【生後11ヶ月】おやつの悩み
生後11ヶ月の赤ちゃんは、どんどん活発になって運動量が多くなり、離乳食も良く食べるようになってきたのではないでしょうか。
だんだんと大人の食事に近いものが食べられるようになって3回食が安定してくると、一緒に食卓を囲むのが楽しくなります。
同じものを一緒に食べると、赤ちゃんもより一層「食べる楽しみ」を感じられるでしょう。
食事と同じく楽しみなのが、おやつの時間。
おやつも、赤ちゃんと一緒に食べられたら良いですよね。
そこで今回は、生後11ヶ月の赤ちゃんのおやつ事情についてご紹介します。
おやつについてのさまざまな疑問にお答えするので、是非参考にしてみてください。
生後11ヶ月におやつは必要?
おやつは一般的に「離乳が完了する1歳~1歳半頃から、補食としてあげ始める」と良いとされています。
そのため、生後11ヶ月の赤ちゃんには必ずしもおやつをあげる必要はありません。
まだおやつは必要がないと言われる時期ですが、生後11ヶ月なら「お楽しみ」としておやつを食べている赤ちゃんが多いでしょう。
お出かけの際や、ママが少し手を離せない時などにあげる場合もありますよね。
また離乳食の進み方には個人差があるため、生後11ヶ月でもすでに離乳が完了しており、補食としてのおやつを習慣にしている赤ちゃんもいるかもしれません。
「必要ではないけれど、たまに楽しんでいる」のが大半で、赤ちゃんによっては「補食として毎日食べている」のが、生後11ヶ月のおやつの特徴のようです。
【生後11ヶ月】おすすめのおやつ
生後11ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおやつを、いくつかご紹介します。
【パンケーキや蒸しパン】
パンケーキや蒸しパンは、生後11ヶ月の赤ちゃんが大好きな手づかみ食べができます。
手づかみで食べても比較的汚れにくく、ママの後片付けも楽ですよ。
野菜や果物などさまざまな具材を入れられるので、栄養面もバッチリ。
入れるものを変えるだけで味も雰囲気も変わり、飽きが来ないのもおすすめポイントのひとつです。
【果物】
手軽に食べられる果物は、栄養もたっぷりで手づかみ食べもしやすく、生後11ヶ月の赤ちゃんのおやつにぴったりです。
授乳間隔が空いてくる生後11ヶ月頃は、お出かけがしやすくなりますよね。
バナナやみかんなど、手で皮をむいてそのまま食べられる果物は、お出かけの時のおやつとしても最適ですよ。
【生後11ヶ月】おやつの食べさせ方
生後11ヶ月のおやつ事情は大人とは違うため、食べさせ方に悩むママもいるでしょう。
どのようにおやつをあげたら良いか、目安をまとめてみました。
【時間】
たまにのお楽しみ程度であれば、特に時間にこだわらなくて大丈夫です。
寝る前を避け、次の離乳食に影響がない時間にあげると良いでしょう。
補食として毎日あげる場合は、決まった時間にあげると、生活リズムを整えるのにも役立ちます。
一般的なおやつの時間である午前10時や、午後3時位にあげましょう。
【量】
赤ちゃんせんべいなら1~2枚、ボーロなら10粒程度がこの時期の目安ですが、必ずしもこの通りにならないかもしれません。
増やすとしても、目安の量を大幅にオーバーしないように気をつけましょう。
【ポイント】
生後11ヶ月は、食べる量も体格も個人差が大きい時期です。
たまにのお楽しみや、ちょっと足りなさそうな時の補食としてなど、量もあげ方も臨機応変に対応すると良いですよ。
【生後11ヶ月】おやつをあげる時の注意点
せっかくのおやつも、場合によっては良くない影響を及ぼしたり、事故の原因になってしまったりすることもあります。
・座って食べさせる
・お菓子ではなく栄養を摂れるものを選ぶ
・あげすぎない
つかまり立ちや伝い歩きの状態でおやつを食べていると、転倒したりケガをしたりする可能性が高くなります。
また転んだときに食べ物が喉に詰まる危険もあります。
動きたい盛りの赤ちゃんには難しいかもしれませんが、必ず座って食べる習慣をつけましょう。
離乳食も後期になる生後11ヶ月なら、おやつといっても「お菓子」ではなく、栄養を摂れるものを選ぶのもポイント。
また、まだ1回に食べられる量も多くないため、おやつをあげすぎると離乳食の時間にお腹が空かなくなってしまいます。
ついついあげすぎないように十分注意してくださいね。
まとめ
生後11ヶ月は、毎日の習慣としておやつが必要になるにはまだ少し早い時期。
しかし多くの赤ちゃんが、お楽しみとしておやつを楽しんでいるようです。
またすでに離乳が完了していたり、離乳食では足りなかったりと、場合によってはおやつが必要になることもあります。
赤ちゃんの様子を見て臨機応変に対応しながら、おやつと上手に付き合っていきたいですね。