保育園探しの相談先って?
産休~育休を経て仕事復帰を考えているママにとって、保育園探しは最重要課題ですよね。
わが子を預かってくれるところがなければ、安心して働くことができません。
今はインターネットの普及により、保育園探しもネットを通じて行うママも多いですが、実はもっと効率的に探す方法があるのをご存知ですか?
それは、各自治体に設置された保育園探しの相談窓口です。
保育園コンシェルジュ、保育園ナビゲーターなど、自治体によって様々な呼び名がありますが、どれも役割はほとんど同じ。
「どこの保育園に入れたらいいの?」
「どうやって保育園を探せばいいの?」
など、お困りの方は、まずは保育園探しの相談に乗ってくれる専用窓口を利用しましょう。
今回は、そんな保育園探しの相談窓口の利用方法などについて詳しく解説します。
保育園探しの相談窓口ってどんな所?
各自治体に設置された保育園探しの相談窓口では、以下のようなサービスが受けられます。
【保育園の情報提供をしてくれる】
お住いの地域にある認可保育園や認可外保育園、ナーサリールームなど、様々な保育施設に関する情報を提供してくれます。
・自宅からどのくらいの距離に、どんな保育施設があるのか?
・入所可能な月齢はいつからか?
などの情報を得ることができるので、保育園探しを始めたばかりのママにとっては、非常に役立つことでしょう。
また、認可保育園と認可外保育園の違いや、ナーサリールーム、小規模保育園など様々な種類の保育施設について、それぞれ説明をしてくれますから、基本的な知識を得るという意味でも、利用するといいかもしれませんね。
【保育園への申し込みの方法を教えてくれる】
希望の保育園が見つかった場合に、「いつ・どのように」申し込みをすればいいのか、分からないママもいると思います。
そんなママにも、申し込みの時期や方法について丁寧に教えてくれるので、”保活”初心者のママにとっては心強いですよね。
一般的に、認可保育園と認可外保育園とでは、申し込みの仕方や時期が異なります。
適切な時期に申し込みをしないと、定員オーバーで入所できない場合もあるので注意しましょう。
【保育園の空き状況を教えてくれる】
自治体の窓口が管轄している認可保育園であれば、現在の空き状況を教えてくれることがあります。
ただし、認可外保育園などの場合は、直接施設に問い合わせないと、空き状況を知ることができません。
【認可保育園入所の難易度を教えてくれる】
地域によっては待機児童数が多いところもありますよね。
実際に、どのくらい待機児童がいて、どのような家庭状況でないと認可保育園に入れないのか、その”難易度”も教えてくれる場合があります。
基本的に認可保育園は、保育を必要とする子どもが、両親の仕事や介護など様々な理由で十分な保育が受けられない場合に、優先的に子どもを預かってくれる場所です。
つまり、優先順位が低いと、なかなか希望する認可保育園に入ることができないということ。
自分が住んでいる地域ではどのような状況なのか、詳しく聞いておくと、認可保育園にこだわらずに幅広く探せるなど、その後の保活がスムーズになりますよ。
【希望の保育園に入所できなかった場合のフォロー】
万が一、希望の保育園に入所できなかった場合についても、できる限りのフォローをしてくれることがあります。
たとえば、
・認可外保育園に入れて、認可保育園の転園希望を出す
・小規模保育園に入れて、その後預かり保育のある幼稚園へ転園する
など、様々な提案をしてくれることがあります。
「希望の保育園に入れなかった…」と落ち込む前に、自治体の窓口へ行き、専門家に相談するといいでしょう。
保育園探しの相談窓口を利用するには?
保育園探しのために各自治体に設けられた相談窓口を利用する場合は、主に以下のような利用方法があります。
自治体によっても多少異なりますので、利用する場合は事前にホームページなどで確認すると良いでしょう。
【利用方法①窓口での相談】
直接、役所などの専用窓口に行き、対面で相談することも可能です。
自治体によって、予約が必要な場合もあれば不要な場合もあります。
事前に問い合わせておくと安心ですね。
【利用方法②電話にて相談】
赤ちゃんを連れて外出するのが大変な場合は、電話にて相談を受けてくれるところもあります。
電話であれば、いつでも気軽に相談することができるので便利ですね。
【利用方法③オンライン相談】
最近では、パソコンやスマートフォンを利用し、オンラインで相談を受けてくれる自治体もあるようです。
すべての自治体で実施しているとは限りませんから、事前に確認しましょう。
まとめ
保育園探しは、妊娠中からスタートするのがおすすめです。
早めに情報収集を行い、預け先の目星を付けておくことはとても大切なこと。
今回ご紹介した各自治体の窓口以外にも、近所の先輩ママに聞いたり、地域の情報誌を見たりしながら、保育園について知識を深めておくといいですね。