生後3ヶ月の赤ちゃんのお世話

生後3ヶ月の赤ちゃんのお世話ポイント

生後3ヶ月の赤ちゃんは、だんだんと首がすわり始める子も増えてきます。
赤ちゃんの首がしっかりとしてくることで、お風呂や抱っこなどのお世話がぐんと楽になりますよね。

 

また、あやすと声を出して笑ったりと、仕草や表情がますます可愛くなってくるのもこの時期。
今回は、そんな生後3ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイントについてご紹介します。

 

【生後3ヶ月】赤ちゃんへの授乳

【授乳回数は気にしすぎないで】
生後3ヶ月の平均的な授乳回数は1日に6~8回ほどですが、それ以上に頻回な子も多くいます。
おっぱいを飲むことは赤ちゃんにとって、食事以外にママのぬくもりを感じる安心要素でもあるため、授乳回数が平均より多かったとしても気にしすぎないで大丈夫です。

赤ちゃんのリズムをしっかりと把握してあげましょう。

 

【外出時にあると便利なもの】
母乳育児のママは、授乳ケープを1枚用意しておくと、どこでも授乳することができるため安心です。
授乳ケープは授乳以外にも、ブランケット代わりやおむつ交換の際に赤ちゃんの下に敷くなど、その他のお世話にも活用できて便利ですよ。

 

また、ミルク育児のママは、外出時の荷物が増えてしまうのが悩みどころですよね。
そこで使い捨て哺乳瓶や、液体ミルクを活用してみるのもおすすめです。
これらは、外出時以外にも、災害時にも活躍してくれるので少し備蓄しておくと安心ですよ。

 

【生後3ヶ月】赤ちゃんのおむつ交換

【おむつのまとめ買いに注意】
おむつはまとめ買いをするととてもお得なことがあります。
しかし、0歳の赤ちゃんの成長スピードは著しいです。

 

特に低月齢の時期に使用するSサイズは、赤ちゃんによってはすぐにサイズアウトしてしまうことも。
履けなくなって余ってしまったということのないように、計画的に購入するようにしましょう。

 

【おむつかぶれに注意】
赤ちゃんの肌はとてもデリケートなため、おむつかぶれなどの肌トラブルがつきものです。
赤ちゃんのお尻が赤くなってきたら、市販のおしりふきの使用は一旦中止して、ぬるま湯を含ませたコットンで優しくふき取ってあげるようにしましょう。

夏場などはムレによって特にお尻が荒れやすい時期なので要注意です。

 

【生後3ヶ月】赤ちゃんのお風呂

【お風呂での事故に注意】
低月齢の赤ちゃんのお風呂で多い事故としては、

 

・赤ちゃん用の浮き輪の使用
・風呂蓋に寝かせておいた

 

などが挙げられます。

 

赤ちゃんの首に取り付ける浮き輪は、その姿がとても可愛らしいことから人気の商品。

しかし、これはお風呂サポート道具ではありません。スイミングをサポートする道具であり、常に必ず見ていられる状態で使用するものです。
間違った使い方をしたために、ママが自分の体や髪を洗っていて目を離した間に浮き輪が外れ、溺れしまう事故の報告があります。

このようなことから、赤ちゃん用の浮き輪をママがお風呂に入るためのお風呂のサポート道具として使用するのは絶対におすすめできませんので、ママが自分の体を洗っている時は、バスマットなどを使用して赤ちゃんに待っててもらいましょう。

 

また、ママが体を洗っている時に、赤ちゃんを風呂蓋に寝かせておく方もいるようですが、そのまま蓋が外れて赤ちゃんが溺れてしまう事故も多くありますので大変危険です。絶対にしないように注意してください。

 

生後3ヶ月頃になると、育児にも「慣れ」が出てきて「これくらいなら大丈夫だろう」と思いがちですが、お風呂での事故は一歩間違えると命を落としかねません。

ママは自分のケアをしながら赤ちゃんのお世話もしなければならないのでとても大変ですが、便利グッズを活用するなど工夫をしながら、赤ちゃんから目を離すことがないようにしましょう。

 

【生後3ヶ月】赤ちゃんとの遊び方

【うつぶせ運動】
赤ちゃんをうつぶせにすると、首を持ち上げようと一生懸命な姿が見られます。
うつぶせにすることで、首の筋力の発達や、赤ちゃんの視界が広がるといった効果が得られます。
今まで仰向けだけだった赤ちゃんも、見たことのない景色に大喜びするかもしれませんね。
うつぶせ運動中は、赤ちゃんから常に目を離さないようにしましょう。

 

【まねっこ遊び】
生後3ヶ月頃から、「あーあー」や「くーくー」と言った声を発するクーイングをする赤ちゃんが増えてきます。
ママも一緒になって、赤ちゃんのクーイングの真似をして遊んでみましょう。
ママから反応が返ってくると、赤ちゃんも嬉しそうにする様子が見られるかもしれません。

 

