないようにしましょう。

 

通常、授乳中の女性は1日に200〜300mg程度のカフェインであれば大丈夫と言われています。

一般的なチョコレート1オンス(約28グラム)で約12mgのカフェインが含まれています。

市販されている板チョコの1枚程度が、約1オンスです。

そのため、板チョコ1枚程度食べただけでは、全く問題ありません。

 

しかし、大量にチョコレートを食べることでカフェインの摂取量が増える可能性があるため、摂取量には気を付けましょう。

また、一般的なチョコレートよりもカフェイン量が多い、高カカオチョコレート(カカオマス70%)には、約42mgのカフェインが含まれています。

その場合少量でも、カフェイン摂取量が多くなるので、食べる量には特に気を付けた方がいいでしょう。

 

その他、コーヒーなどのカフェインが含まれる食べ物、飲み物を摂取する場合は、トータルで摂りすぎに注意してみましょう。

 

授乳中にチョコレートを摂るとおっぱいが詰まる?

チョコレートを食べると、乳腺が詰まって乳腺炎になることがあると聞いたことがあるかもしれません。

しかし、チョコレートを食べたことが乳腺の詰まりにつながったという、医学的根拠はまだありません。

脂分を摂りすぎると母乳がドロドロになったり、辛いものを食べると母乳が辛くなったりというものと同じように、食事が母乳の質や味に影響するという研究結果はないので、気にする必要はないでしょう。

 

ただし、食べ過ぎ飲み過ぎなどはママの体調に影響することはあるので、どんな食事にしても、過度に摂取するのはよくありません。

 

授乳中に上手にチョコレートを食べるには

授乳中もチョコレートを食べることは問題ありませんが、食べ過ぎには注意したいところです。

食べ過ぎないようにするには、どのような対策、心がけをしておくといいでしょうか。

 

【1日に食べる量を決めておく】

まず、食べ過ぎ防止のために1日に食べる量を決めておきましょう。

これだけ食べる、と決めて、1日分を袋などにまとめ、それ以上は食べないようにするなど。

また、時間を決めて食べるようにするといいかもしれません。

たくさん一気に食べるより、1つ1つをゆっくり味わうようにして食べてみてください。

 

あると食べ過ぎてしまうという方は、あまり買い置きせず、食べたくなったら、その日に食べる量だけ買いに行くという習慣にするといいかもしれません。

赤ちゃんと一緒にお散歩しながら、体も動かした後のご褒美として食べるというルーティンもいいですね。

 

【ダークチョコレートとミルクチョコレートだとどっちがいい?】

チョコレートには種類があり、カカオの濃度だけでなく、ダークチョコレートとミルクチョコレートなどの種類もあります。

一般的にダークチョコレートにはカカオ含有量が高く、抗酸化物質も多く含まれています。

栄養価が高く、砂糖の量が少ないため、ダイエット中の方にも人気があります。

 

一方、ミルクチョコレートには砂糖と乳製品が含まれています。

しかし、ダークチョコレートに比べてカフェイン量は少なく、甘みを多く感じるため、甘いものが好きな方にはストレス発散になるかもしれません。

 

授乳中にチョコレートを選ぶ際、食べ過ぎなければ好みの方を選べば大丈夫ですが、上記の違いについて少し知っておくといいかもしれませんね。

 

まとめ

授乳中にチョコレートを食べても問題はありません。

チョコレートが好きな方にとっては、食べるだけで幸福感を得られることもありますし、リラックス効果につながることもありますよね。

 

しかし、他の食べ物や飲み物でも言えることですが、適度に摂ることが大切です。

食べ過ぎると、カフェインを摂りすぎてしまうことがありますし、何よりカロリー摂取量も過多になってしまうことがあります。

母乳に影響があるかどうかを気にしてしまう人も多いですが、何よりママの健康のために、食事はバランスよく、栄養価の高いものを選んで適度に食べるのが一番です。

 

自身の体調や赤ちゃんの反応に注意を払いながら、楽しい授乳期間を過ごしてください。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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