出産祝いを断られた時

出産祝いを断られた時はどうする?

親しい関係の人に赤ちゃんが生まれた際にはぜひともお祝いをしたいという気持ちが沸くかと思いますが、中には出産祝いに断りを入れるママもいます。

お祝いの気持ちとして贈りたいと思っていたのに断られてしまっては、どう対応していいのか困ってしまいますよね。

本当に出産祝いがいらないのか、それともただ遠慮をしているのか…見極めが難しい所です。

出産祝いを断られた時は、本当に贈らなくても失礼には当たらないのででしょうか。

もし断られても、お祝いの気持ちを伝えたい時はどのようにしたらいいのでしょうか。

出産を終えたママとぎくしゃくしないためにも、どうすることが最善の方法なのか考えてみましょう。

 

出産祝いを断る理由は?

本来貰うと嬉しい出産祝いですが、出産を終えたママの中には断りを入れる方もいます。

謙遜しているのでは…と捉えられがちですが、本当に出産祝いがいらなくて、貰うと困ってしまうということもあるのです。

出産祝いを断る理由として以下のことが考えられます。

 

【お返しが大変】

出産祝いの内祝いですが、相場は貰った出産祝いの半額ほどとなっています。

出産祝いを貰うママにとっては、お祝いは貰えば貰うほど内祝いにかかる金額は多くなりますし、出産後1ヶ月の時期に用意をするのは、かなりの負担と手間になります。

気心が知れた仲でしたら、相手の方から「出産祝いはいらないよ」と言ってくることも珍しくありません。

 

【育児用品を自分で選びたい】

出産祝いですが、時にはママの好みでないものを頂いて困ってしまうことがあります。

出産祝いの定番品の服やスタイですと、同じようなものをいくつも頂くこともあるのです。

赤ちゃんのための育児用品は、ママが自分でこだわって選びたいのではないでしょうか。

出産祝いを貰うことが、負担や迷惑に感じているのかもしれません。

そのため、あらかじめ出産祝いはいらないと言われることがあります。

 

【2人目以降の出産】

2人目以降の出産ですと、内祝いを用意する大変さをすでに知っています。

それに、上の子の育児用品が揃っているため、あえて出産祝いを貰って大変な思いをしなくても良いと思っているのかもしれません。

また、前回の出産の時にもお祝いを頂いているため、気を使わなくていいと思っていることも考えられます。

 

【社交辞令】

出産祝いを断られた際、見極めが必要になるケースです。

気を使わせないために、社交辞令で「出産祝いはいらないですよ」と伝えているのかもしれません。

贈らないことで失礼にあたらない間柄ならいいですが、そうでないのでしたら出産祝いに変わる何かしらの気持ちの伝え方を考える必要があります。

 

出産祝いを断られた時の対応は?

実際に出産祝いを断られた時にはどうしたらいいのでしょうか。

 

【本当にいらないか見極める】

可能なら出産祝いを断る理由を尋ねられるといいですね。

もし、本当に贈って迷惑をかけるようでしたら、言葉に甘えて渡さない方が無難といえることもあります。

しかし、社交辞令でいらないといっているようであれば、相手に負担のない程度のお祝いの品を用意するのが望ましいです。

 

【無理に贈らない

こちらが気持ちとしてお祝いの品を渡したいとしても、無理に出産祝いを渡すことで負担をかけるくらいなら、渡さないという選択肢もあります。

渡さないとしても、何かしらの形でお祝いの気持ちは伝えたいですね。

例えば、出産前でしたら軽めのランチをご馳走する、出産後に会う機会があったら、手土産などの形に残らない差し入れを持参するなどして、お祝いの気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

これでしたら、相手も内祝いを用意する必要がありません。

 

【出産祝いを渡す】

どうしてもこちらの気持ちとして出産祝いを渡したい場合や、立場上渡すべきということもあるかと思います。

相手の負担にならない程度で、貰って嫌な思いをしないような品を選んで贈りましょう。

例えば、普段使っているおむつや赤ちゃんのスキンケア用品でしたら、消耗品なので貰えるとありがたいものです。

また、ママの方へ育児を頑張って欲しいという気持ちを込めて、お菓子やお茶など、相手が気を使わない程度の贈り物を検討してみましょう。

他にも、赤ちゃんが成長したら使って欲しいという気持ちを込めて、積み木などの定番のおもちゃをプレゼントしてみてもいいかと思います。

一度は出産祝いを断られているため、渡す際には内祝いはいらない旨も一言添えるといいですね。

 

【他の人に合わせる】

職場の人や友人、親族など、自分と似ている立場の人に、出産祝いはどのようにするか相談してみましょう。

もし、周りの人が出産祝いは用意しないというのでしたら、足並みを揃えて自分も用意しないでおくのが無難です。

逆に、周りの人が用意するのであれば、同じ相場程の出産祝いを贈ることも検討してみましょう。

 

【現金や金券を送る】

出産祝いとして、現金や金券を贈るということも珍しくありません。

自分で必要な物を購入できますし、内祝いの用意にも当てられるため、貰った側も助かる物です。

ただし、贈る側の立場によっては失礼にあたることもあるので注意が必要です。

 

まとめ

出産祝いを断られた時に、実際にお祝いの品を送っても送らなくても、自分のお祝いの気持ちは何かしらの形で相手に届けられるといいですね。

また、出産祝いを贈る場合にも、相手の負担にならないような配慮が必要です。

気持ちのこもった対応ができるといいですね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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