プレママはこれを知っておこう!

初めての妊娠・出産は、分からないことだらけで不安でいっぱい。

これから少しずつ妊娠・出産に関する知識を深め、身も心もママになる準備を進めていきましょう。

 

知っておきたい基本のママ用語

【プレママとは?】

ベビーグッズやマタニティグッズを扱うお店や雑誌などで度々目にする「プレママ」という言葉。主に初めて妊娠するママを指す言葉として使われます。

 

このプレママという言葉は、「pre」「mama」が合わさってできた言葉で、「pre(プレ)」=前もって…という意味から、「ママになる前」の状態を意味しています。

 

同様の意味で「プレパパ」という言葉もあり、パパになる前の男性を意味しています。

 

一般的には、初めて妊娠するママ・パパを「プレママ」「プレパパ」と言いますが、場合によっては2回目以降の妊娠も「プレママ」「プレパパ」が使われることがあります。

 

 

【マタママとは?】

プレママと同じくよく耳にする「マタママ」

こちらは、「マタニティ」と「ママ」が合わさってできた言葉で、妊娠している女性を指します。

プレママとの違いは、初めての妊娠かそうでないかの違いということです。

 

知っておきたいマイナートラブル①つわり

妊娠中のプレママの体には、お腹の中の赤ちゃんの成長と共に、見た目だけでなく体の中でも様々な変化が起こります。

その1つとして挙げられるのが「つわり」。

つわりの症状は人によって異なりますが、主に以下のような症状が起こります。

 

 

・においに敏感になる

・食事がとれない

・激しい吐き気や嘔吐

・激しい倦怠感や眠気

 

など。

 

 

一般的にこの「つわり」は、妊娠4~7週頃から始まり、妊娠12~15週で治まってきますが、これも個人差があるようです。

つわりでつらいときは、適度に気分転換をし、食べたい物だけを食べましょう。

 

 

「病気じゃないから」と言われやすいつわりは、なかなか周囲に理解してもらえず、我慢しているプレママも多いようですが、症状がひどいときは「妊娠悪阻(にんしんおそ)」と言って治療が必要なこともあるため、早目にかかりつけの産婦人科に相談するようにしましょう。

お腹の赤ちゃんのためにも無理をしないことが大切です。

 

知っておきたいマイナートラブル②便秘

もともと女性に多い便秘ですが、今まで便秘になったことがなかったプレママでも、妊娠中は便秘に悩まされることがあります。

 

それは、妊娠中に分泌されるプロゲステロンという黄体ホルモンが、腸の働きを鈍らせてしまうからです。それに加えて、大きくなった子宮が腸を圧迫し、ぜん動運動を邪魔します。

 

特に、妊娠前から便秘がちなプレママは、ホルモンの作用でさらに便秘が悪化しますので、注意が必要です。

 

 

対策としては、

 

食物繊維を十分にとり、バランスのよい食事を心がける

・水分をしっかり摂取する

・軽い運動をする

・規則正しい生活を送る

 

などが挙げられます。

 

また、排便時に必要以上にいきむのも良くないので、食事や生活習慣を整えても便秘が続く時は早めにかかりつけ医に相談しましょう。

 

知っておきたいマイナートラブル③むくみ

妊娠中は、エストロゲンの働きで、体に水分を溜め込もうとするため、むくみやすくなります。

また、子宮が大きくなり、静脈血のうっ血が起こることでもむくみやすくなります。

 

 

対処として、塩分を控えた食事をとり、適度な運動やストレッチをして、入浴などで血行をよくしましょう。マタニティ用の弾性ソックスの着用や、脚を高くして眠る方法などもあります。

 

知っておきたいマイナートラブル④イライラや倦怠感

妊娠を維持するために、プロゲステロンという黄体ホルモンが出続ける影響で、妊娠中はイライラしたり、体が怠かったり、眠かったりします。

 

体調がすぐれないときは、無理をせず、体を休めることが大切です。

ベビー用品が掲載されている雑誌などを見ながらゆっくり過ごすといいでしょう。赤ちゃんに会える日を楽しみにし、イライラをワクワクに変えていくようにしましょう。

 

知っておきたいマイナートラブル⑤妊娠線

ホルモンバランスが変わる、この時期のお肌の変化は人それぞれですが、注意したいのが「妊娠線」です。

 

お腹やバスト、太腿に何本もできる妊娠線は、急に子宮や胸が大きく膨らんで膨張した皮下脂肪に、皮膚の伸びが追いつけず、皮下組織が断裂する「亀裂」になります。ミミズバレのように見えるのは、毛細血管が透けて見えるからです。

 

妊娠線をつくらないためには、急激に太らないように体重管理することと、しっかりと保湿ケアをすることが重要です。

妊娠7ヶ月ころから妊娠線はできやすくなるので、妊娠線ケアクリームやボディクリームなどを使って優しくマッサージして、予防をしましょう。

 

妊娠中はお肌も敏感になりますので成分表をよく確認し、赤ちゃんでも使えるくらい低刺激のものを使用すると安心です。

この記事を書いたライター

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