【生後7ヶ月】おやつの悩み

【生後7ヶ月】おやつの悩み

生後7ヶ月の赤ちゃんは、2回の離乳食にも慣れてきた頃ではないでしょうか。

徐々に舌でつぶせる程度の柔らかいものを食べられるようになり、一生懸命モグモグしている姿がとても可愛いですよね。

 

市販の赤ちゃんのおやつには、対象月齢が表示してあるものがほとんどです。

生後5、6ヶ月のおやつはあまり見かけませんが、生後7ヶ月頃~の記載があるものは多くあるため、興味を持つママも多いでしょう。

 

そこで今回は、生後7ヶ月のおやつについて考えてみました。

「生後7ヶ月におやつは必要なの?」「あげるならどのようなおやつが良い?」などの疑問にお答えします。

 

生後7ヶ月におやつは必要?

一般的には、生後7ヶ月の赤ちゃんにおやつは必要ありません。

母乳やミルクで栄養の約60%、離乳食で約40%を取れているといわれるため、おやつはなくても良いのです。

 

しかし生後7ヶ月からのおやつを見かけるようになると、あげてみたいですよね。

食べることが大好きな赤ちゃんなら、いろいろな食べものに触れさせてあげたい、と思うのは当たり前でしょう。

 

もちろんママの判断になりますが、まだ必要ないからあげないのではなく、あくまで「お楽しみ」位なら、量やタイミングを考えてあげても良いかもしれませんね。

 

【生後7ヶ月】おすすめのおやつ

市販のものにも食べられるおやつが増えてきた生後7ヶ月には、どのようなおやつがおすすめなのでしょうか。

 

【赤ちゃんせんべい】

赤ちゃんのおやつといえば、思い浮かべるママが多いのが赤ちゃんせいべい。

生後7ヶ月になると、市販でもさまざまな種類が売られています。

 

はじめてであれば、ママが小さく割ってあげても良いかもしれません。

慣れるまでは口の中にひっついて飲み込みにくいこともあるため、ミルクや白湯、お茶に浸すのもおすすめです。

 

また生後7ヶ月頃なら手先も器用になってくるため、様子を見て割らずにそのまま持たせてあげましょう。

最初はうまく食べられなくても、そのうち上手に持って食べるようになりますよ。

 

【卵不使用のボーロ】

くちどけの良いボーロは食べやすく、生後7ヶ月の赤ちゃんにもぴったり。

しかし市販のボーロは卵を使用しているものが多いため、注意が必要です。

 

離乳食の進み具合にもよりますが、卵白を試すのは生後7~8ヶ月頃から。

おやつに卵入りのボーロをあげるのが心配な場合、卵なしのボーロはいかがでしょうか。

さつまいもやかぼちゃ、粉ミルクに、水と片栗粉を加えてオーブンで焼けば、簡単に卵なしの手作りボーロができますよ。

 

【パンがゆ】

離乳食期の主食として活躍するパンがゆは、生後7ヶ月の赤ちゃんのおやつにもなります。

少しパンの形を残して食感を楽しめるようにしたり、バナナを入れて甘くしたりすると、よりおやつの雰囲気が味わえますよね。

冷凍ストックとして多めに作った際に、少しおやつとしてあげると、赤ちゃんも喜ぶでしょう。

 

【生後7ヶ月】おやつの食べさせ方

生後7ヶ月の赤ちゃんの、おやつの食べさせ方をまとめてみました。

 

【時間】

まだ決まった時間におやつをあげる時期ではないため、特に時間にこだわる必要はないでしょう。

ただし、授乳や離乳食に響かない時間を選ぶのがおすすめです。

 

【量】

離乳食の進み具合が良くない場合でも、おやつをたくさんあげるのは良くありません。

おやつではなく、2回の離乳食を少しずつでも進めることが優先。

赤ちゃんせんべいなら1~2枚、ボーロなら10粒程度で十分です。

 

【ポイント】

授乳や離乳食に支障が出ない時間に、赤ちゃんが食べきれる少量をあげましょう。

栄養面ではまだおやつは必要ないため、習慣にならないように気をつけたいですね。

 

【生後7ヶ月】おやつをあげる時の注意点

生後7ヶ月は市販で食べられるおやつが増えてくることから、はじめてのおやつをあげるママも多いようです。

あげる前には注意点を確認し、危険のないようにしたいですね。

 

【原材料や月齢チェックを忘れずに】

市販のものは、対象としている月齢を確認してからあげましょう。

また、月齢が記載してあるとつい安心してあげてしまいそうになりますが、離乳食の進み具合や試したことのある食材は、赤ちゃんそれぞれです。

原材料を見て、食べたことのある食材を使用したおやつを選べば、アレルギーの危険を避けられますよ。

 

【寝転がった状態やおんぶであげない】

寝転がった状態やおんぶであげるのは、喉に詰まらせる原因になります。

おやつはもちろん、自分で食べること自体に慣れていない生後7ヶ月なら、なおさら危険です。

おやつでもママがしっかりと見守り、安定した姿勢であげましょう。

 

【砂糖の量に注意】

砂糖の使用は、基本的に9ヶ月以降を推奨しています。

生後7ヶ月では、風味付け程度に最小限に抑え、おやつでの砂糖の摂りすぎに気をつけましょう。

 

まとめ

市販のものでも食べられるおやつが増える生後7ヶ月。

おやつデビューをする赤ちゃんも多いかもしれませんね。

まだおやつは必要ない時期なので、ママの判断でお楽しみとして、たまに試してみるのがおすすめです。

赤ちゃんの安全に配慮することを忘れず、はじめてのおやつを楽しんでくださいね。

この記事を書いたライター

中岡ゆり
中岡ゆり

5歳と2歳の男の子を育児中のママライター。ワンオペの毎日は大変ですが、バタバタと賑やかに過ごしています。 現在はパートをしながら、在宅ライターとしても活動中。ちょっとしたことで不安になり、心配していた0歳児育児。 同じように悩むママたちが、今しかない赤ちゃんとの貴重な時間を安心して楽しめるきっかけになるような記事をお届けしたいと思います。

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