赤ちゃんの写真年賀状は配慮が必要?
年賀状はお正月の楽しみのひとつですね。友人知人の元気な様子を知ることができて、ほっこりした気分になることも多いと思います。
特に、写真入り年賀状の場合は近況がよく分かるのがうれしいですね。
赤ちゃんが生まれたら、お披露目として赤ちゃんの写真入り年賀状を送ろうと考えているママも多いのではないでしょうか。
スマホで写真を撮ったり、フレームを使って年賀状レイアウトを作ろうと張り切っているママもいるかもしれませんね。
赤ちゃんの写真入り年賀状を受け取ると
「かわいいね」
「ママ(パパ)に似てるね」
「もうこんなの大きくなったの」
と、微笑ましい気持ちになってくれる方もたくさんいると思います。
けれども一方、妊娠や出産はデリケートな問題でもあります。
受け取る相手の状況によっては、必ずしも微笑ましい気持ちで受け取れないケースもありえます。
時には、年賀状を出す前に配慮した方が良い場合もあることを知っておきたいですね。
今回は、赤ちゃんの写真入り年賀状を出す前に、配慮したい点、気を付けたい点などについてまとめてみました。
赤ちゃんの写真入り年賀状を作ろうと思っているママはぜひ参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんの写真年賀状で配慮する点は?
赤ちゃんの写真入り年賀状に関する受け取り方はさまざまです。
全く悪気なく送ったつもりでも、相手にその気持ちが伝わらなかったり、逆に不快に思われることがあったら悲しいですよね。
赤ちゃんの写真入り年賀状を送る際は次のようなことに少し配慮してみましょう。
【送る相手によってデザインを変える】
いちばん簡単なのは、年賀状のデザインを複数用意しておくことです。
特に仕事上の付き合いのある方、子どものいない方などには写真なしのデザインの方が無難かもしれませんね。
スマホや自宅のパソコンで年賀状を作るなら、1枚単位でデザインを変えることもできます。
市販のイラスト入り年賀状を送るのも良いでしょう。
【家族写真を使う】
赤ちゃんの写真入り年賀状の場合、赤ちゃんの顔だけでは、差出人を確認するまで誰から来たのか分からないことがあります。
また、赤ちゃんだけの写真の年賀状には違和感を感じるという意見もあるようです。
さらに、赤ちゃんだけの写真の年賀状は手抜き感が出てしまうことも…。
そんな心配がある時は、家族みんなの写真を使うのがおすすめです。
特に仕事上の関係で年賀状を出したい相手などには、「1歳になりました!」などと赤ちゃん目線のコメントを入れるのは避けましょう。
「母(父)としての自覚ができました」「仕事と子育てに奮闘中です」など、親目線のコメントを一言添えると良いでしょう。
あくまでも、ママ(パパ)からの年賀状であるという認識が大切です。
【使う写真にも気配りを】
年に一度お正月に届く年賀状には、日ごろ会えない相手への挨拶状の意味もあります。
少しかしこまりたい時は、年賀状に使う赤ちゃんの写真にも気配りしたいものです。
必ずしもフォーマルな服装は必要ありませんが、明るい色調で暖かい家庭の雰囲気が伝わる写真を選びましょう。
赤ちゃんのおむつ姿や変顔写真は、身近な親族や親しい友人には微笑ましいものですが、相手によっては年賀状の写真としてはカジュアルすぎる場合もあります。
写真年賀状を出産報告用にも使うなら?
普段からお付き合いのある間柄の場合、赤ちゃんの誕生をメールやSNSで知らせたり、お祝いや内祝いのやり取りがあることも多いでしょう。
しかし、頻繁に会わない間柄なら、お祝いなどで気を遣わせないためにも年賀状のタイミングで赤ちゃん誕生の報告をする人も多いようです。
また、取り急ぎの出産報告はメールで済ませ、あらためて写真入りの年賀状で報告する、というケースも増えているようです。
年賀状で出産報告をする時には、以下のようなポイントに気をつけるといいですよ。
【母子の無事を伝えよう】
無事に出産し、母子ともに元気であることを伝えましょう。
ママと赤ちゃんの写真入り年賀状なら、元気な姿が一目瞭然、わかりやすいですね。
【赤ちゃんの紹介を入れよう】
赤ちゃんの名前、読み方、生年月日、誕生時の体重やエピソードなどを添えて赤ちゃんの紹介を入れましょう。
家族写真とともに、赤ちゃんだけの写真も入れるとわかりやすいですね。
【贈る相手によってはデザイン違いを】
先に述べた通り、受け取る相手によっては赤ちゃんの写真入り年賀状が歓迎されない場合もあるかもしれません。
その場合は写真なしで、赤ちゃんの名前や生年月日などを書き添えるようにしましょう。
赤ちゃんの写真の代わりに、子連れの干支のイラストを使うのも良いかもしれませんね。
まとめ
不妊治療中の方やなかなか子どもに恵まれなかった方が、必ずしも赤ちゃんの写真入り年賀状を不快に思われるわけではありません。
毎年写真入り年賀状を楽しみにしてるよと言ってくださる方もいるでしょう。
しかし、受け取る相手の気持ちがすべてわかるわけではありません。
年賀状を準備するときは、送る相手の状況を考えて、場合によってはデザインを使い分ける、写真のサイズを変える(小さくする)、などの配慮ができるとより理想的かもしれませんね。