ベビーマッサージで赤ちゃんが泣く時
ベビーマッサージを教室や自宅で行った時、赤ちゃんが泣いてしまった・・・
こういうことはよくあります。
- 服を脱がせただけで泣く
- オイルを付けただけで泣く
- 歌が始まったら泣く
こんな時、どうしたらいいのか、戸惑ってしまうことありますよね。
自宅ならその時点でストップすればいいですが、教室だとあやすのにも焦ってしまうかもしれません。
今回はベビーマッサージをする時、赤ちゃんが泣いてしまう原因を考えてみるとともに、対処法などを紹介していきます。
ベビーマッサージで泣くのはなぜ?
ベビーマッサージ中、赤ちゃんが泣く原因について、考えられることをまとめました。
【初めての状態に戸惑って驚いている】
ベビーマッサージが初めての赤ちゃんや、まだ慣れない赤ちゃんにとって、ベビーマッサージは初めての感覚や刺激になります。
服を急に脱がされ、オイルを塗られた!どこかから誰かの泣き声が聞こえてくる!
そんな状態に戸惑ったり、驚いたり、緊張してしまって泣いているのかもしれません。
「これから何をされるんだろう」
と分からない状態だと、大人も怖いですよね。
特に教室でベビーマッサージをする場合は、周りの環境に慣れず、泣いてしまうことがあるかもしれません。
初めて来た場所に驚いたり、初めて会ったベビーマッサージ講師に人見知りをしたり、周りの子の泣き声、音楽、部屋の温湿度など・・・
慣れないことがたくさんありますね。
【不快感がある】
眠たい、お腹が空いている、おむつが濡れている、部屋の温湿度が寒い・暑い・気持ち悪いなどの不快感から、泣いていることも考えられます。
赤ちゃんの様子を観察して、何が原因であるか読み取ってみましょう。
その不快感を取り除いてあげると、すっきりして泣き止んでくれるかもしれません。
体調が悪い時も同じように不快感があり、泣いてしまうことがあります。
いつもと違う様子がないかなども、ベビーマッサージ前にチェックしてあげましょう。
【過度な刺激】
ベビーマッサージ中に泣いてしまう場合には、マッサージの刺激が痛かったり、不快だったりするのかもしれません。
マッサージをする人の手が冷たい、ずっとくすぐったい、爪が当たって痛かった、オイルのにおいが苦手・・・など。
赤ちゃんによって気持ちの良いと感じる刺激の強さは違うので、赤ちゃんに合った力加減で行わないと、それが不快感に繋がり、泣いてしまうことがあります。
赤ちゃんがベビーマッサージで泣いてしまったら
赤ちゃんばベビーマッサージ中泣いてしまったら、まずはマッサージをストップして、何が不快だったのかを考えてみましょう。
赤ちゃんを抱っこし、気持ちを落ち着かせてあげましょう。
お腹が空いているようであれば授乳したり、おむつが汚れているなら交換したりすると落ち着くかもしれません。
【無理に続ける必要はない】
自宅で行っていても、教室で行っていても、ベビーマッサージは無理に続けなくても大丈夫です。
気持ちが落ち着いて大丈夫そうであれば、再開するといいですが、そうでなければ「今日はマッサージの気分じゃないんだな。」と別のことに切り替えるのもいいかもしれません。
教室であっても、毎回泣かずに参加できる赤ちゃんの方が少ないです。
抱っこして、その日は参加せずに、教室の見学をするだけでも大丈夫。
体調が悪そうなら、講師にそのことを伝えて帰らせてもらうなど、赤ちゃんの様子を見ながら対応しましょう。
【赤ちゃんが落ち着く方法を考える】
また、泣いてしまう原因のところでもお話しましたが、赤ちゃんによって好きなマッサージ、音楽、オイルは違うことも多いので、赤ちゃんに合った方法でマッサージをしてあげられるといいですね。
ベビーマッサージ教室へ通うのもいいですが、人見知りや場所見知りの激しい時期は自宅で行うなど、赤ちゃんがより落ち着く方法を考えるといいかもしれません。
その他、マッサージを行う人の手が冷たい、カサカサしているというのも、嫌がって泣く可能性があるので、できる限り温めて、手荒れなどは改善しながら行えるといいですね。
そして、赤ちゃんがリラックスできるよう、声をたくさんかけながらマッサージを始めましょう。
赤ちゃんが落ち着いた状態で、ベビーマッサージができるよう、赤ちゃんとママに合った方法を考えてみてください。
まとめ
ベビーマッサージを行うことは、親子の絆を深め、赤ちゃんの健康や発達に良い影響を与えると言われています。
しかし、そんなベビーマッサージ中、赤ちゃんが泣いてしまうことはよくあることです。
むしろ泣くことは、赤ちゃんが新しい刺激に対し、自分で対処している自然な反応だと言えます。
泣いてしまったら、無理をして続けず、まずは赤ちゃんを落ち着かせてあげましょう。
不快感を取り除き、赤ちゃんがリラックスできる状態を作ってあげましょう。
泣いてしまったとしても、焦らず、親子のペースで、ベビーマッサージの時間を楽しんでみてください。