ベビーマッサージが動いてできない!
ベビーマッサージは、赤ちゃんをリラックスさせる・赤ちゃんとママのコミュニケーションにおすすめ…といった話を聞いたことのある方も多いですよね。
メリットがあるなら育児に取り入れたいと思い、いざ挑戦してみると、赤ちゃんが動いてしまって思うようにベビーマッサージができないという悩み。
特に自分で寝返りをうったりハイハイできるようになる月齢になると、ママが思うようにジッとしてくれないこともあるでしょう。
そこで今回は、赤ちゃんがベビーマッサージ中に動いてしまって上手くマッサージできないのはなぜか?その原因と対処法についてご紹介します。
なぜ赤ちゃんはベビーマッサージ中に動くの?
まずは、なぜ赤ちゃんがベビーマッサージ中に動いてしまうのか、その理由から考えていきましょう。
【理由①ほかに気になるものがある】
ベビーマッサージ中に寝返りやハイハイをする赤ちゃんは、もしかしたらほかに気になるものがあるのかもしれません。
仰向けになったときに見えた外の景色や視界に入ったおもちゃが気になって、そちらに手を伸ばしたいのかもしれませんね。
ベビーマッサージ教室などに通っている場合は、目新しい場所で見慣れないほかの赤ちゃんやママたちを見て、興味を持って近づこうとしているのかもしれません。
【理由②今は遊びたい気分だから】
ただ単に、今はベビーマッサージを受けるタイミングではないことも考えられます。
自由に動き回りたい、ママと一緒に遊びたいという気持ちで動き回ってしまうのかもしれませんよ。
【理由③ベビーマッサージが嫌だから】
ベビーマッサージに慣れないうちは、嫌がってしまう赤ちゃんもいますから、動き回って抵抗することもあるでしょう。
ジッとしているのが嫌だからなのか、何をするのか分からず不安だからなのか。嫌がって暴れたり泣いたりしてしまう子もいます。
ベビーマッサージ中に動いても大丈夫?
ベビーマッサージ教室など、自宅以外で行っている場合は、赤ちゃんが動き回って思うようにマッサージができないと、ママはイライラしたり、周りに迷惑をかけていないか不安になったりしますよね。
もしかすると、そのようなエピソードを周りから聞いて、ベビーマッサージを始めるのを迷っているママもいるかもしれません。
しかし、ベビーマッサージ中に赤ちゃんが動いてしまっても大丈夫!
赤ちゃんが自由に動き回れるのは、元気な証拠です。
しかも、ベビーマッサージの目的は、正しいマッサージを赤ちゃんに施すだけではありません。
ママと赤ちゃんのコミュニケーションの1つとして行うのですから、たとえ赤ちゃんが動き回ってしまっても、気にせずママと赤ちゃんのペースでスキンシップを楽しみましょう。
ベビーマッサージ中に動いてできないときの対策
ベビーマッサージ中に動いてしまう赤ちゃんへの対策は、一体どうしたらいいのでしょうか?
【タイミングを見直す】
赤ちゃんにとって「今」がベビーマッサージをするタイミングでない場合は、また時間を改めてみるのがおすすめです。
赤ちゃんの機嫌が良いときに再チャレンジするなど、様子を見ながら試してみましょう。
【服を着た状態でやってみる】
赤ちゃんの中には、突然服を脱がされて、オイルを塗られてマッサージされるのが不安な子もいます。
慣れないうちは特にびっくりしますよね。
もしかしたら、慣れないママも恐る恐るマッサージをしているので、顔もこわばっているのかもしれませんよ。
そんな状態だと、赤ちゃんは余計に不安になってしまうもの。
もし、赤ちゃんがベビーマッサージそのものを嫌がってしまう場合は、服を着た状態でもいいので試してみましょう。
ママもやさしい声かけをしながら行えば、赤ちゃんも安心してくれるかもしれませんね。
【ママも一緒に動いてマッサージをする】
好奇心旺盛な赤ちゃんは、ジッとしているのが苦手な子もいます。
「遊ぼう」と言わんばかりに動き回ってしまう赤ちゃんには、ママも一緒に動いてマッサージをしてあげましょう。
寝返りをゴロゴロしている赤ちゃんのお腹や背中をやさしく撫でてあげるだけでもOKです。
ママも赤ちゃんと一緒に腹ばいになって、背中をマッサージしてあげてもいいかもしれませんね。
動き回ってしまうときの注意点
ベビーマッサージを始めようとしたのに、赤ちゃんが動き回ってしまう…という場合でも、無理に体を押さえつけてまでベビーマッサージをしないように気を付けてください。
ベビーマッサージは、無理強いしてまでやらなければならないものではありません。
赤ちゃんが心地いいと思ってもらえるタイミングで、無理なく行うようにしましょう。
まとめ
ベビーマッサージ中に赤ちゃんが動き回ってしまうのは、意外とよくあること。
思うように行かないからといって、ママがイライラする必要はありません。
本来の目的は、あくまで親子のスキンシップ。
ママと赤ちゃんがマッサージを通して、絆を深めて行けるよう、笑顔で楽しくベビーマッサージをすることを心がけてくださいね。