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赤ちゃんの名前がお七夜までに決まらない時

赤ちゃんの名前が決められない…お七夜はどうする?

赤ちゃんが生まれて最初の行事として、生後7日目には命名式を行うお七夜がやってきます。

 

赤ちゃんの名前は一生使い続けるものですから、パパとママは、じっくり考えて決めてあげたいと思っていることでしょう。

日にちが近くなってくると早く決めなければ!と焦る気持ちにもなりそうですが、赤ちゃんの名前は必ずしもお七夜までに決めなければいけないというわけではありません。

もし、お七夜までに名前が決まらなかった時は、お七夜や命名式はどのようにすればいいのでしょうか。

 

赤ちゃんの名前がお七夜までに決まらない時は?

お七夜はあくまで赤ちゃんのためのイベントです。

この日までに名前を決めなければいけないという法的な効力や厳密なしきたりはありませんので、赤ちゃんの名前がお七夜までに決まらなくても、まだ大丈夫。

では、お七夜までに赤ちゃんの名前が決まらなかった時はどのようにするのか、詳しく見ていきましょう。

 

【法律上は生後14日までに決まれば大丈夫】

赤ちゃんの出生届ですが、法律では赤ちゃんが生まれた日を含めて14日以内に提出することになっています。

ですから厳密には、何が何でもお七夜までに名前を決めなければいけないと言うことはありません。

 

【なぜお七夜までに名前を決めるよう言われているの?】

お七夜は、赤ちゃんの命名式をお行い、家族や親戚に赤ちゃんの名前をお披露目するための日です。

赤ちゃんの名前が決まっていないと命名式はできませんので、この日までに決めなければならないという思い込みがあるかもしれませんね。

赤ちゃんが生まれてから7日頃に行いますが、お七夜自体も厳密にこの日でなければならないという決まりやしきたりはありません。

 

産後のママや赤ちゃんの体調の回復が遅れていたり、家族や親戚の予定が合わなかったりすることもあるでしょうが、その場合はお七夜を遅らせることもめずらしくありません。

お七夜は多少日にちが前後しても大丈夫なので、名前が決まり次第後日に改めてお七夜を執り行うといいですね。

 

【お七夜が間に合わなくて悪いということはない】

上記の通り、お七夜は一般的には生後7日目に行うことにはなっていますが、厳密な決まりがあるわけではありません。

昔は、出生後の赤ちゃんの生存率が低かったため、7日目が迎えられることがとても喜ばしいという理由から、お七夜にお祝いをするようになったそうです。

もしお祝いをしたいようでしたら、お膳を囲んでお祝いをするお七夜だけ先に執り行い、命名式はまた後日行うというのもいいでしょう。

縁起が悪くなるということもありませんので、まずは赤ちゃんの名前を決めてあげることに専念しましょう。

 

赤ちゃんの名前がお七夜までに決まらない時に注意したいこと

名付けがお七夜を過ぎても問題はありませんが、法的には生まれた日を含めて生後14日までに、名前を決め、出生届を提出しなければならないことは覚えておかなければなりません。

 

【生後14日を過ぎても名前が決まらない時】

赤ちゃんの出生届の期限である生後14日までに名前が決まらない場合には、正当な理由があれば提出を延ばすことも可能ではあります。

この場合の正当な理由とは、例えばママが名前を決められないほど体調が悪い場合や、元夫と赤ちゃんとのトラブルを避けるためなどといった理由があるようです。

戸籍届出期間経過通知書に理由を記載し、簡易裁判所に提出をする必要があります。

名前が決まらない場合は、出生届の名前の欄だけ空欄で役所に提出し、追完届という追加書類を提出して手続きを進める方法もあります。

ただし、出生届を遅れて出すということは、それ相応の理由が必要ですし、後からの手続きが大変になります。

特に理由がないのでしたら、生後14日までには出生届を提出するつもりで準備を進めてください。

 

【出生届を提出しない場合】

正当な理由がなく生後14日までに出生届を提出しないと、5万円以下の罰金が科せられることもあります。

そのまま出生届を提出しないままでいると、赤ちゃんの戸籍と住民票が作成されない事態にもなりかねませんので、注意しましょう。

 

赤ちゃんの名前が決まらなくてもできることをしよう

赤ちゃんの名前はお七夜までに決める必要はありませんが、生後14日までには出生届を提出する必要があります。

2週間という長い期間がありますので、焦らずにできることをしていきましょう。

 

【名前の候補を出していく】

赤ちゃんのお顔を見て、名前の候補をいくつか挙げていきましょう。

 

・雰囲気から決める

・生まれた季節や日にちから連想する

・どんな子に育って欲しいか希望を書き出してみる

・パパやママの名前から一文字取って考える

 

などといった方法があります。

あまり候補を上げると逆に迷ってしまうので、いくつかの名前にとどめておきましょう。

生まれてきた赤ちゃんを、こんな名前で呼んであげたいなという響きを選択して絞っていきます。

仮の名前でも、実際に名前を読んでみるとしっくりくるものがあるかもしれませんね。

 

まとめ

赤ちゃんの名付けですが、必ずしも生後7日目のお七夜までに決めなければいけないということはありません。

お七夜はあくまで行事の1つですので、赤ちゃんの名前が決まり次第行っても遅くはないです。

まずはじっくり、赤ちゃんの名前を決めることに集中してくださいね。

 

ただし、赤ちゃんの出生届は生まれた日を含めて生後14日目までに提出しなければなりません。

じっくり考えたいところではありますが、約2週間の間に名前は決めなければならないことは覚えておきましょう。

赤ちゃんのお顔を見ながら、ぴったりの名前を考えてあげてください

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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