出産祝いには絵本が人気
出産祝いに贈るものを悩んでしまったら、絵本をプレゼントしてみてはどうでしょうか。
絵本は服や育児グッズなどと異なり、受け取る側の好みに左右されることなく喜ばれる人気のプレゼントです。
また、絵本は種類が豊富な為、他の人とかぶりにくいのも人気のポイントですよ。
そこで今回は、出産祝いに絵本を選ぶ際のポイントと、おすすめの絵本をご紹介します。
出産祝いに絵本を選ぶ際のポイント
【ポイント①カラフルで見やすいもの】
産まれてすぐの赤ちゃんは視力が弱く、ぼんやりとしかものを見ることができません。
また、色の認識も初めのうちは赤や青といったはっきりとした色からになりますので、赤ちゃんに絵本をプレゼントする際は、カラフルで見やすい絵のものを選ぶようにしましょう。
特に赤ちゃんにとって赤色はいちばん初めに認識できる色とも言われているので、赤色が多く使われている絵本を選ぶと、赤ちゃんが興味を持ってしっかりと見てくれますよ。
【ポイント➁強度と安全性の高いもの】
赤ちゃんが成長すると、自分の興味のあるものは何でも口に入れて舐めてしまいます。
また、力の加減ができないので、少し目を離したすきに絵本をボロボロにしてしまうことも。
せっかくの絵本がボロボロになってしまうのも残念ですが、絵本の一部などを誤って食べてしまったりしても大変ですよね。
赤ちゃん向けの絵本の中には、ページがとても分厚くできていて破れないような工夫がされているものや、隅が丸くなっているものなどがあります。
可能なようなら一度直接手に取って、安全に長く読んでもらえそうかを確認するといいですね。
【ポイント③ママにも喜んでもらえそうなもの】
赤ちゃんへプレゼントする絵本ですが、読み聞かせするのはママの役割ですよね。
絵本は、おもちゃや服などと違い流行があまりなく、とても長い年月をかけて愛されているものもたくさんあります。
ママの子どものころから人気の絵本を選ぶことで、「懐かしいな」とママに感じてもらえることもありますよ。
読んでいるママにとってもお気に入りの1冊になるものをプレゼントしてあげましょう。
出産祝いにおすすめの絵本
【おすすめの絵本①「いないいないばあ」】
作/松谷 みよ子
絵/瀬川 康男
出版社/童心社
ネコやクマなど、かわいらしい動物と女の子が次々と「いないいないばあ」を繰り返す絵本。
シンプルな内容ですが、赤ちゃんにとっては魅力的に感じるのか、読んであげると今まで泣いていた子が笑い出すことも。
緩急をつけたり「いないない…ばあっ!」と少しためて読んであげると赤ちゃんも大喜び。
初版が1967年と、50年以上経った現在でも多くの赤ちゃんに愛されている絵本です。
【おすすめの絵本➁「くっついた」】
作・絵/三浦 太郎
出版社/こぐま社
ゾウの鼻と鼻、金魚の口と口など、動物たちが「くっついた」の言葉と共にくっつく様子が可愛い絵本。
最後には赤ちゃんとお母さん、お父さんもみんなでくっつくページになっているので、絵本を読みながら家族みんなでスキンシップを楽しむことができます。
適度な長さで絵も見やすいので、赤ちゃんのファーストブックとしても人気の高い絵本です。
【おすすめの絵本③「だるまさんが」】
作・絵/かがくい ひろし
出版社/ブロンズ新社
書店などで必ず一度は目にしたことがあるであろう「だるまさんシリーズ」の絵本は、赤ちゃんにもママにも大人気です。
その中でも、「だるまさんが」は、「どてっ」と転ぶ様子や「びろーん」と伸びる様子など、赤ちゃんの好きな擬音が盛り込まれています。
また、繰り返す心地よいリズムで赤ちゃんとママのコミュニケーションがとりやすく、赤ちゃんのお気に入りの一冊となりますよ。
【おすすめの絵本④「ノンタン おはよう」】
作・絵/キヨノ サチコ
出版社/偕成社
大人気のノンタンシリーズに、赤ちゃん向けに分かりやすく短いお話の「赤ちゃん版ノンタン」があるのをご存知でしょうか。
その中の「ノンタン おはよう」は、お話の中で日常のあいさつを知ることができます。
赤ちゃんが成長していくと、「おはよう」に合わせて頭を下げたり、「いただきます」で手を合わせたりととても可愛い姿を見ることもできますよ。
ノンタンシリーズは、1976年から愛されている大人気の絵本。
子どものころ、誰もが1度は必ず読んだことのある絵本なのではないでしょうか。
プレゼントされた赤ちゃんはもちろんのこと、ママにとっても懐かしくて喜んでもらえますよ。
まとめ
絵本は、ねんねの時期はもちろんのこと、赤ちゃんが成長して言葉を話すようになってからも長く楽しむことができます。
また赤ちゃんだけでなく、家族も一緒に楽しむことができるので出産祝いにはぴったりですよね。
ぜひ出産祝いに絵本をプレゼントして、赤ちゃんとママに喜んでもらいましょう。