生後3ヶ月の赤ちゃんの夜泣き
生後3ヶ月になると、首もだんだんとすわり始めて赤ちゃんのお世話が楽になったと感じるママもいるかもしれません。
しかし、今まで夜泣きがなかった赤ちゃんも、生後3ヶ月ごろから夜泣きが始まる子もいます。
今回は、生後3ヶ月の赤ちゃんの夜泣きについて、原因や対処法などを詳しくご紹介します。
【生後3ヶ月】赤ちゃんの夜泣きの原因
【お腹が空いている】
母乳はミルクに比べて消化がされやすく、腹持ちが悪いです。
そのためお腹がすぐに空いてしまい、夜泣きにつながることもあります。
また、混合育児の場合は、ミルクの量を既定の量よりも少なく与えているママもいると思います。
しかし、実際の母乳量は目に見えて分かりません。
そのため、思った以上に母乳が出ておらず、ミルクが足りていないということも考えられます。
【赤ちゃんが不快な思いをしている】
・おむつが濡れている
・暑い、寒い
・(肌着の縫い目やタグなどが)かゆい
これらのような理由で、赤ちゃんが不快になり、夜泣きにつながることもあります。
【生後3ヶ月】赤ちゃんの夜泣きの対処法
【基本的なお世話をする】
まずは授乳やおむつ替えなど、基本的なお世話をして、赤ちゃんの様子をみましょう。
お腹が空いていたり、おむつが濡れていたりするのが原因の場合は、これらのお世話をしてあげることで夜泣きがおさまります。
【赤ちゃんの服装を見直す】
生後3ヶ月になると、赤ちゃんは今までと異なり暑がりになるので、これまでよりも薄着にさせる必要があります。
目安としては、大人の服装マイナス1枚です。
この枚数には、掛け物も含まれます。
新生児の時の感覚のまま、赤ちゃんに服を着せていると明らかに「着せすぎ」となります。
赤ちゃんに服を着せすぎると、赤ちゃんはその暑さから夜泣きをしてしまうこともあります。
そのため、赤ちゃんを薄着にさせてあげると、夜泣きが改善することもありますよ。
【赤ちゃんを安心させる】
赤ちゃんが夜泣きをしたら、ママが抱き上げて優しく声をかけてあげましょう。
ママが歌を歌うなど、赤ちゃんの安心できる音を聞かせてあげるのも良いですよ。
・ドライヤーの音
・水が流れる音
・掃除機の音
・ビニール袋を丸める音
・ホワイトノイズ
・雨音
・波の音
これらは、赤ちゃんが安心する音であるとも言われています。
赤ちゃんが安心できる音をまとめて聞くことができるアプリもあるので、自分にあったものをインストールしておいても良いですね。
「母乳」にこだわりすぎなくてもOK
赤ちゃんが夜泣きをする原因は上述したように様々ですが、母乳育児のママは授乳方法を工夫してみてはどうでしょうか。
赤ちゃんが「空腹」で夜泣きをしている場合、母乳量が足りていない可能性も考えられます。
もちろん、赤ちゃんの体重が順調に増えていればそこまで過度な心配は必要ありません。
夜眠る前のみミルクを足すことで、腹持ちが良くなり夜泣きが治まる赤ちゃんもいます。
ミルクは、赤ちゃんに母乳を飲ませた後にあげるようにしましょう。
もしかしたら、ミルクを飲ませることに抵抗があるママもいるかもしれません。
もちろん、母乳は赤ちゃんにとってメリットがたくさんあります。
しかし、母乳にこだわりすぎずにミルクの力を借りても良いのです。
ママと赤ちゃんに負担がかからない育児の方法を探してみてくださいね。
赤ちゃんの夜泣きとママの睡眠
赤ちゃんが生まれてとてもかわいいはずなのに、夜泣きをされるとイライラしてしまう…。
そんな自分自身にも悩んでしまっているママもいるのではないでしょうか。
睡眠不足は身体面でのつらさを感じるだけでなく、情緒不安定になったり判断力が鈍ったりと精神面でも不調をきたします。
そのため、赤ちゃんの夜泣きでイライラしてしまうことは決して珍しいことではありません。
しかし、ママとしてはできる限りイライラせずにすごしたいですよね。
そのため、ママの睡眠時間の確保は子育てをする上では非常に重要なのです。
まずは、日中は赤ちゃんと一緒に昼寝をすること。
赤ちゃんが昼寝をすると、どうしても「家事をしなければ」と思うかもしれません。
しかし、赤ちゃんが幼いうちは家事は本当に最低限のものだけで良いのです。
何よりもママの睡眠時間の確保を優先しましょう。
そしてパパの休みの日には、赤ちゃんを見ていてもらいまとまって眠る時間をもらいましょう。
「パパはせっかくの休みなのに…」と遠慮してしまうママもいるかもしれません。
しかし赤ちゃんは、ママだけの子どもでなく、パパとママ2人の大切な子どもです。
2人でお世話を分担し合いましょう。
まとめ
赤ちゃんのお世話にも慣れ、赤ちゃんが生まれる前のように家事もこなしたいと思うママもいるでしょう。
しかし、先述したように、赤ちゃんが夜泣きをしてしまうとママが睡眠不足になってしまいますよね。
赤ちゃんのお世話がすんだら、
①ママの睡眠や休息時間
②ママのリフレッシュの時間
③家事の時間
といった優先順位でかまいません。ママのストレスがたまらないような生活スタイルを探してくださいね。