生後7ヶ月の赤ちゃんとのお風呂
生後7ヶ月の赤ちゃんは、早い子だとずりばいやはいはいで移動をするようになり、ますます動きが活発になります。
そのため、赤ちゃんとのお風呂の時間も今までとは異なる大変さがありますよね。
そんな赤ちゃんをいつも一人でお風呂に入れているママは、たまには一人でゆっくりと湯船につかりたいのではないでしょうか。
そこで今回は、生後7ヶ月の赤ちゃんとのお風呂について、その注意点などや、ママのバスタイムの確保についてご紹介します。
【生後7ヶ月】赤ちゃんとのお風呂の流れ
生後7ヶ月の赤ちゃんとのお風呂の流れをご紹介します。
1、赤ちゃんのケアを行う
2、ママのケアを行う
※ママのケアを行っている間は、赤ちゃんはバスチェアなどで待っていてもらう
3、赤ちゃんと湯船につかり、温まる
ママのケアを行っている間、動くことのできる赤ちゃんは、自分であちことに動き回ってしまいます。
そのため、待機場所は赤ちゃんが抜け出しにくいバスチェアがおすすめです。
また、お風呂から上がる際は、まずは赤ちゃんの体を拭いてバスタオルで包み、バスチェアなどに座らせておくと良いでしょう。その後、ママが素早く体を拭いて、服を着てから赤ちゃんの保湿や着替えを行うと良いですよ。
慌てていると、濡れている赤ちゃんを抱っこし、転倒したり赤ちゃんを落としたりする危険があるので注意してくださいね。
一刻も早く赤ちゃんの服を着せてあげなければ!と焦るかもしれませんが、動くようになった赤ちゃんのケアは今まで以上に時間がかかるもの。
終わるまでママがタオル1枚だと、ママ自身が風邪を引いてしまいます。
そのため、まずはママの着替えを行ってから、落ち着いて赤ちゃんのお世話に取り掛かるようにしましょう。
【生後7ヶ月】赤ちゃんとのお風呂の注意点
【危険なものに注意】
お風呂場には、剃刀などを置いている家庭もあるかもしれませんね。
赤ちゃんが動き出すようになると、それらを手に取ってしまう可能性もあります。
また、この時期の赤ちゃんはなんでも口に入れてしまいます。
剃刀は特に危険ですので、絶対に赤ちゃんの手の届かない場所に置くようにしましょう。
ほかにも、家庭によっては、熱いお湯が出る蛇口部分や、その根本部分が熱くなる仕様のところがあるため、誤って赤ちゃんが触らないよう注意してくださいね。
【赤ちゃんからは目を離さない】
お風呂の時間は、赤ちゃんからは絶対に目を離さないようにしましょう。
特に、赤ちゃんの首にはめる浮き輪(スイマーバ)は、その姿も可愛らしいことから使う方もいるようですが、こちらはママのケアをしている間に赤ちゃんを待機させておくアイテムではありません。
この浮き輪を着用させ、ママのケアを行い、その間に赤ちゃんが溺れてしまったという事故もあります。
お風呂グッズについてはその使用方法をよく守り、過信しすぎずに必ず目を離さないようにしましょう。
ママ一人のバスタイムを確保しよう
ママ一人で赤ちゃんをお風呂に入れるとなると、ママはゆっくりと浸かることができずにリラックスどころではないかもしれません。
できればパパにも協力してもらいないがら、ママ自身のバスタイムの時間を確保することも大切ですが、なかなかそうはいかない家庭も多いですよね。
ママ一人もバスタイムをなかなか確保できない理由と、その対処法をご紹介します。
【①パパとの生活リズムが合わない】
パパとの生活リズムがなかなか合わず、お風呂に入れられないという家庭は多いようです。
パパの仕事の帰りが遅かったり、夜勤があったり変則的な出勤形態であると、赤ちゃんとお風呂に入ってもらうのはなかなか難しいもの。
そんな時は、パパのお休みの日にお風呂に入ってもらいましょう。
休みの度だと、パパも疲れてしまうかもしれないので、パパと話し合いながらお風呂の日を決められると良いですね。
【②パパがいるけど入れてくれない】
パパに赤ちゃんのお風呂を頼んでも断られる・嫌な顔をされる…という家庭もあります。
パパが家にいるのに、いつも自分ばかりが赤ちゃんとバタバタとお風呂に入っているとなると、ママもイライラしてしまいますよね。
ではなぜパパが、赤ちゃんと一緒にお風呂に入れる気持ちにならないのか、話し合ってみましょう。
赤ちゃんとのお風呂がハードルが高いと思っているならば、1度3人で入ってやり方を教えてあげても良いかもしれません。
「たまには一人でゆっくりと浸かりたい」と、真剣にお願いをすればパパも分かってくれるはずです。
また、パパが赤ちゃんをお風呂に入れる際、ママから見て少し危なっかしいところがあるかもしれません。
しかし、よほどのことでない限りは口を出したい気持ちはぐっとこらえましょう。
だんだんとパパも回数をこなして上手になってくれるはずです。
【③パパだと赤ちゃんが泣いてしまう】
生後7ヶ月頃になると、今までは何ともなかった赤ちゃんも、「パパ見知り」をすることがあります。
お風呂の度に泣かれてしまうと、パパも内心傷ついているかもしれませんね。
このパパ見知りは、一時的なものです。
そのため、赤ちゃんが泣いてもそのままパパとお風呂に入り続けていれば、赤ちゃんが慣れてくるということもあります。
また、「パパとお風呂に入ると楽しいことがある」と赤ちゃんに思ってもらうためにも、パパとのお風呂の際にはおもちゃを手渡すなど、特別感を出してみても良いかもしれませんね。
まとめ
動きが活発になってきて、ますます目の離せない生後7ヶ月の赤ちゃんとのお風呂。
赤ちゃんのケガや事故に十分に気をつけながら、バスタイムを楽しんでくださいね