ワーママが抱える”3大育児ストレス”
ワーママの多くは育児ストレスを抱えながら、心と体のバランスを保って毎日頑張っていますよね。
◎育児家事と仕事の両立に対するストレス
◎忙しくて自分の時間が持てないストレス
◎子供とゆっくり向き合う時間がないストレス
大きく分けてこの3つのストレスを抱えている人が多いのではないでしょうか。
ときには、ストレスが溜まり過ぎてイライラと家族に当たってしまうことも…。
では一体どうしたら、この3大育児ストレスを解消することができるのでしょうか?
今回は、ワーママ特有の育児ストレスの原因と対処法について詳しくご紹介します。
ワーママが抱える育児ストレスの原因
ではなぜ冒頭でご紹介したような3大育児ストレスを抱えてしまうのでしょうか?
まずはその原因から探ってみましょう。
【原因①周りの理解・協力が得られていないから】
育児家事と仕事の両立に悩むワーママは、職場や家庭での理解・協力が得られていないことが多いようです。
子供の体調不良による急なお休み、早退などについて嫌な顔をする上司や同僚がいたり、料理や掃除が行き届かないことに不満を言うパパがいたり。
不満を言わないまでも、家事も育児も非協力的なパパだと、ママだけに負担がのしかかってしまいますよね。
ワーママ自身は一生懸命やっているのに、周りから認めてもらえない悔しさもあるでしょう。
思うように仕事や育児・家事ができないストレスは、ワーママを最も苦しめてしまいます。
【原因②自分を責めてしまうから】
ワーママの多くは、小さなころから子どもを保育園に預けることに後ろめたさを感じているでしょう。
大声で寂しそうに泣くわが子と別れを告げ、仕事に行く瞬間ほどつらいものはありませんね。
また、家に帰っても家事に大忙しのママですから、子どもとゆっくり遊んだりお出かけしたりする時間がとれないことも…。
仕事をしていない周りのママと比べてしまったり、「寂しい想いをさせて申し訳ない」と自分を責めたりすることもあるかもしれませんね。
ワーママの3大育児ストレス解消法
ワーママだからこそ抱えてしまうストレスですが、それをまたリフレッシュできる時間もないので気付かぬうちにどんどん溜まってしまうこともあるでしょう。ときにはイライラが爆発し、家族に当たってしまうことも。
そんな負の連鎖が起きないよう、適度にストレスを解消していくことが大切です。
ここではそんなワーママの3大ストレスへの解消法をご紹介します。
【解消法①家族と協力する】
最も大切なことはママが1人で抱え込まないこと。
家族と協力すれば、育児や家事の負担を減らすことができます。
パパが家事に不慣れで余計に仕事が増えてしまう…という場合は、「ゴミ出しだけ」「自分が食べた食器だけ洗う」など無理のない範囲でやってもらいましょう。
たったそれだけでもママの負担が減っていきます。
パパも仕事後に家事をする大変さを少しは理解してくれるかもしれませんよ。
【解消法②家事時短サービスを活用する】
買い物はネットスーパーを活用したり家事代行サービスを活用したりするのもワーママのストレスを減らす1つの方法です。
誰かに代行してもらうことでママの時間と心の余裕が生まれますから、その分、子どもと一緒に遊んだりゆっくり休んだりすることができるでしょう。
これは決して「甘え」ではありません。「効率化」を図るための選択肢として捉えると気が楽になりますよ。
同時に、食洗器やロボット掃除機など便利家電を取り入れるのもおすすめです。
【解消法③意識的にママの休日を設ける】
ワーママほど一生懸命に家事も育児も仕事もこなす人はいないはず。
頑張ることは素晴らしいですが、心と体が悲鳴を上げていることも自覚しましょう。
ママが倒れてしまっては、子どもが不安になってしまいます。
ストレスが溜まってきたなと感じたら、限界になる前に一度リセットを。
意識して定期的にリフレッシュタイムを設けるのがおすすめです。
たとえば子どもをパパに預けて1人で買い物やランチを楽しんだり、友達とゆっくり食事をしたり、美容院などでキレイにしてもらったりするのもいいですね。
自分の時間のために子どもを誰かに預ける行為は、”わがまま”などではありません。
ママが笑顔で元気でいるために大切なことだと家族にも理解してもらいましょう。
【解消法④良い意味で”割り切る”】
仕事が思うようにいかない、子どもとゆっくり遊ぶ時間がないなどのストレスに対しては、考え方を根本から変えていくことも必要です。
誰かの迷惑になっているかも?…と捉えてしまうから、焦りやストレスを感じてしまうもの。
育児が落ち着いたらまた仕事を頑張ればいい、一緒にいる時間が少なくても子どもが楽しそうに笑っていればいいと割り切る気持ちも大切です。
まとめ
ワーママは、今回ご紹介したように頑張っているからこそ色々なことを気にしてストレスを抱えてしまいがち。
考え方を変えて、良い意味で割り切りや手を抜くことも必要です。
子どもが成長するにつれ、状況は変化していきます。一生続くわけではありませんから、今を乗り切る最善の策を考えていきましょう。