【生後3ヶ月】赤ちゃんとのお風呂

生後3ヶ月の赤ちゃんとのお風呂

生後3ヶ月になると、早いと首がすわり始める赤ちゃんもいます。
まだ完璧ではなくても、少しずつ首がしっかりとしてきて、新生児の頃と比べるとお世話をしやすくなったと感じるママは多くいるでしょう。

 

その中でも、赤ちゃんとのお風呂はかなり楽に感じるのではないでしょうか。
赤ちゃんの首がしっかりしてくれば、縦抱きをしながら湯船につかれるため、ママもほっと一息つくことができるかもしれませんね。

 

そこで今回は、生後3ヶ月の赤ちゃんとのお風呂について、以下で詳しくまとめました。

 

【生後3ヶ月】赤ちゃんとのお風呂の流れ

生後3ヶ月の赤ちゃんとのお風呂の流れは、以下の通りです。

1、赤ちゃんの頭・体を洗う
2、赤ちゃんを待機場所に寝かせ、待っていてもらう
3、ママのケアを行う
4、赤ちゃんと湯船につかり温まる

 

お風呂から出た後は、赤ちゃんの保湿を行い、服を着せてあげましょう。
あらかじめ、服に肌着をセットして広げて置いておくとスムーズですよ。

 

服を着せたら、母乳やミルクで水分補給をしてください。

 

※スイマーバという赤ちゃんの首に付ける浮き輪を使用し、赤ちゃんを湯船の中で待たせている人もいますが、数々の事故が報告されています。危険なので使用はしないでください。

 

【生後3ヶ月】お風呂あがりの水分補給

【お風呂あがりには母乳かミルクを】
生後3ヶ月の赤ちゃんのお風呂あがりの水分補給に最も適しているのは、母乳もしくはミルクです
赤ちゃんがお風呂から出て保湿や着替えを終えたら、母乳やミルクで赤ちゃんの喉を潤してあげましょう。

 

しかし、母乳はいつでも好きなだけ飲ませても問題はありませんが、ミルクは授乳の間隔や量が決まっていますよね。
そのため、すぐにミルクを与えられない・・・と考えるママもいるかもしれません。

 

そんな時は、次の授乳時間の30分ほど前に、お風呂に入るようにしましょう。
すると、ちょうど授乳時間とお風呂あがりの時間がかぶるため、スムーズに水分補給をさせることができます。

 

【果汁や湯さましは与えるべき?】
赤ちゃんが生後3ヶ月となると、おじいちゃんおばあちゃん世代の人たちから、「そろそろ果汁を与えたら」と言われることがあるかもしれません。
また、「お風呂あがりには必ず湯さましを飲ませなさい」と言われることも。

 

しかし、果汁や湯さましは、生後3ヶ月の赤ちゃんに与える必要はありません。
特に果汁は、まだ離乳食を開始していない赤ちゃんにとって、アレルギーのリスクもあります。

 

また、果汁や湯さましでお腹が膨れてしまい、母乳やミルクを飲まなくなってしまうことも。
湯さましには、栄養はほとんど含まれていないため、赤ちゃんが適正な栄養を摂取するためにもこれらを与えるのは少なくとも離乳食が始まってからにしましょう。

 

とはいえ、果汁や湯さましを与えると言うのは、一昔前では育児の常識でした。
そのため、おじいちゃんやおばあちゃんは、親切心でアドバイスをしてくれているのでしょう。

 

「常識外れのことを言っている」と、違和感を覚えたりイラっとしてしまうこともあるかもしれませんが、気持ちだけはしっかりと受け止めてあげましょう。
そして、育児本などを見ながら、現代の子育てを一緒に学べると良いですね。

 

ママがゆっくりお風呂に入るには?

パパなど家族の協力がなかなか得られない場合、ママが一人で赤ちゃんをお風呂に入れることになりますよね。
赤ちゃんとのお風呂は慌ただしく、お風呂でリラックスタイム・・・とは程遠いのが現実かもしれません。
しかし、ママだってゆっくりとたまにはお風呂に浸かりたいですよね。

 

ママがゆっくりとお風呂に入る時間を確保するために、どのような方法がとられているのかをご紹介します。

 

【休日はパパがお風呂の担当】
パパの仕事の日は難しくとも、休日はパパにお風呂担当をお願いするといった家庭は多いです。
普段仕事で帰宅時間が遅く、赤ちゃんとなかなか関わる機会がないからこそ、お風呂タイムはパパと赤ちゃんの貴重な親子時間。
ママは、慣れないパパに赤ちゃんを任せるのは少し不安かもしれませんが、ぜひパパにも赤ちゃんとの時間を楽しんでもらってくださいね。

 

【赤ちゃんが眠った後再度お風呂に入る】
赤ちゃんが眠った後、再度お風呂に入るというママも少なくありません。
赤ちゃんと入る際は、あくまでも赤ちゃんのケアに集中し、赤ちゃんが眠ったら自分のためにもう一度お風呂へ入るのです。

 

お風呂へ入っている間は、

 

・パパが帰宅していればパパに赤ちゃんを見ていてもらう
・ベビーモニターを脱衣所に置いてドアを少し開けて様子を確認しながらお風呂に入る

 

という方法で赤ちゃんの安全確認をしているママが多いようです。
ベビーモニターは、防水のものを購入して、浴室へ持ち込んでも良いですね。

 

まとめ

あやすと声を出して笑うなど、たくさんの表情が見られるようになってきた生後3ヶ月の赤ちゃん。
お風呂に入ると、気持ちよさそうにしたり、中には眠ってしまったりする子もいるかもしれませんね。

 

赤ちゃんとのお風呂は、今まで一人で入っていたものに比べると非常に慌ただしく、疲れを癒すはずが一層疲れてしまうママもいるかもしれません。
できるだけパパと分担しながら、どちらかに負担がかかりすぎることのないように工夫ができると良いですね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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