【生後3ヶ月】赤ちゃんの服装

【大人マイナス1枚が基本】
生後3ヶ月頃から、赤ちゃんはとても暑がりになります。
今までは大人と同じ枚数を着せていましたが、この時期からは「大人マイナス1枚」を基本として服を着せてあげましょう。

 

夏場などは、家では肌期のみで過ごしても良いでしょう。
肌着のみで過ごすと、おむつ替えや着替えなど、他のお世話もしやすいですよ。

 

【生後3ヶ月】お世話の注意点

【3~4ヶ月健診を受けよう】
ほとんどの自治体や病院、クリニックで、赤ちゃんの3~4ヶ月健診が実施されます。
赤ちゃんの発育や健康状態を確認するための大切な健診なので、案内が来たら必ず受けるようにしましょう。
健診では、ママが日頃不安に感じていることや疑問点などを医師に質問してみてくださいね。

 

まとめ

生後3ヶ月になると、赤ちゃんのお世話もだんだんと慣れてきて、少しだけ余裕ができるようになるママもいるのではないでしょうか。
ママだけでなく、パパにも赤ちゃんのお世話に慣れてもらうよう、積極的に育児参加を促しましょう。

赤ちゃんは、ママとパパ2人の大切な子どもであることを忘れないようにしてくださいね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

この記事もおすすめ

int(16)

【生後3ヶ月】赤ちゃんの写真を撮ろう

生後3ヶ月の成長を写真に収めておこう 生後3ヶ月頃の赤ちゃんは、体付きがしっか...

赤ちゃんのお食い初めの祝い方

赤ちゃんの「お食い初め」とは? 赤ちゃんが生まれると、健やかな成長を願い、様々...

【生後3ヶ月】働くママの悩み

【生後3ヶ月】働くママの悩みとは? 赤ちゃんが生後3ヶ月を迎えると、早期復帰を...

生後3ヶ月に発生する赤ちゃんの事故

生後3ヶ月の赤ちゃんの身近に起こる事故 赤ちゃんも生後3ヶ月になると、首が据わ...

【生後3ヶ月】赤ちゃんの夜泣き

生後3ヶ月の赤ちゃんの夜泣き 生後3ヶ月になると、首もだんだんとすわり始めて赤...

赤ちゃんのお食い初めにケーキは必要?

赤ちゃんのお食い初めにケーキは必要? もうすぐ迎えるお食い初め。 赤ちゃんの...

赤ちゃんの笑顔が見られる時期は?

赤ちゃんの笑顔が見られる時期は?

赤ちゃんの笑顔はいつから見られる? 寝ているだけでもかわいい赤ちゃん。そんな赤...

生後3ヶ月の赤ちゃんへのプレゼント

3ヶ月の赤ちゃんへプレゼントを贈ろう 生後3ヶ月の赤ちゃんは、首がすわりはじめ...

生後3ヶ月の赤ちゃんの服選び

生後3ヶ月の赤ちゃんの服選び 生後3ヶ月の赤ちゃんは、首がすわりはじめてだんだ...

生後3ヶ月の赤ちゃんの注意すること

家の中での注意点 生後3ヶ月になると、そろそろ首がすわり始める赤ちゃんが増えて...

【3ヶ月】赤ちゃんが泣くのは黄昏泣き?

【3ヶ月】赤ちゃんが泣くのは黄昏泣き?

赤ちゃんが泣き続ける「黄昏泣き」とは 首が座って喃語も話始め、おもちゃやいろん...

睡眠時間と生活リズム(月齢2~3ヶ月)

月齢が進むと睡眠時間も変わる 2~3ヶ月になると、ママは赤ちゃんのお世話に慣れ...

生後3ヶ月の赤ちゃんの幼児教育

生後3ヶ月の赤ちゃんの発達と接し方 生後3~4ヶ月になると、首がすわる子が増え...

【生後3ヶ月】赤ちゃんとのお風呂

生後3ヶ月の赤ちゃんとのお風呂 生後3ヶ月になると、早いと首がすわり始める赤ち...

赤ちゃんの生後100日はお祝いする?

生後100日の赤ちゃんのお祝いって? 赤ちゃんが産まれた日を生後0日とカウント...

【生後3ヶ月】赤ちゃんとママの過ごし方

【生後3ヶ月】赤ちゃんとママの過ごし方

生後3ヶ月の赤ちゃんの過ごし方 赤ちゃんが生まれて3ヶ月。 まだまだ手がかか...

乳児「3,4ヶ月健診」の内容は?

乳児「3,4ヶ月健診」とは 赤ちゃんの健康状態や発育の状態を把握し、病気の早期...

生後3ヶ月の赤ちゃんはこれを知っておこう!

生後3ヶ月の赤ちゃんの体の発達 【生後3ヶ月の平均身長】 男の子:57.5~...

乳幼児健康診査の内容

乳幼児健康診査で行われる主な内容 乳幼児健康診査(乳幼児健診)は、主に乳幼児の...

ベビーのお食い初め用食器の選び方

ベビーのお食い初め用食器とは? お食い初めは、生後100日前後に、赤ちゃんが一...

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php