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赤ちゃんの育児行事には何がある?
赤ちゃんが誕生してから1才になるまでには、成長をお祝いするたくさんの行事が待っています。
昔から行われている伝統的な行事もありますし、中には近年になり新しく生まれたお祝いの行事などもあります。
赤ちゃんの育児行事は、思い出に残すためにしっかり準備をしておきたいでしょうし、記念に写真に残しておきたいと考えるママもいるかと思います。
どんなものがあるのか、しっかり覚えておきましょう。
赤ちゃんの育児行事①:お七夜
赤ちゃんが生まれて最初の行事がお七夜です。
生後7日目の夜に、赤ちゃんの誕生をお祝いして行います。
昔は赤ちゃんが誕生しても、この日までに亡くなってしまうということも珍しくなく、無事に赤ちゃんが育っていることをお祝いするようになったことが由来です。
赤ちゃんの命名式はこの日に行い、親族など親しい人を招いて、赤ちゃんの名前のお披露目会をします。
この時に使う命名用紙には、赤ちゃんの名前、生年月日を毛筆で記載し、神棚や床の間に飾ります。
また、近年ではこの日に記念として、赤ちゃんの手形や足形を残すという方もいます。
赤ちゃんの育児行事②:ニューボーンフォト
ニューボーンフォトとは、赤ちゃんが新生児の時期に、かわいらしい姿を写真に収めておこうという行事です。
撮影時期は、お七夜が終わったころからお宮参りの時期頃までとなっています。
ニューボーンフォトは、SNSが普及し始めた近年に広まり始めた行事です。
赤ちゃんはかわいらしい衣装を用意し、普段とは違ったかわいらしい姿を撮影し、写真に残します。
しかし、生まれたばかりでまだ首も座っていない赤ちゃんです。
無理なポーズをさせてしまう心配もありますし、衣装を着せるのも一苦労ということもあるでしょう。
写真スタジオでは、ニューボーンフォトの撮影を行ってくれるところも多くありますから、赤ちゃんの魅力を最大限に引き出せるよう、プロの力を借りて撮影するのもいいですね。
赤ちゃんの育児行事③:お宮参り
お宮参りは、生まれた土地の神様に、赤ちゃんが誕生したことを報告し、健やかな成長をお祈りする儀式です。
男の子は生後31日~32日、女の子は生後32日~33日目にお参りに行きます。
近年ではこの日にちにこだわりすぎず、赤ちゃんとママの体調や天候を考慮しながら、生後1ヶ月頃を目途に行うという方もいます。
また、地域によっては生後100日頃におこなうという所もあります。
赤ちゃんは晴れ着である祝着や、ベビードレスを着て参拝します。
ママやパパも赤ちゃんに合わせて服装を選んだり、神社に納める初穂料なども用意しなければなりません。
また、参拝後には記念に写真スタジオで写真を撮影するという家庭もあるため、準備が多い行事です。
赤ちゃんの育児行事④:お食い初め
赤ちゃんが生後100日の時に行われ、赤ちゃんの健やかな成長と、「一生食べることに困らないように」という願いを込めたお祝いの行事です。
お食い初めではお祝い全を用意し、赤ちゃんが食事をするまねごとをします。
また、丈夫な歯が生えてくるようにという願いを込め、歯固め石も用意して、口に当てて祈願します。
赤ちゃんの育児行事⑤:ハーフバースデー
赤ちゃんの生後6ヶ月の誕生日の日にお祝いをする行事で、こちらも近年広まってきた育児行事です。
特に決まったお祝いの仕方はありませんが、誕生日らしくお部屋を飾って写真を撮影したり、赤ちゃんも食べられる離乳食ケーキを用意してお祝いしたりします。
せっかくの記念日ですので、写真スタジオでかわいらしく撮影するという家庭もあります。
赤ちゃんの育児行事⑥:ファーストバースデー
日本では、赤ちゃんの最初の誕生日(ファーストバースデー)に、伝統的なお祝い方をする風習があります。
一生餅を担がせて歩いたり、赤ちゃんが選んだアイテムによって将来の職業を占う選び取りなどを行う家庭もありますが、内容には地域差もあるようです。
他にも、バースデーケーキやご馳走を用意したり、写真スタジオで撮影をしたりして思い出を残してあげるといいですね。
赤ちゃんの育児行事⑦:初節句
赤ちゃんの節句には毎年、成長を迎えたことへのお祝いをします。
特に初めて迎える節句は、初節句と言われ、家族みんなで食事会を開き、お祝いをするという家庭もあるようです。
なお節句は、男女によってお祝いの内容が異なります。
【男の子の初節句】
5月5日が男の子の初節句です。
五月人形やこいのぼりを飾ってお祝いを行います。
【女の子の初節句】
3月3日が女の子の初節句です。
ひな祭りを飾ってお祝いを行います。
まとめ
0~1歳までの赤ちゃんには、成長をお祝いする行事がめまぐるしい早さでやってきます。
中には準備が大変な行事もありますし、成長の節目に写真スタジオで写真を残したいと考えているママもいるかと思います。
準備は、計画的に進めていきたいですね。
ただし、産後はママも赤ちゃんも体調が整っていないこともあります。
すべての行事をきっちり行おうとすると、負担に感じてしまうかもしれませんね。
昔ながらのやり方というものもありますが、まずは体調を第一に考え、育児行事は簡単に済ませたり、日程をずらしておこなうということも、近年では珍しくありません。
赤ちゃんをお祝いする気持ちが大切ですから、負担のないように行っていきましょう。