育児中は「食べるダイエット」で瘦せる

育児中は食べるダイエットで瘦せる

育児中に授乳しながらダイエットは可能?

育児をしながら、ダイエットをしたいと思っているママはたくさんいるでしょう。産後、なかなか体重が戻らず苦労していたり、どうやってダイエットをすればよいかわからなかったり、そもそも授乳中にダイエットしても大丈夫なのか心配しているママもいると思います。
産後の体は、出産で受けたダメージの回復中なので、ダイエットの開始時期にも注意が必要です。

 

そこで、授乳中でも可能な「食べるダイエット法」について詳しくご紹介します。

 

育児中のダイエットはいつから可能?

産後すぐは、出産のダメージを回復する大事な時期であり、ホルモンバランスや自律神経も不安定なため、ダイエットはおすすめできません。体に負担がかかる回復時期を過ぎ、産後の体調が落ち着いてくるまで、少なくとも産後1ヶ月の間はダイエットをしない方が良いでしょう。

 

出産のダメージや産後の回復具合は人により違うため、一概には言えませんが、せめて産後2~3ヶ月以上経ってから様子を見ながら無理のないダイエットをするようにしてください。
また、帝王切開で出産したママは傷の回復具合などと関わるため、ダイエットを開始する前に必ず医師に相談しましょう。

 

「食べるダイエット」のポイント3つ

食べずにダイエットする方法は、体力や良質な栄養が必要な時期の育児中のママには向きません。この時期は授乳することもあるため、しっかり食べて減量する方法を採りましょう。「食べるダイエット」であれば、ストレスを溜めにくく、育児や家事への体力も維持することができます。

 

以下のようなポイントをおさえ、食べるダイエットを実践してみてください。

 

【①バランスの良い食生活を心がける】
育児中に食べて痩せたいというママは、まず栄養をしっかりとりましょう。育児中忙しくて、自分はお菓子だけ、カップラーメンだけ、としていませんか?まずは栄養をしっかりとるようにしましょう。肉、魚、野菜、果物、乳製品をバランスよく食べるようにします。特に産後も貧血には注意が必要なので、赤身の肉、魚をしっかり食べるようにします。おやつには、ナッツ類やゆで卵などを食べると良いでしょう。

 

【②便秘を予防する】
体内に老廃物をため込まないためにも便秘予防をすることもダイエットの1つです。
便秘を予防するにはキノコ類や豆類、食物繊維の多い根菜類がおすすめです。ご飯を白米から雑穀米にするのも栄養価が上がり、食物繊維が増えるのでおすすめです。授乳中は水分も必要なので、お水や麦茶などカフェインフリーのものをこまめにしっかり飲むようにしましょう。

 

【③食べる順番に気をつける】
食べる順番は、野菜→汁物→肉や魚の動物性たんぱく質→米やパンなどの主食の順で食べると血糖値が上がりにくくなるため、太りにくくなります。

 

【④遅い時間に食べ過ぎない】
食べた後のカロリー消費が少ない夕食は、9時以降にならないように気をつけ、量も腹八分にすると良いです。また、食事前に1杯の水を飲むことで暴食が抑えられます。

 

育児中のダイエットで間食はしてもいい?

ダイエット中の間食は罪悪感を感じてしまいますよね。
しかし、授乳期間中はエネルギー消費量が多いのでお腹が空くことも多く、育児ストレスで甘いものを口にしたくなることもあると思います。

 

そんな時は、ナッツ類や便秘予防にも効果的なヨーグルトにフルーツを入れたものを食べると良いでしょう。
少量のドライフルーツも栄養価が高く、適度な甘さがあるのでおすすめです。

 

授乳中のダイエットの注意点

育児中、なかでも授乳中にダイエットするときにママが注意した方が良いことをまとめました。
産後の体型を早く元に戻そうと焦って無理なダイエットをしないように気をつけてください。

 

【①暴飲暴食に気をつける】
外出してストレス発散することが難しい育児中のママは、どうしても間食をしたり、甘い飲み物を飲んだりしてしまいがちです。特に授乳中は痩せやすいという感覚から、いつも以上に食べてしまうこともあるでしょう。
食べて発散するストレス法は、食べている最中だけ幸福感がありスッキリしますが、後から罪悪感に悩まされてしまうものです。うっかり暴飲暴食してしまわぬよう、気をつけるようにしましょう。

 

【②極端な食事制限】
ママの母乳は、赤ちゃんの栄養源となりますので、授乳中は偏った食生活や極端な食事制限は好ましくありません。
まずはしっかりバランスの良い食生活を心がけましょう。そのことがダイエットに繋がります。

 

【③急な体重の減少】
授乳中だけでなく、育児中は急な体重の減少に注意しましょう。産後はただでさえ、ママの体調は不安定です。そのうえ、無理なダイエットをすることで急な体重の変化があると、ますます体調を崩しやすくなってしまいます。
急激に体重が減少するような過度なダイエットは、デリケートな産後の体や赤ちゃんに与える母乳に影響が出ますのでやめましょう。

 

まとめ

育児中は、授乳の有無にかかわらず、ママの健康が第一です。忙しい育児中に手軽に瘦せられるからと、無理に食事制限をしたり、偏った食生活をしていると、ママの体調に悪影響を及ぼします。
今回ご紹介したように、しっかり3食摂取しても、食べ方や食べる内容を変えるだけで健康的に減量することができますので、是非試してみてください。
ただし、カロリーの低い食事を心がけると言っても、食べ過ぎては意味がありませんので気をつけてくださいね。

この記事を書いたライター

月子
月子

親の病を機に九州へ舞い戻る一児のママライター。 おかしな方言の使い方をする子どもに笑い、癒されながら、バタバタ過ごす毎日です。 趣味は料理とベランダ菜園。育てたものはおいしく食べています! 心がほっとするような、楽しく役立つ情報をたくさんお届けしていきたいです。

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