赤ちゃんにはベビー用のバスタオルを
赤ちゃんのバスタオルは、ママやパパが使っているものと同じで良いと思っている人が多いのではないでしょうか?
しかし、赤ちゃんは大人に比べて肌が薄く、素材や質感によっては肌トラブルを起こしたり、不快を感じたりすることがあります。
繊細な赤ちゃんの肌だからこそ、ベビー用のバスタオルを使ってあげると安心です。
また、バスタオルは体を拭くだけでなく、下のように様々なシーンで使えるのでベビー用を持っておくと便利です。
・おくるみとして使う
・タオルケット代わりに使う
・外出用のベビーカーでの日よけ
・ちょっとお昼寝したい時にシーツ代わりに使う
・上着代わりに使う
赤ちゃんのためにどんなバスタオルを選べば良いのか、初めてのベビーバスタオルの選び方のポイントを4つご紹介していきます。
ポイント①大きさは体より大きなサイズ
「バスタオルと言われているんだから、大きくて当然じゃない?」と思っているかもしれません。
しかし、バスタオルと一口に言っても大きさはそれぞれ異なります。
赤ちゃんの体の大きさや、これから成長して大きくなっていくことも考慮しながら、体を包めるくらいのサイズを選んで下さい。
体がはみ出てしまうバスタオルは、体が拭きにくく、他の用途としても使いにくくなります。
赤ちゃんがすっぽり包まれる大きさであることがバスタオルの第一条件です。
ポイント②素材は触り心地と吸水性重視
ベビー用のバスタオルに選ぶ素材は、肌に優しく触り心地の良いものがおすすめです。
・ガーゼ
・パイル
・コットン
ふんわり素材に加えて、重視したいのが吸水性です。
お風呂上りに体が冷めないうちに水分を拭き取れるように、吸水性も重視しておきましょう。
素材の特徴を把握しておくと、シーンや季節によって選び分けられるのでおすすめです。
【ガーゼ素材】
ガーゼ素材は傷口の処置にも使われているほど、感触がふんわりして優しいのが特徴です。
繊細な赤ちゃんの肌にも刺激になりにくいので、肌が敏感な時にも安心です。
他の素材に比べて使われている糸が少ないため、軽くて持ち歩きにもピッタリです。
畳んだ時にもコンパクトになるので、荷物が多くなりがちな赤ちゃんバッグにも常備できます。
ガーゼ素材は吸水性だけでなく通気性も良いので、湿気がこもりにくいのもメリットです。
雨の多い季節や汗をかく夏場に大活躍するので、持っておくと重宝するバスタオルになってくれます。
よりふんわりを求める場合には、何層にも重なったものを選びましょう。
【パイル素材】
パイル素材は、毛足の長い糸が輪っか状に仕立てられているため、ふんわりしているのが特徴です。
ガーゼのような優しい触り心地な上にクッション性にも優れているので、ガーゼでは物足りない時にもおすすめです。
吸水性はもちろんのこと、縫い目の空気層が広いので速乾性があります。
それだけでなく、保温性もあるので、パイル素材のバスタオルは冬場のおくるみにも活躍しますよ。
【コットン素材】
柔らかさがありながら、ガーゼよりも細かい目になっているため厚みがあるのが特徴です。
コットンは赤ちゃんの衣類でも多く使われていますが、中でも選ばれているのがオーガニックコットンです。
厳しい基準をクリアしているので、デリケートな赤ちゃんの肌にも安心です。
ガーゼ素材は夏、厚手のパイル素材は冬向きと季節を選ぶイメージもありますが、コットン素材は一年中を通じて手に入りやすく使いやすい素材です。
オーガニックコットンの場合は他の素材のものよりはお値段は張りますが、肌トラブルやアトピーなど特別な時には心強いアイテムになります。
ポイント③初めては正方形が使いやすい
大人用のバスタオルの場合は長方形のものが主流ですが、ベビー用のバスタオルとして最初に購入する場合には正方形がおすすめです。
初めてのバスタオルの場合、長方形より正方形がおすすめな理由としては以下の通りです。
・体が小さく動きも少ないので正方形でも事足りる
・畳んで持ち歩く時に布が少ない方がかさばらない
・おくるみにできる
・長方形より干しスペースが小さくて済む
・長方形より布が少ないため乾くのも早い
長方形は、赤ちゃんが大きくなってからでも十分使えます。
正方形のバスタオルは、体を拭く以外に使えるメリットが多いため、持ち運びや洗い替えのことも考えて選ぶのがおすすめです。
ポイント➃抗菌加工はあれば安心
バスタオルの中には、抗菌加工が施されているものもあります。
洗濯物が乾きにくい季節は、完全にバスタオルが乾いていないまま使用せざるを得ないケースも出てきます。
手で触って乾いていると思っても、湿気で菌が増殖していることもあるため、いざという時に1枚持っておくと安心です。
まとめ
ベビー用のバスタオルは、大人のものと違って体を拭く以外にも使えます。
様々な素材のものを複数枚持っておけば、使うシーンや季節によって素材の特製を活かした使い分けて下さい。
バスタオルは使い方によって育児で大活躍してくれます。
ベビー用のバスタオルは持っておくと使えるので、洗い替えだけでなく用途に合わせて数枚もっておくと便利です。
初めて購入する場合には使う用途を考えながら選びましょう。