赤ちゃんは室内でもケガをしやすい
ケガというと屋外でのケガを思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、赤ちゃんにとっては室内にもケガにつながる危険がたくさん潜んでいます。
赤ちゃんが室内で負うケガの中でも、「転倒・転落によるケガ」や「感電」が多いと言われています。
赤ちゃんは「まさか!」と思うような行動をしますので、室内でのケガ防止対策がとても大切になります。
そこで、赤ちゃんが室内でケガをしないよう、ママやパパにおすすめの「ケガ防止グッズ」をご紹介します。
転落・転倒によるケガを防止するグッズ
頭が大きくバランスを崩しやすい赤ちゃんは、家の中でも転んだり落ちたりすることでケガをしてしまうことが多々あります。
赤ちゃんがケガをすることなく、楽しく遊べるように安全対策を施すことが大切です。
そこで、家の中での転落や転倒によるケガが防止できるおすすめのグッズをご紹介します。
【コーナーガード】
机やタンスなど、家具の角につけるタイプのクッションです。
ハイハイからつかまり立ち、よちよち歩きをする赤ちゃんは家具に頭をぶつけてしまうことがあります。
万が一赤ちゃんがぶつかってしまっても危なくないように、コーナーガードを付けておくと安心です。
カラーやタイプが様々ありますので、お部屋のインテリアにも合わせて選ぶことができます。
【ベビーサークル】
ママやパパが家事をしているときは、しっかりと赤ちゃんを見ていたつもりでもちょっと目を離した隙に「気づいたら危ないことをしていた」ということがあります。
そんな時に赤ちゃんがケガをしてしまわないように、「安全な場所で遊んでてもらう」という方法もあります。
危ないところや届かない位置にベビーサークルを設置し、サークル内にも危ないものを入れないで置くことで、ある程度安全が確保できます。
ベビーサークルの種類やカラー、サイズも色々ありますので、お部屋に合わせて選ぶことができます。
【ベビーゲート】
好奇心旺盛な赤ちゃんは何でもチャレンジしようとします。
しかし、はいはい期やよちよち歩きの赤ちゃんが階段を上ったり下りたりするのは大変危険です。
そこで、赤ちゃんが通ったら危険な場所にゲートを付けて通れなくすることで転落などのリスクを減らすことができます。
【フロアマット】
はいはい期やよちよち歩きの赤ちゃんは、何もないところでも転んでしまうことがあります。
転んだ時にフローリングに頭をぶつけてしまわないよう、フロアマットを敷いてあげることでケガ予防につながります。
【セーフティークッション】
セーフティークッションは、リュックのような形状で赤ちゃんの後頭部を守るクッションです。ヘッドガードとも呼ばれています。
動物をモチーフにしたものやキャラクターのものもあり、とてもかわいいものがたくさんあります。
どうしてもリュックを背負うのが嫌だという赤ちゃんは、ヘルメットタイプのクッションもあります。
その他のケガを防止するおすすめグッズ
室内でのケガは、転倒や転落だけではありません。
赤ちゃんはいろいろなものに興味を示しますので、思いもよらないケガをすることがあります。
そこで、転倒・転落によるケガ以外も、赤ちゃんのケガ防止におすすめのグッズをご紹介します。
【コンセントカバー・ケーブルボックス】
赤ちゃんはコンセントが大好きです。
ハイハイ期の赤ちゃんの目に入りやすいところにあることや、形状が赤ちゃんの興味をそそってしまいます。
そのままにしておくとコンセントを抜こうとしたり、指を入れようとしたりして遊んでしまいますので、コンセントガードを付けてあげるとよいでしょう。
コンセントの引き抜き防止タイプや、コンセント自体にカバーを付けるタイプ、延長コードをカバーできる「ケーブルボックス」など種類があります。
【ドアロック・ドアクッション】
赤ちゃんが触ると危ないものは、棚や引き出しにしまっているパパやママがたくさんいます。
しかし、たっちができるようになると手の届く範囲が変わりますので、棚や引き出しを開けてしまい、危険なものに触ってしまう場合があります。
また、引き出しや棚を開けた際に指を挟んでケガをすることもあります。
そこで、引き出しや棚を開けられないように「ドアロック」や「ドアクッション」を付けるとよいでしょう。
また、窓を開けてしまう恐れもありますので、窓用のロックも大切です。
【ストーブガード】
冬場、ストーブを付ける家庭は赤ちゃんが吹き出し口を触ってしまわないかヒヤヒヤしている人もいます。
ストーブを触ってしまい、大ヤケドをしてしまっては大変なので、赤ちゃんが小さいうちはストーブガードを付けるとよいでしょう。
まとめ
ママやパパがしっかり見ていても、赤ちゃんのケガを100%防ぐことはできません。
それは、大人が想像する以上に赤ちゃんの好奇心が旺盛だから。
赤ちゃんを守る安全対策グッズを用意しておくことで、万が一のケガを防いだり、ケガを軽くすることができるかもしれません。
今一度、お部屋に危険はないか見直しながら、赤ちゃんが安全に過ごせる空間づくりを心がけてあげましょう。