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赤ちゃんがよく寝るベビーマッサージ3選

赤ちゃんの入眠儀式に「ベビーマッサージ」

0歳児の赤ちゃんとの生活はとても大変ですよね。

なかでも夜、なかなか寝てくれなかったり夜泣きがひどかったりするとママの疲れも倍増。ママのためにも赤ちゃんのためにも、なるべくなら夜はぐっすり寝たいものです。

 

月齢によっても違いがありますが、赤ちゃんが夜なかなか寝付いてくれないのは生活リズムや睡眠サイクルにまだ慣れていないことが原因の1つとして考えられています。

他にも、暑すぎたり寒すぎたりと環境が整っていなくて不快であったり、寝ることが心地よく思えなかったりすることもあるようです。

心地よい寝る前の習慣として「ベビーマッサージ」を取り入れてみると安眠効果がでるかもしれませんよ!

今回は、そんな入眠儀式で取り入れたいベビーマッサージについてご紹介します。

 

ベビーマッサージで赤ちゃんが寝る理由

ベビーマッサージの効果として、「赤ちゃんがよく寝る」「寝やすくなる」などが言われています。それは、血流が良くなって冷えを緩和し寝つきやすくなったり、ママと触れ合うことでリラックスできたりなどが理由に挙げられます。

 

どの赤ちゃんにも効果的!というわけではありませんが、ベビーマッサージは寝つきが良くなること以外にもたくさんのメリットがあり、赤ちゃんをゆったり愛でる時間にもなるので、赤ちゃんだけでなくママのリラックスにも効果的なんです。

寝る前の習慣として取り入れると、ママも赤ちゃんも、心と体がリラックスし自然と眠りにつけるかもしれませんね。

 

赤ちゃんが寝るベビーマッサージ3選

赤ちゃんが寝付きやすくなる、ベビーマッサージを3つご紹介します。

べビーマッサージの基本は、心臓から遠い末端の手や足から行い、お腹や背中までさすってあげます。その中でも特に寝付きに効果的なのが、この以下の3つの部位のマッサージです。

 

【足の裏をさする】

足の裏には「失眠」と「湧泉」というツボがあります。足の裏の中央線に沿っていて、失眠は踵の真ん中にあり、湧泉は土踏まずよりも指側、足の指を握った時にへこむ部分です。

 

赤ちゃんなので、強めの力でギューギュー押すのはNG。ツボ周辺をさする感じで大丈夫です。他にも足の指を一本ずつ小さい力で順々にさすったり揉んだりするのも、赤ちゃんがリラックスしやすいようです。

 

 

【手のひらから腕のマッサージ】

次は手のひらから二の腕までのマッサージです。手のひらには「合谷」というツボがあります。親指と人差し指の谷にあるツボで、指の股をさすってあげましょう。

 

赤ちゃんの指は細く小さいので、掴んで回したりするのは危険です。ママの親指と人差し指で指の股を掴んでさすったりムニムニと揉んだりしてください。

 

その後は、赤ちゃんの手のひらをママの手で挟んで温めるようにさすったり、ゆっくり優しくじわーっと握ってあげるのもおすすめです。

 

腕は、肩を外側から掴むように触り手首まで腕をさすってあげます。外側から触ることで、赤ちゃんのひじに害がなくマッサージできます。ぷにぷにの赤ちゃんの腕は、触れているママを幸せにもしてくれますよね。

 

 

【耳の周りを撫でる】

最後はお顔の周りです。耳にはその名も「安眠」というツボがあります。耳の後ろ指一本くらいの場所にあり、目を使いすぎる人などに効くツボです。ママの両手で赤ちゃんのほっぺを包むと、指は耳のところに当たります。指で耳の前後を挟んでお顔全体を優しくなでなでしてあげましょう。

 

眠くなると耳を触る赤ちゃんも多いですよね。眠いと耳周りが温まるのでかゆくなるという説が強いですが、逆に耳周りを温めると眠くなりやすいという説にも繋がります。小さいぷくぷくのほっぺを愛でられるのも期間限定。ママも毎日楽しみながら、なでなでしてあげてくださいね。

 

寝るベビーマッサージをする時の注意点

赤ちゃんが寝付くベビーマッサージを3つご紹介しました。

ベビーマッサージをするにあたり、ママの手の温度とスピード、音に注意してください。より効果的なベビーマッサージになりますし、赤ちゃんが嫌がらずに進めることができます。

 

なるべく静かな環境を作り、聴こえる音はママの声くらいにしましょう。そして手のスピードも、声のスピードもゆっくりめ。早く寝かせたいと思えば思うほど赤ちゃんはなぜか眠ってくれないものです。ゆっくり赤ちゃんを愛でる時間と思って、ママもゆったり楽しんでください。

 

最後に大切なのはママの手の温度です。ママの手が冷たいと赤ちゃんの眠気も吹き飛んでしまいます。事前に温めた手でマッサージをしてあげましょう。

 

まとめ

こうこうと電気のついた部屋でベビーマッサージをするよりも、少し薄暗かったり暖色の電球の下で行うとさらに眠気を誘います。

 

基本的にはベビーマッサージは裸でオイルを使いますが、そのまま寝てしまった時など着替えさせるのは大変ですよね。パジャマや寝間着を着せてからマッサージをしても問題ありません。

全身のベビーマッサージをすると結構時間がかかってしまいますが、3ヶ所くらいなら簡単で気軽にできるのでとてもおすすめ。ママと赤ちゃんのよく寝るための習慣として、ベビーマッサージをぜひ取り入れてみてくださいね。

この記事を書いたライター

小西ちさと
小西ちさと

2歳、小5、小6の三児の母で、正しい体の使い方のインストラクターをしています。 小さな命と向き合うママは不安や心配がたくさんですよね。少しでもママの不安や疲れに寄り添い、解消できるような記事を目指しています。

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