母乳パッドの代用品はある?
母乳パッドは、授乳中や授乳後に乳房から滲み出る母乳を吸収し、お母さんの服やブラジャーを清潔に保つためのものです。
布タイプや使い捨てタイプものがあり、それぞれの特徴で使い分けたり、好みのものを使ったりしている方も多いでしょう。
特に母乳量が安定しない、初期の授乳期には必要とする人が多いかもしれません。
しかし、本当に母乳パッドとして販売されているものが必要なのか、他のもので代用できないかと考える人もいるかもしれません。
赤ちゃんの日用品にお金がかかる時期、経済的にも他のもので代用できればありがたいですよね。
特にたまにしか漏れることがないという方には、母乳パッドを購入することに悩むかもしれません。
また、母乳パッドをうっかり買い忘れた、装着し忘れて外出してしまった・・・などのいざという時も、他のもので代用できればありがたいもの。
そこで今回は母乳パッドの代用として使えるものにはどのようなものがあるか、また代用品を使う際の注意点をまとめました。
母乳パッドの代用品として、何が使える?
母乳パッドが手元にない時や、急な外出時などで代用品が必要な場合、以下のものでも代用することができます。
【ハンカチやガーゼ、タオル】
母乳パッドの代用として、よく使われるのは布製のハンカチやガーゼです。
通気性も良く、清潔に使えるものなので、代用品としてはぴったり。
ただ、ハンカチやガーゼのサイズや、出る母乳の量によっては、ハンカチやガーゼでは漏れてしまう可能性があります。
多く母乳が染み出てしまう方は大きめのハンカチやフェイスタオルなどで代用する方もいます。
ただし、大きめのものはずっと下着に入れておくわけにも行かないので、一時的な代用品として考えた方がいいでしょう。
【布ナプキン】
布ナプキンを使う方は、布ナプキンを母乳パッドの代わりに使うこともできます。
布ナプキンを折りたたみ、下着と乳房の間に挟みます。
吸収力には限りはありますが、洗って使えるので経済的。
布ナプキンを持っていない方も、生理が再開すれば、布ナプキンとして使用できるので、数枚持っておいてもいいかもしれません。
【使い捨て生理用ナプキン】
使い捨ての生理用ナプキンも、母乳パッドの代わりとして使えます。
使い方は布ナプキンと同じで、下着に挟めるサイズに折りたたみ、挟みます。
吸水力も高いものが多く、使い終わればすぐに捨てられるのが良い点でしょう。
母乳パッドは子ども用品店やドラッグストアなどにしか販売されていないのに対し、使い捨てナプキンはコンビニなどでも気軽に購入できるので、いざという時に代用品として便利ですね。
ただ、本来胸に挟むように作られたものではないので、肌が弱い人などは注意が必要です。
【ティッシュ】
ティッシュを代用品として使う方もいます。
気軽に挟んで使えて、そのまま捨てられるのが便利なポイントでしょう。
しかし、吸水性はないので、頻繁に換える必要があります。
母乳パッドの代用として使う時の注意点
母乳パッドの代用品を利用する際には、以下のことに注意しましょう。
【清潔なものを使用する】
母乳パッドの 代用品を使用する際は、清潔さを保つことが大切です。
代用品が触れる乳首は、赤ちゃんが口に含むもの。
清潔な代用品を使用し、そして定期的に交換するようにして下さい。
【快適さを考える】
代用品によっては、ママの肌がかぶれてしまうものがあるかもしれません。
また、あくまで代用品なので違和感があったり、不快感があったりするケースもあるかもしれません。
代用品と言えど、快適に着用できるかどうかも意識しながら使用してみましょう。
【ずれないように工夫する】
代用品はあくまで代用品なので、下着と胸の間に挟んでいてもずれることがあります。
ずれると母乳パッドとしての役目を果たさない他、不快感もあるので、ずれないように数枚挟むなど挟み方を工夫してみましょう。
【頻繁な交換】
代用品の吸収力は限られているため、頻繁に交換することが必要です。
母乳の漏れが起こりやすい時期には、こまめな交換を心がけましょう。
また、母乳パッドもそうですが、長時間付けていると蒸れたり、雑菌が繁殖したりすることがあります。
赤ちゃんが口に入れることのある胸をできるだけ清潔に保つためにも、意識して定期的に取り換えるようにしましょう。
洗って繰り返し使えるハンカチ、ガーゼ、布ナプキンは、必ず使用前に清潔に洗ってから使ってください。
まとめ
母乳パッドの必要性は、人それぞれ。
欠かせないという人もいますし、使わないことが多かったという人もいるので、どのくらい購入しておけばいいのか悩むこともありますよね。
しかし、いざ必要な時にないと困るもの。
母乳が漏れるなどして困った時には、今日ご紹介したような代用できるものが手元にないか、確認してみてください。
そして代用する際には清潔を保ったり、定期的に取り換えたりなど、注意点も意識しながら、使用してみてくださいね。