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【時期別】離乳食のスープにおすすめの調理法

離乳食にスープはいつからOK?

離乳食にとても便利なスープは、離乳食初期からOKです。

 

離乳食、今日は何を作ろう?

何を作れば食べてくれるかな?

栄養はちゃんと摂れるかな?

 

毎日こんな風に離乳食に悩むママはたくさんいます。スープは離乳食初期だけでなく、中期後期になるにつれ味や調理のバリエーションも増えるので、ママの悩みが減るかもしれませんよ!

 

離乳食にスープがおすすめな理由

献立組みも大変で手間もかかる離乳食にとって、スープはかなり便利な一品です。

保存もしやすく、アレンジも簡単。一度作っておいて余ったスープは、製氷器に入れて凍らせておけば、ちょうどいいサイズの離乳食用固形スープの素になります。

 

さらに赤ちゃん用に薄味で作った後、大人用にしっかり味つけすれば食卓に一品増えることにもなりますよね!野菜の栄養が摂れつつすぐお腹が膨れて、産後のダイエットにも最適。食卓に一石二鳥以上の効果を生み出します。スープは、離乳食期のお助けアイテムと言えるでしょう。

 

時期別・離乳食におすすめのスープ調理法

離乳食におすすめの調理法を、時期別に分けてご紹介します。お腹の未発達な赤ちゃんに優しく、そして美味しいスープをそれぞれの時期に合わせて作ってあげましょう。

 

【初期は汁がメイン】

離乳食初期は、スープは具なし、味付けは素材の味が基本です。まだミルクやおっぱいからも栄養が摂れるので、離乳食から栄養を!と躍起にならなくても大丈夫。少し飲めて、スープに慣れてくれればOKです。

 

調理法は野菜のくったり煮です。野菜はよくよく洗ってから使いましょう。煮込めば柔らかく溶ける玉ねぎや、煮込むごとに野菜の甘みがスープに出る大根やキャベツ、白菜などを使うと赤ちゃんも野菜の味をより感じられます。

素材の味に慣れてきたら、昆布や干し椎茸から取った出汁も使えます。極々薄味で少しだけ使って、味がマンネリ化しないように工夫しましょう。

 

 

【中期は調理と味の幅を広げて】

離乳食中期には、煮込んだ野菜をブレンダーでペースト状にしたスープや、くたくたに煮た野菜のスープがおすすめです。歯茎でつぶせる程度の野菜を入れて、いろんな歯触りを試してあげたい時期です。

 

中期になってくると味のバリエーションも増やせます。素材の味や昆布出汁のみでなく、鰹出汁やささみ出汁、豆乳や牛乳、味噌やしょうゆなども試してみてOKです。

新しいものにチャレンジする時は一種類ずつ追加していき、体の変化にすぐ気づけるようにしてあげましょう。

 

中期のスープにおすすめの野菜は、にんじんやじゃがいもなどのすりつぶしやすいものです。

色が綺麗な枝豆やグリーンビースのペースト、コーンもしっかりすりつぶしてゆるく伸ばしてあげると、目にも美味しく食べられます。

 

 

【後期は切り方と美味しさの工夫】

あむあむもぐもぐできるようになってきた後期は、いろんな種類のものを食べれるようになってきます。

調味料のバリエーションもさらに増えて、めんつゆやマヨネーズ、バターやコンソメなどもOK!

後期以降は、チーズやニンニク、生姜など、スープをもっと美味しくできるアイテムも使えるようになりますから、もっと食の美味しさや楽しさを伝えられますね。

 

ただ市販のコンソメなどの簡易出汁の取り扱いには注意が必要です。

小麦や鶏肉、大豆を使っているものもあり、アレルギーの心配があります。

他にもお腹が未発達の赤ちゃんには刺激となり得る食品添加物も入っていて、塩分も強すぎます。

直接出汁を摂るか、無添加で離乳食に使えるものを選ぶようにしてください。

 

また、スープの具については、中期よりもたくさんの種類の野菜を入れることができます。

今まですりつぶしたり形がなくなる程煮込んできましたが、後期からはもう少し存在感を出しましょう。

小さいサイズやサイコロ状に切って、歯で潰す、噛む感覚を味わえるようにしていきます。

ただし、繊維質の強いゴボウなどの野菜はアクが強かったり消化に負担がかかったりするので、完了期以降に使うのが無難です。

 

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離乳食にスープを作るときの注意点

離乳食期通じてアレルギーにはもちろん注意を払いますが、温度にも気をつけてみてください。

 

【注意点①ヤケドに注意】

赤ちゃんにあげるときはアツアツすぎるとヤケドをしてしまい、赤ちゃんがスープやスプーンを触るのが怖くなってしまいます。

スープを飲むときはミルク同様に人肌程度に冷ましてからあげましょう。

あげるときにスプーンを使う場合は木のスプーンを使うと熱さを感じにくいのでおすすめです。

 

【注意点②食中毒に注意】

たくさん作ったスープを製氷機に入れて保存することもありますが、その際、食中毒には十分注意しましょう。

作った後にしばらく常温で置いておくのはNG。

味が決まったら一旦鍋ごと冷蔵庫や、氷水、保冷剤などで急冷します。

ある程度スープが冷えてから、製氷器に移して冷凍するようにしてください。

 

まとめ

離乳食にスープは汎用性も高く、赤ちゃんにもママにも嬉しい一品になります。ぜひ離乳食全期でスープを取り入れて、赤ちゃんに野菜の美味しさを覚えてもらいましょう。きっと好き嫌いなく野菜を食べられて、健康的な子どもに育ってくれますよ!

この記事を書いたライター

小西ちさと
小西ちさと

2歳、小5、小6の三児の母で、正しい体の使い方のインストラクターをしています。 小さな命と向き合うママは不安や心配がたくさんですよね。少しでもママの不安や疲れに寄り添い、解消できるような記事を目指しています。

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