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ベビーマッサージの注意点

ベビーマッサージをする時の注意点とは

赤ちゃんと楽しくスキンシップが取れるベビーマッサージ。

教室に通って学べる他、本や動画サイトを見ながら独学でも気軽に学べるので、チャレンジしてみたいというママもいることでしょう。

ベビーマッサージにはリラックス効果の他、夜泣きの対策、発達の促進、便秘の解消など、様々な効果が期待できます。

一方で、気を付けたい注意点がいくつかありますが、やり方のみに注視していると意外と見落としていることがあるかもしれません。

 

ベビーマッサージの注意点を一読しておき、安全に楽しくベビーマッサージを取り入れていきましょう。

 

ベビーマッサージをする時は赤ちゃんの体調に注意しよう

赤ちゃんが本調子ではない時に悪い時にベビーマッサージをしてあげても、ほとんど効果は得られないどころか、むしろ逆効果になってしまう可能性もあります。

ベビーマッサージは、赤ちゃんの体調を考慮しながら行わなければなりません。

 

【赤ちゃんの体調が悪い時は避ける】

体調が悪い時にマッサージを行うと、体力を消耗してさらに具合が悪くなってしまうことが懸念されます。

・風邪をひいている

・体温がいつもより高い

・嘔吐や下痢の症状がある

・皮膚の炎症がある

時は、ベビーマッサージは避けましょう。

 

【機嫌が悪い時は避ける】

ベビーマッサージは、ママと赤ちゃんとのコミュニケーションを取ることも目的の1つです。

機嫌が悪い時に体を触られても、赤ちゃんが嫌な思いをしてしまうことも。

泣いている時に無理矢理マッサージをしても、赤ちゃんがさらに悲しい思いをするだけで終わってしまいます。

機嫌が悪い時は無理をせず、またの機会にベビーマッサージを行いましょう。

 

【満腹時・空腹時は避けよう】

授乳や離乳食の直後にベビーマッサージを行うと、赤ちゃんの胃が圧迫されて苦しくなってしまいます。

また、消化が進んでいる時にお腹を触られると、気持ち悪くなってしまうこともあるでしょう。

逆に、空腹すぎる時間帯ですと、赤ちゃんはお腹が空きすぎて機嫌が悪くなってしまうこともあります。

食後は30分以上たってから、赤ちゃんのお腹の消化が落ち着いたころにベビーマッサージは行いましょう。

 

【予防接種後は避ける】

予防接種後は、思わぬ副作用が出てしまうことがあるため、体をしっかり休めて欲しいと考えます。

予防接種から48時間経過するまでは、ベビーマッサージはお休みしましょう。

 

ベビーマッサージを行う時の注意点

実際にベビーマッサージを行う時は、以下のことに注意しましょう。

 

【室温に注意】

ベビーマッサージを行う時は、赤ちゃんは裸で行います。

暑すぎず寒すぎない室温に調整する必要があります。

大人が半袖のTシャツでも過ごせるくらい、目安としては23度くらいが望ましいです。

(ただし、季節によって23度だと寒いと感じることもあります。都度、調節してあげましょう。)

 

【マッサージに使うオイルに注意】

ベビーマッサージで使われるオイルは、赤ちゃんの肌の保湿だけではなく、肌の摩擦を減らす潤滑油としての役割もあります。

必ず用意しましょう。

ベビーマッサージ用に配合されたオイルを使うのが望ましいです。

少量を赤ちゃんの肌に付けて見て、パッチテストを行ってからマッサージに取り入れるようにしましょう。

 

【環境に注意】

ベビーマッサージは、ママと赤ちゃんとの大切なコミュニケーションの時間です。

テレビやスマートホンは消して、赤ちゃんもママも集中できる環境に整えましょう。

 

ベビーマッサージを始める時期に注意しよう

ベビーマッサージは、生後何ヶ月から始めても良いと言われていますが、始める時期によってやり方に注意しなければなりません。

 

【新生児~生後1ヶ月ごろから始める】

生まれたての一番肌がデリケートな時期です。

オイルを少量使用して、手足を簡単にマッサージし、スキンシップを取る程度に留めましょう。

 

【生後2~3ヶ月頃から始める】

本格的なベビーマッサージを始めたいなら、体つきがしっかりしてくる生後2~3ヶ月頃がいいですね。

ただし、うつ伏せの状態でベビーマッサージをするのは、首がしっかり据わってからとなります。

 

ベビーマッサージでママが気を付けたい注意点

赤ちゃんの状態だけではなく、ベビーマッサージを行うママにも注意してほしいことがあります。

 

【清潔な手で行おう】

ベビーマッサージは、赤ちゃんのデリケートな肌に、全身くまなく直接手が触れます。

石鹸でしっかりと手を洗い、清潔な状態で臨みましょう。

 

【赤ちゃんの肌に傷がつかないようにしよう】

ママの爪が伸びていたり、指輪を付けていたりすると、赤ちゃんの肌に引っかかって傷がついてしまいかねません。

ベビーマッサージに限らずですが、赤ちゃんのお世話をする時は爪をしっかりと切っておき、指輪などの装飾品も外しておきましょう。

 

まとめ

赤ちゃんに様々なメリットがあると言われるベビーマッサージ。

しかし、赤ちゃんの肌に直接触れ、少しではありますが力も加えてマッサージは行われます。

注意点も多くありますが、無理をせず、ママと赤ちゃんが楽しみながら行うことを一番に考慮しながら行ってみてくださいね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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