ベビーバスはいつ買うのが正解?
産まれたばかりの赤ちゃんは抵抗力が弱いため、赤ちゃん用のお風呂を用意して洗ってあげるのがいいとされています。
このことを沐浴と言いますが、細菌感染などから赤ちゃんを守るというのが目的です。
大人が普段使っている湯船には、見えない雑菌などが存在していることがあるため、新生児時期は湯船に入れるのではなく、赤ちゃん用のお風呂を用意してあげるのが一般的。
その赤ちゃん用のお風呂としてよく使われるのがベビーバスです。
産前の両親学級や産院でもベビーバスを使った沐浴指導をされる場合があるでしょう。
【ベビーバスを使うのはいつまで?】
ベビーバスを実際に使うのは、赤ちゃんとママが産院を退院してから、生後1ヶ月頃までが多いです。
産まれて1ヶ月経つと、徐々に赤ちゃんに抵抗力がついてきます。
生後1ヶ月頃にある1ヶ月健診で、大人と一緒のお風呂でも入っていいと許可が下りたら、沐浴は卒業です。
そのため、実際にベビーバスを使うのは1ヶ月程度という場合が多いでしょう。
そんな使用期間の限られるベビーバスですが、いつ頃に買うといいのかについて紹介します。
ベビーバスはいつ買うといい?
赤ちゃんの沐浴に使うベビーバスは、いつ買うのがいいのでしょうか。
【ベビーバスは産前に購入が◎】
ベビーバスは赤ちゃんが産まれ、ママと赤ちゃんが退院したらすぐに使うことが多いものなので、産前に買っておきたいものの1つです。
どちらかというと大物のベビーグッズに入ることがため、できればまだ身動きがとりやすく、お買い物に行くのにも余裕のある、妊娠8ヶ月頃を目安に購入を考えるといいかもしれません。
ベビーバスには、次のように様々な種類があります。
・昔からある安定感のあるプラスティックのベビーバス
・キッチンや洗面所のシンクにすっぽりハマるタイプ
・空気を入れて膨らませるタイプ
・折りたたみできるタイプ
・赤ちゃんを寝かせたまま洗えるマットタイプ
など。
これらの中にも、手が滑って赤ちゃんをベビーバスの中に落としてしまわないようずり落ちを防止する支えがついているものや、赤ちゃんの頭を支えてくれる枕がついたものもあります。
また、大きくなってからも、水遊びで使ったり、ボールプールとして使ったりできるものを選ぶ方もいます。
それぞれに衛生面や収納面などのメリットデメリットがあります。
これらを踏まえながら、お家の事情や、ママとパパの好みに合わせて、ママもパパも納得するものを選ぶのが一番。
そのためには、やはりどのようなものを購入するか話し合う余裕のある産前に購入するのがいいでしょう。
あまりにも早く買いすぎると、場所をとってしまう場合もあるので、収納に余裕がない場合は避けた方がいいですね。
【里帰りする場合は里帰りしてから購入】
また、赤ちゃんが生後1ヶ月になる頃までは里帰りをするというママもいますね。
その場合ベビーバスを使うのは、主に里帰り先ということになります。
里帰り先の家族とも相談して、購入を考えましょう。
里帰りの場合は、里帰り前に購入してしまうと、持ち運びが大変になることがあります。
どのようなものを購入するかだけを考えておき、実際に買うのは里帰りしてから、里帰り先の家族と一緒に購入するのがおすすめです。
そもそもベビーバスって必要?
先述したように、ベビーバスは基本1ヶ月程度しか使わないことがほとんどです。
もちろん、赤ちゃんが生後1ヶ月を過ぎても、ワンオペなどで一緒にお風呂に入るのが不安な場合などに使う方もいます。
しかし、だんだん赤ちゃんが大きくなると、片手で赤ちゃんを支えて片手で洗うのは大変。
最近では折りたためるタイプなど場所を取らないタイプのベビーバスもありますが、そうでなければ保管にも場所を取ります。
そのため、購入ではなくレンタル商品を利用したり、お下がりを貰ったり、たんすの引き出し等で代用する方もいます。
(ただし、新品のものを購入する場合と異なり、レンタル品やお下がりなどを利用する際には傷や汚れなどがある場合もあるため、衛生面での注意は必要です。)
このように、ベビーバスは必ず購入しないといけないものではありません。
レンタルやお下がりなど、色んな選択肢があるので、産後しばらくの赤ちゃんの沐浴をどうするかも、産前の余裕のあるうちに、夫婦で話し合って決めておくといいですね。
まとめ
ベビーバスは赤ちゃんが産まれてすぐの新生児期に必要なベビーグッズです。
そのため、産前のうちに購入するのがいいでしょう。
身動きのとりやすい妊娠8ヶ月頃がおすすめです。
しかし、ベビーバスは使用期間が一般的に1ヶ月間と短いものです。
購入するのか、レンタルするのか、また代用品を使うのかなど、その点も含めて産前の余裕のある時期に、パパと話し合っておくといいでしょう。
また、生後1ヶ月頃までは里帰りをする予定のママは里帰り先の家族とも相談して、購入を考えるのがおすすめ。
赤ちゃんを清潔に、そして安全に沐浴する方法を考えてみてくださいね。