プレママの出産準備
出産準備とは、入院中や産後すぐには外出できないため、ママと生まれてきた赤ちゃんが必要なものを、事前に準備しておくことです。ベビー用品は、使用期間が短く割高なので、後でも間に合うものは様子を見ながら買い足すようにし、必要最低限そろえるようにします。
家族に頼む、あるいはネット通販を利用すれば、後からでも購入できるので心配いりません。出産や育児はお金がかかるものなので、無駄なく賢く準備していきましょう。
入院時に必要なもの
病院と助産院、総合病院と個人産院など、どこで出産するかによっても、また事前に入院して出産するか、陣痛が始まってから入院するかによっても過ごし方が違ってきます。
一般的には、分娩・出産・産後のケアまでの入院生活は約1週間程度です。必要なものを産院側で用意してくれることも多いので、産院が決まったら、事前に確認するようにしましょう。
以下のリストを参考に準備を進めていきます。だいたい35週目くらいまでには、必要なものをそろえてバッグにまとめておき、赤ちゃんがいつ生まれても良いように準備しておきましょう。
【入院生活に必要なもの】
・パジャマ2~3着程度(授乳しやすい前開きのものが好ましい)
・生理用品 夜用の生理パッド(産後の悪露のために準備)
・お風呂セット(バスタオルやシャンプー、ボディソープなど)
・下着類(授乳しやすいブラジャーと産褥ショーツまたはサニタリーショーツ)
・歯ブラシ、コップ、お箸など
・スマホなどの充電器
・スリッパ(病院によってはかかとが付いていないといけないなどの決まりがあります)
・ボックスティッシュ
・季節によってはカーディガンなどの羽織や靴下
・母乳パッド
・母子手帳
・健康保険証
・印鑑
・筆記用具
・診察券
・立てておける小さい鏡(なくても良いですが、あると便利です)
【陣痛・分娩時にあると良いもの】
・ペットボトル用ストロー
・うちわ
・陣痛を和らげるアイテム(テニスボールなど)
【赤ちゃんに必要なもの】
※産院で用意してもらえるものもあるので、事前に確認した方が良いでしょう
・ガーゼハンカチ(10枚程度)
・おしりふき
・バスタオル(おくるみ代わりなど)
・おむつ(産院で用意してくれるところもある)
退院時に必要なもの
赤ちゃんが初めて外の世界に出る退院の日。
無事に母子ともに退院できる、この特別な日に合わせて赤ちゃんもママも少しおしゃれをするのも良いでしょう。
季節によっては、防寒対策・暑さ対策のために帽子やおくるみなどを準備しておくと安心です。
【退院時に必要なもの】
・ママの服
・赤ちゃんの服(ベビードレスやおくるみ、帽子など)
・赤ちゃんの肌着
・チャイルドシート(退院後、車で帰宅する場合)
・入院および分娩費用
初期の育児に必要なもの
退院後、自宅に戻ったら、いよいよ本格的な育児のスタートです。
まだママの体が万全ではありませんので、家事は多少手抜きをして、赤ちゃんのお世話に専念しましょう。
必要なものがちゃんと揃っていれば余裕も生まれます。
1日の生活シーンごとに基本的なアイテムを準備しておき、過不足があれば買い足したり、レンタル品を上手く活用したりすると良いでしょう。
使い方の模擬練習までしておくとより安心です。
【初期の育児に必要なもの】
・おむつ
・おしりふき
・ベビーバス
・ベビー布団、ベッド
・赤ちゃんの肌着や服
・哺乳瓶と消毒グッズ
・おむつ用ゴミ箱
・赤ちゃん用綿棒や爪切り
おむつは、実際に使ってみないと、赤ちゃんの肌に合うか分からないため、最初は1袋だけ準備し、あとは買い足すようにします。
また、哺乳瓶も、乳首の好みがあるため、様子を見ながら買い足すようにしましょう。
ベビーベッドは使用期間が限られるので、レンタル品を活用するママが増えています。
レンタル料や期間などを考え、購入とレンタルのどちらが良いかよく考えてから準備しましょう。
生まれてすぐは、外出する機会があまりないため、ベビーカーや抱っこ紐は、1ヶ月検診までにそろえておけば問題ありません。