赤ちゃんの小児科かかりつけ医
赤ちゃんが産まれたらしておきたいことのひとつが、かかりつけ医を見つけることです。
特に小児科へは、今後の定期健診や予防接種などで通うことが多くなります。そのため、赤ちゃんの成長や病気などを一貫して診てくれる、かかりつけ医を探しておく必要があります。
しかし、どんな基準でかかりつけ医を選べばいいのかわからないママも多いのではないでしょうか。
今回は、かかりつけ医を持つことのメリットと、かかりつけ小児科医の選ぶ際のポイントをご紹介します。
小児科かかりつけ医を持つメリット
かかりつけ医とは、気軽に自身の身体やのことを相談できる、顔なじみのお医者さんのことを言います。
赤ちゃんの場合、風邪などの身体のことに加えて、発達面でも相談することができる小児科医がかかりつけ医としておすすめです。
【かかりつけ医のメリット】
小児科のかかりつけ医を持つことは、
・何度も診察をしてもらうことで、赤ちゃんの様子をしっかりと把握してもらえる
・予防接種や定期健診も行うことで、総合的に赤ちゃんの成長を記録してもらえる
・アレルギーやアトピー性皮膚炎など、赤ちゃんの体質を観察、治療してもらえる
・赤ちゃんの過去の病気や投薬などを把握したうえで治療をしてもらえる
・同じ病院や医師に診てもらえるため、赤ちゃん自身も慣れやすい
・大きな病院や専門病院との連携がとれているため、必要な場合は紹介をしてくれる
などというメリットがあります。
かかりつけ医を持つ・持たないは自由ですが、いつも初めての病院へ行くとなるとママや赤ちゃんも緊張してしまいますよね。
特に初めての赤ちゃんを持つママの場合は、赤ちゃんのちょっとした変化で心配になってしまうことが多いと思います。
そんな時に親身になって相談に乗ってくれるお医者さんの存在はとてもありがたく感じますよ。
かかりつけ小児科医を選ぶ際のポイント
【かかりつけ小児科医選びのポイント①自宅からの距離】
かかりつけ医を選ぶ際の最大のポイントは自宅からの距離です。
0歳児の赤ちゃんは、生後2ヶ月から予防接種が始まり、その後何度か病院へ通う必要があります。
また緊急時に赤ちゃんを病院へ連れていく際に、自宅から遠いと大変ですよね。
特に自家用車がない家庭は、タクシーや公共交通機関で病院へ行くことを想定して、通いやすい距離の病院を選ぶようにしましょう。
【かかりつけ小児科医選びのポイント➁待ち時間】
大人ひとりでも長時間病院で待つのはつらいですが、赤ちゃんを連れて待つことは想像以上に大変です。
病院によってはwebや電話で予約を受け付けているところもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
【かかりつけ小児科医選びのポイント③看護師や受付の対応】
病院へ行くときは、小児科の医師だけでなく看護師や受付の方ともかかわることになります。
特に待合室では赤ちゃんが泣いてしまったり、時には粗相をしてしまったりすることもあるでしょう。
そんな時にしっかりと優しく対応してくれる看護師や受付の方がいる病院だと、ママも安心ですよね。
【かかりつけ小児科医選びのポイント④待合室の工夫】
赤ちゃんを連れて行く病院の待ち時間は、とても長く感じますよね。
おもちゃや絵本、DVDなどを準備してくれている病院だと、赤ちゃんも飽きずに順番を待つことができるかもしれません。
また最近は、風邪などの病気の患者さんと、予防接種や定期健診での患者さんの待合エリアを分けている病院も多いです。
0歳児のうちは病気でなくても小児科へ足を運ぶ機会が多いので、気になるママは事前に確認してみましょう。
【かかりつけ小児科医選びのポイント⑤医師との相性】
お医者さんも人間なので、さまざまなタイプの先生がいます。
とても穏やかな先生もいれば、少し厳しく感じる先生もいますよね。
どんなタイプの先生を選ぶのも正解不正解はありませんが、ママが相性が良いと思う先生を選ぶようにすると、些細なことでも相談しやすくなりますよ。
【かかりつけ小児科医選びのポイント⑥口コミを参考にする】
近所にママ友などがいる場合は、どこの小児科をかかりつけ医にしているか聞いて参考にしてみるのも良いですよ。
実際通っているママの話を聞くことで、自分の赤ちゃんも安心して診てもらうことができますよね。
ママ友が周りにいない、というママは
・支援センターや児童館の保育士さんなどに聞いてみる
・地域の子育て相談を行っている機関に教えてもらう
・インターネットで口コミを検索してみる
という方法で口コミを得ることもできますよ。
まとめ
今回紹介した小児科かかりつけ医を選ぶポイントは、すべて満たしていないといけないというわけではありません。
ママ自身が「これは譲れない!」という条件を絞って探してみるようにすると悩みすぎずに決められるかもしれませんね。
かかりつけ医は決めておくべきですが、どうしてもすぐに決めなければいけないというわけではありません。
焦らずに、赤ちゃんのことを親身になってみてくれる小児科を探すようにしましょう。